鴨方駅
鴨方駅 | |
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2011年3月より使用の駅舎の南口 | |
かもがた Kamogata | |
◄金光 (3.5km) (4.0km) 里庄► | |
所在地 | 岡山県浅口市鴨方町六条院中3214 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | W 山陽本線 |
キロ程 | 178.4km(神戸起点) |
電報略号 | モタ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,161人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1891年(明治24年)7月14日 |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
鴨方駅(かもがたえき)は、岡山県浅口市鴨方町六条院中にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。
概要[編集]
浅口市の中心駅である。快速「サンライナー」は基本的に通過となるが、朝ラッシュ時の岡山行きが2本だけ停車する。浅口市やJR西日本によって橋上駅化工事(2011年3月完成)や駅前広場整備が行われた[1][2]。
歴史[編集]
1891年(明治24年)7月24日に鴨方駅として開業。当時の所在地は浅口郡六条院村であり、鴨方村(のちに鴨方町)は別の場所であった。六条院村はその後六条院町を経て1955年(昭和30年)4月1日にようやく鴨方町となった。開業当初より鴨方駅の名称となった理由は不明。
年表[編集]
- 1891年(明治24年)7月14日 - 山陽鉄道 倉敷駅 - 笠岡駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1962年(昭和37年)10月24日 - 昭和天皇と香淳皇后が竹林寺天文台(国立天文台岡山天体物理観測所)へ行幸啓のため、特別列車で下車[3]。
- 1971年(昭和46年)11月16日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1986年(昭和61年) - みどりの窓口営業開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2011年(平成23年)3月26日 - 橋上駅舎が完成、使用開始。
- 2013年(平成25年)12月21日 - 鴨方駅南横断歩道橋(全長60メートル)が開通。開通式典が行われる[4]。
- 2016年(平成28年)4月8日 - CTC化に伴い改札口とホームに設置されたLED式発車標の使用を開始。
駅構造[編集]
島式ホーム1面2線のホームを持つ地上駅で橋上駅舎を有する。改札口は1ヶ所のみ。
以前は単式・島式の複合型で、島式ホームの片側が使われていない2面2線のホームを持つ地上駅であった。中線(旧2番線)があったがホーム西端から上下本線のポイント部分以外はレールが剥がされ、残った部分は保守用車が使用していた。その後、橋上駅舎化工事の際に旧2番のりばを1番線側に拡張して新1番のりばとし、単式ホーム(旧1番のりば)の使用を停止(同時に旧3番のりばを2番のりばに改番)。現在の1面2線に整理された。橋上駅舎完成後も場内・出発信号機は引き続き設置され、閉塞の境界となっている。
新倉敷駅管理の直営駅で、ICOCA利用可能駅でもある(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。橋上化に伴い、改札口にIC専用の改札機が1台増設された。
以前は岡山駅等と同様に入線メロディが導入されていたが、後に廃止され音声と電子ベルのみの放送になり、さらに2012年2月から入線放送がJR西日本標準のものに更新されたが、2016年5月12日の運行管理システム稼働に伴い、駅自動放送が再更新された。
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | W 山陽本線 | 上り | 倉敷・岡山方面 |
2 | 下り | 福山・尾道・広島方面 |
利用状況[編集]
1日の平均乗車人員は以下の通りである[5]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 3,195 |
2000 | 3,112 |
2001 | 3,094 |
2002 | 2,974 |
2003 | 2,938 |
2004 | 2,778 |
2005 | 2,803 |
2006 | 2,728 |
2007 | 2,787 |
2008 | 2,748 |
2009 | 2,681 |
2010 | 2,665 |
2011 | 2,694 |
2012 | 2,817 |
2013 | 3,033 |
2014 | 2,988 |
2015 | 3,158 |
2016 | 3,161 |
駅周辺[編集]
- 国道2号
- 岡山県道194号鴨方停車場線
- 浅口市役所
- おかやま山陽高等学校
- 天満屋ハピータウン鴨方店
- マルナカ鴨方店
- ナンバ鴨方店
- 鴨方郵便局
- 中国銀行鴨方支店
- エディオン鴨方店
バス路線[編集]
- 浅口ふれあい号(南口)
隣の駅[編集]
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ “都市再生整備計画(鴨方駅周辺整備事業)”. 浅口市役所 (2009年4月30日). 2009年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月8日閲覧。
- ^ “新鴨方駅(自由通路)のデザイン決まる”. 浅口市役所 (2009年8月25日). 2009年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月8日閲覧。
- ^ 太田健一 『井原・笠岡・浅口今昔写真集』 樹林舎、2014年、30, 64頁。ISBN 978-4-902731-73-6。
- ^ “鴨方駅南横断歩道橋が開通” (PDF〈5,821KB〉). 広報あさくち 平成26年2月号 (NO.95) (浅口市役所): p. 28. (2014年2月1日) 2014年8月12日閲覧。
- ^ 『岡山県統計年報』
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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