サルウィン川

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サルウィン川
Salween
Nujiang
River
Salawin river at Mae Sam Laep.jpg
ミャンマーとタイとの国境を流れるサルウィン川
中華人民共和国の旗 中国, ミャンマーの旗 ミャンマー, タイ王国の旗 タイ
雲南省
地域 チベット
支流
 - 左支流 モエイ川
モーラミャイン
源流 青海山脈
 - 所在地 無名の氷河, チベット, 中国
 - 標高 5,350m (17,552ft)
 - 座標 北緯32度43分15秒 東経92度13分33秒 / 北緯32.72083度 東経92.22583度 / 32.72083; 92.22583
合流地 アンダマン海
 - 所在地 モーラミャイン, ミャンマー
 - 標高 0m (0ft)
 - 座標 北緯16度11分39秒 東経97度35分00秒 / 北緯16.19417度 東経97.58333度 / 16.19417; 97.58333座標: 北緯16度11分39秒 東経97度35分00秒 / 北緯16.19417度 東経97.58333度 / 16.19417; 97.58333
長さ 2,815km (1,749mi)
流域 324,000 km² (125,100 sq mi)
流量
 - 平均 4,978 m3/s (175,796 cu ft/s) [1]
サルウィン川流域
サルウィン川デルタ域(1994年10月)

サルウィン川(アルファベット表記:SalweenまたはSalwineThanlwin中国語: 怒江)はチベットを源流とし、中国雲南省を流れ、ミャンマー(ビルマ)北東部のシャン台地にあるカヤー州カレン州を南下してマルタバン湾アンダマン海)に注ぐ。一部ミャンマーとタイの国境を成す。長さは2,400kmにおよぶ。

特性と流域[編集]

急流が多く、しばしばこの流域は “中国のグランドキャニオン”、“アジアの大地溝帯” などとよばれ、河口から119kmの地点までしか船が入れない。そのため経済的には流域の殆どの地域で役に立っておらず、ミャンマーの一部地域で木材の搬出に利用されている程度である。

その一方、流域には7,000種を超える植物と、80種の希少種および絶滅危惧種の動物と魚が暮らす。ユネスコはこの流域を「世界で最も多様性に富む温帯生態系かもしれない」とし、2003年、上流域を世界遺産に登録した。(→三江併流

ヌー族(怒族)は中華人民共和国が公的に認知している56の少数民族の一つで、この民族名はこの川の中国名 怒江から名づけられた。

問題点[編集]

サルウィン川はダムが作られていない川としては東南アジアで最も長い河川である。しかし現在、主にミャンマー領内でいくつかのダムが提案されており議論を呼んでいる。

2004年2月、中国の温家宝首相が雲南省に13のダムを作る計画の一時停止を命じた。

しかしタイとミャンマーの政府はいくつかのダム建設を計画している。そのうち一つは多くの問題を起こしている三峡ダムより大きいといわれている。2006年4月、タイとミャンマーは60億米ドルをタサンダムに投じるよう協定を結んだ。

両国はハッジーにもダムを計画し、2006年5月に実現の可能性を調べるため測量を開始したが、ミャンマーが流域に住むカレン族を軍事攻撃したため中止された。ダムの主たる建設者であるタイ発電公社は2007年9月に測量を再開したが、武装勢力の攻撃により測量技師が死亡、再延期となった。元々の工期では2007年11月着工、2013年完工を目標としており、遅れは避けられない状況である。

支流[編集]

主な橋[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Water Resources of Myanmar”. AQUASTAT. 2010年9月21日閲覧。 “Website gives Salween discharge as 157 cubic kilometers per year, which translates to roughly 4,978 m3/s”

外部リンク[編集]