ドカンと一発60分!

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ドカンと一発60分!
ジャンル バラエティ番組
企画 渡辺プロダクション
出演者 土居まさる
桂三枝(現・6代目桂文枝
キャロライン洋子
伊東四朗
小松政夫
製作
制作 NET
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1975年10月6日 - 1976年3月29日
放送時間月曜20:00 - 20:54
放送分54分
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ドカンと一発60分!』(ドカンといっぱつろくじゅっぷん)は、1975年10月6日から1976年3月29日までNET(現:テレビ朝日)系列の月曜20時00分 - 20時54分(JST)に放送されたバラエティ番組である。

企画・制作は渡辺プロダクション

概要[編集]

スター・オン・ステージ あなたならOK!』『ビッグスペシャル』『ビッグワイド60分』に続く、渡辺プロ制作バラエティの第4弾。今回は様々なコーナーを設けた、純粋なバラエティとなっている。

司会は『ビッグワイド』の土居まさるが単独で担当、そしてレギュラーはそれまでのザ・ドリフターズに代わり、桂三枝(現・6代目桂文枝)・伊東四朗小松政夫キャロライン洋子が加入している。

開始当初は『ビッグワイド』と同じ公会堂での公開番組だったが、1976年1月の放送から、「どこまでホントなの?」と銘打ってスタジオ収録に変更したが、結局半年で終了。

後年のテレビ朝日の回顧特番でもあまり紹介されず、日本テレビの『木曜スペシャル』での番組(オールスター新旧120人おもしろ大合戦)で、「低俗番組のいろいろ」の一つとして「トラ地獄」が取り上げられたぐらいだった。

出演者[編集]

司会
レギュラー

スタッフ[編集]

主なコーナー[編集]

新婚夫婦[編集]

  • 三枝とキャロラインが扮する、団地住まいの新婚夫婦のコント。
  • 後期になっても行われていたが、途中で伊東と小松率いる町内会が現れて、「町内演芸大会」と銘打ち、一般の子供がものまね歌合戦を行っていた。その中で三枝が「電線音頭」を披露していた。

バカ・ブス親子[編集]

  • 伊東扮する父親と、小松扮する子供のコント。
  • 後期になると「ツンツク親子」と改名し、小松が毎回「♪ツンツクツクツクツン…」(箏曲春の海の冒頭)と歌いながら登場した。

三枝のお作法教室[編集]

  • 後期のコーナー。表面上はお作法コントだが、実はコメディアンをトラ地獄にかけるドッキリ。
  • 三枝が先生、女性ゲスト3名と男性コメディアンが生徒にそれぞれ扮し、お作法のコントをする。そして三枝がコメディアンに「○○を取ってきて下さい」などと言ってセット裏に出し、その間に三枝と女性ゲストはセットから出て、代わりにトラを1頭入れ、鉄格子を付けて檻にする。何も知らないコメディアンが戻って来ると、そこにはトラが居て驚くという仕掛け。

楽曲[編集]

終了後[編集]

・当番組の終了後、渡辺プロ制作路線は変えないものの、番組はドラマへと変更し、『金のなる樹は誰のもの』→『バケタン家族』を放送した。その後に『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』を開始し、「桂三枝の電線音頭」は当番組の出演者だった伊東と小松によって、この歌詞と曲調を子供向けにアレンジ(以前のは歌詞の大半が下ネタに近い内容だった)した「デンセンマンの電線音頭」として大ブレイクする事となる。

関連項目[編集]

NET 月曜20時枠
【当番組までバラエティ番組枠】
前番組 番組名 次番組
ドカンと一発60分!