千山

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中国・鞍山の千山風景区(入口)
中国・鞍山の千山風景区(景色)

千山(せんざん、Qian Shan、満州語:Minggan Alin)は、中国遼寧省鞍山市の南東18kmの山地である。古くは積翠山と呼ばれていた。またの名を千頂山、千華山、千朶蓮花山と呼び、峰の数が999あるといわれ、千に限りなく近いため千山と名づけられたといわれる。長白山脈の支脈である千山山脈の中にあり、これは遼寧省の東北から南西に向かって、遼陽市海城市蓋州市岫岩満族自治県金州区まで実に長く200数kmにおよぶ。

主峰は鞍山市東南に位置して、海抜708.3m。主峰を核にして奇岩がおりなし名勝が多い。国家AAAA級で千山風景区と呼ばれ、中南部景区、大仏景区、西海景区、御覧山景区にわかれていて、その景色は「東北明珠」と称えられている。

名勝古跡は200箇所以上を数える。中国の仏教五大聖地の1つで、今から1400年ほど昔の北魏の時代の足跡が残っており、隋、唐の時代には廟が建てられている。祖越寺、龍泉寺、香岩寺、中會寺などの7つの寺があり、一日中焼香が絶えず、深山に鐘の音が響く。廟の1つ南泉庵の対面の山頂に高さ70mの千山弥勒大仏があり、中国三大巨仏のひとつで千山大仏節が毎年6月6日に行われる。清代に道教が入ってきて、無量観など12の(道教寺院)や財福宮など9つの殿堂、10の庵のを有する。

中国全土の森林割合は 13%と非常に少ないが、千山の森林割合は、97%に達し多くの樹木が茂り、たくさんの花が咲き、多くの動物が生息する。

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