鼓浪嶼

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座標: 北緯24度26分50秒 東経118度03分46秒 / 北緯24.44722度 東経118.06278度 / 24.44722; 118.06278

鼓浪嶼
Gulangyu-1.jpg
鼓浪嶼の夜景
繁体字 鼓浪嶼
簡体字 鼓浪屿

鼓浪嶼(ころうしょ、簡体字: 鼓浪屿北京語発音はグーランユー)は、中華人民共和国福建省廈門市にある島。現地で話される閩南語の発音に基づいてコロンス島とも呼ばれる。かつて万国共同租界が置かれており、他国の影響も受けつつ独自の建築文化を発達させたことが評価され、2017年に世界遺産リストに登録された[1]

廈門は、アヘン戦争後の1842年に結ばれた南京条約で開港した5港の一つであったが、島には領事館が置かれ、西洋人が多く住んでいた。現在も洋館や教会などが存在する。

植民地時代、島に中国で唯一のピアノ博物館があったため、島は「ピアノの島(鋼琴之郷)」と呼ばれていた。現在は観光の島として、多くの観光客で賑わっている。島内にはもと日本領事館オランダ領事館・スペイン領事館(カトリック教会を併設)・イギリス領事館などが現存しており、標識を立てるなど観光地化されていないが、旅行ガイドは説明してくれる。[2]

バイク走行禁止とされている。

観光スポット[編集]

鼓浪嶼の景観(遠方に廈門の中心地区を望む)

世界遺産[編集]

世界遺産 歴史的共同租界、鼓浪嶼
中華人民共和国
Gulangyu.jpg
英名 Kulangsu: a Historic International Settlement
仏名 Kulangsu, un établissement historique international
面積 316.2 ha (緩衝地域 886 ha)
登録区分 文化遺産
文化区分 遺跡
登録基準 (2), (4)
登録年 2017年(第41回世界遺産委員会
公式サイト 世界遺産センター(英語)
地図
鼓浪嶼の位置(中華人民共和国内)
鼓浪嶼
使用方法表示

2017年の第41回世界遺産委員会で登録された。

登録基準[編集]

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

有名人[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Sites in Cambodia, China and India added to UNESCO’s World Heritage List (Saturday, 8 July 2017 at 19:00)世界遺産センター、2017年7月9日)
  2. ^ 島内にあるもと日本領事館