高橋史朗

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高橋 史朗
たかはし しろう
人物情報
生誕 土橋史朗[1][2]
1950年
日本の旗 日本 兵庫県龍野市(現・たつの市
国籍 日本の旗 日本
出身校 早稲田大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了
学問
研究分野 教育学
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高橋 史朗(たかはし しろう、1950年 - )は、日本政治活動家教育学者。一般財団法人親学推進協会理事長、モラロジー道徳教育財団道徳科学研究所教授[3]

日本会議政策委員[4][5]新しい歴史教科書をつくる会副会長、明星大学教授・同大学院教育学専攻主任、麗澤大学道徳科学教育センター客員教授などを歴任。専攻は占領下の日本教育史。その他にも「感性教育」、臨床教育学ホリスティック教育学、「親学」などを研究している。

経歴[編集]

兵庫県龍野市(現・たつの市)出身。旧姓は土橋。早稲田大学在学中、生長の家学生会全国総連合(生学連)委員長を務めた[1][2]。1973年3月、早稲田大学第一文学部人文専修卒業[6]。生学連のOB組織である「日本青年協議会」に参加[7][8][2]

1974年11月、日本青年協議会は、教科書を作成し、教育理論家や活動家の拠点校を増やすことなどを目的とする下部組織「日本教育研究所」を設立。高橋が事務局長に就いた[8]。生学連女子学生対策局長だった高橋こずえと結婚し、高橋姓となった[1][3]

1978年3月、早稲田大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了。高校講師となる。学校を休み、同年10月3日に日本武道館で行われた「元号法制化実現国民会議」の総決起国民大会に出席し、参加者2万人を代表して大会決議文を朗読した[9]。その後、スタンフォード大学フーヴァー戦争・革命・平和研究所研究員となった[10]

1980年11月、明星大学人文学部専任講師。1984年4月、人文学部助教授。1990年4月、人文学部教授。1995年4月玉川大学大学院講師兼任。2016年4月、明星大学教育学部特別教授[6]

臨時教育審議会(政府委嘱)専門委員、国際学校研究委員会(文部省委嘱)委員、神奈川県学校不適応(登校拒否)対策研究協議会専門部会長を経て、青少年健全育成調査研究委員会(自治省委嘱)座長などもつとめた[11]

主張[編集]

米国の日本占領政策[編集]

米国の戦後の日本占領政策について、米国が「日本が二度と立ち上がれないような政策」を行ったとしており、それがその後の日本人の「自虐意識」を育てることになったと主張している[12]

子どもの権利批准条約[編集]

1990年に「『子どもの権利条約』批准・署名運動には慎重な対応を」という記事を『改革者』(政策研究フォーラム)に寄稿した[13]

教育・男女共同参画[編集]

高橋の論文は日本青年協議会機関誌『祖国と青年』に数多く残っており、1975年11月号の『無国籍歴史教育・その問題点』[14]では「日教組が明確な『階級史観』に立脚し、低劣な『善玉悪玉論』で徹底した『革命教育』をしているのは明らか」と主張。1977年には「日本教育研究所」事務局長として「若者の凄惨な爆弾闘争は、歴史の中における一体感を身につけなかった悲劇」「天皇―国家―自己の生命を貫いている根源的な価値に目覚めさせることが最も本質的な課題」と座談会で述べた[15]

1996年12月2日、藤岡信勝西尾幹二らが中心となって「新しい歴史教科書をつくる会」(略称:つくる会)の結成記者会見が開かれる。西尾は「この度、検定を通過した7社の中学教科書は、証拠不十分のまま従軍慰安婦の強制連行説をいっせいに採用した」との声明を発表。声明文に藤岡、西尾、高橋、小林よしのり坂本多加雄深田祐介山本夏彦阿川佐和子林真理子の計9人が呼びかけ人として名を連ねた[16][17][18]

2006年の教育基本法改正に奔走した[19]

親学[編集]

現在家庭の教育力が低下・崩壊の危機に瀕していると考え、まず親が子育ての方法を学ぶという「親学」の概念を提唱している。児童の発達障害は治療可能であると主張している[20][21]。高橋の助言により、大阪市において大阪維新の会が、「家庭教育支援条例」案に親学を盛り込む条文を検討、作成している[22][23]。この条例案は、医師や発達障害児の保護者から、内容が「学術的根拠がない」「偏見を増幅する」[23][24][25]との批判を受け、維新の会代表である大阪市長橋下徹も、批判に同調しつつ条例案に否定的なコメントを述べたため、維新の会大阪市議団はいったん謝罪[26]、その後、この条例案を撤回した[23]

朝日新聞のインタビューで「親学をうたった家庭教育支援条例を制定する自治体が増えている」との質問に対し、「僕の提唱する狭義の親学とは異なる。」と答え、「狭義の親学の特徴は「主体変容」の思想」すなわち「責任を他に転嫁しない。自分が変われば周りが変わるという考え方。英語のtransfomationの訳だ。」と語り、J.C.スマッツが「宇宙における統一体の起源と進歩を運命づける原理」としている「全体論」という意味の「ホーリズム(holism)」と結びつけた[27]

憲法[編集]

「『美しい日本人の心』を支えてきたのが、親心と孝心(子が親を思う心)、すなわち『家族の絆』であった」として、「GHQから押し付けられた」日本国憲法第24条を「なんとしても改正するか創設すべき条項」に挙げている[27]

子ども家庭庁[編集]

子ども家庭庁の名称について、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)系メディアの「Viewpoint」や「正論」(産経新聞社)などで〈このような不当な理由で「家庭」を削除する自民党議員の不見識さには開いた口が塞がらない〉〈子供の危機的状況は家庭の問題と明らかに密接不可分である。家庭を視野に入れた「こども家庭庁」であるべきだろう〉と主張していた[28]

活動[編集]

埼玉県教育委員[編集]

2004年12月に埼玉県知事上田清司に招聘され、埼玉県教育委員会の教育委員に任命された。高橋は「新しい歴史教科書をつくる会」の役員をつとめている、扶桑社版教科書監修者でもあった[29]ため(この時点では既に辞任、監修も外れていた)、“教育委員という教科書採択に関わる立場として特定の教科書の関係者が加わることは不適切である”(地方教育行政法違反の疑い)として日教組、出版労働者(共産党系)、一部の教育学者や歴史学者[30]日本共産党社会民主党、さらに高橋哲哉らが結成したグループなどが抗議運動を行った。高橋は着任後、2005年8月に行われた教科書採択においては、当該科目の採択において退席するという配慮を行ったが、結局扶桑社版は採択されなかった。

2007年10月25日、埼玉県教育委員長に選出された(任期は2007年10月26日より1年間)。2008年10月に再任されたが、教育委員の任期切れに伴い同年12月26日付で退任した[31][29]

東京都男女平等参画審議会委員[編集]

2006年5月1日、東京都男女平等参画審議会の第3期委員25名の一人として高橋が選出されたことが発表された。これを受け、東京都の男女平等参画政策の後退を憂慮する市民の会(呼びかけ人は若桑みどりら28人)は5月3日〜5月18日で合計802名の賛同署名および13団体からの賛同を受けた「憂慮声明」が、同月22日に都庁知事室および生活文化局へ提出された。

男女共同参画会議委員[編集]

2013年3月27日、フェミニスト関係者の「mネット・民法改正情報ネットワーク」などの十一女性団体[どこ?]弁護士・有識者[誰?]らが、男女共同参画会議議員に高橋が就任したことに対して、フェミニスト団体から「高橋氏はジェンダーへのバッシングの急先鋒(せんぽう)として知られ、男女共同参画会議議員として極めて不適格」とした抗議文を会議議長の菅義偉内閣官房長官(当時)に提出されている[32]

その他[編集]

  • 1996年には、選択的夫婦別姓制度導入に反対する「夫婦別姓に反対し家族の絆を守る国民委員会」の呼びかけ人を務めた[33]
  • 独自の「脳科学」を論拠に講演や出版を行っている[34]

人物[編集]

統一教会との関係[編集]

  • 1992年、「それまでの性教育・性科学分野では、一度もその名を聞いたことがなかった明星大教授・高橋史朗」が、「全く唐突に「性交教育」「コンドーム教育」などとラベリングし、性教協("人間と性"教育研究協議会)の会員を名指しで攻撃を始めた」「統一協会の機関誌や広報誌に彼の言説がのっていることから、宗教がらみであることがわかった」「性教育の基本理念である「自分の性と身体は自分のもの」ということが、統一協会の教義である性とからだは教祖・文鮮明のものであるということに反するということであった」と指摘されている[35]
  • 2016年8月13日、「このままでいいのか、日本!」という、幸福の科学ニューヨーク支部長が参加していた在米日本人の団体が主宰し、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が会場となっているイベントに、自民党の杉田水脈議員や徳永信一弁護士らと共に講演をした[36]
  • 上記について、2016年8月5日、杉田はツイッターに『幸福の科学統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もないのですが、どうしても宗教団体の名前が出ると日本国内では過敏に反応して「バックに宗教団体がいるでは」と言った憶測が飛び交い、苦情や問い合わせが事務所にあります。ので、その都度このように否定します。』と投稿した[37][38]
  • 2018年12月14日、高橋は旧統一教会関連の保守系のワシントンタイムズ紙の姉妹紙、日刊紙「世界日報」の読者でつくる世日クラブの定期講演会で、「教育再生の根本問題」と題し講演した[39]
  • 高橋は子ども家庭庁の名称について、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連の保守系の日刊紙の月刊雑誌の「Viewpoint」で〈家庭を視野に入れた「こども家庭庁」であるべきだろう〉などと主張していた[28]
  • 高橋は旧統一教会関係の日刊紙『Viewpoint』に、2018年10月13日から2022年7月19日にかけて25本もの記事を載せていた[40]

その他[編集]

役職[編集]

著書[編集]

  • 『「総点検」戦後教育の実像-荒廃と歪みの構図を探る』(PHP研究所, 1986年11月)ISBN 4569218741
  • 『教科書検定』(中央公論社中公新書〉, 1988年2月)ISBN 4121008677
  • 『天皇と戦後教育』(ヒューマン・ドキュメント社, 1989年2月)ISBN 4795232598
  • 『悩める子供たちをどう救うか ―いじめ、登校拒否、非行から立ち直った感性教育の現場から―』(PHP研究所, 1991年5月)ISBN 4569530605
  • 『魂を揺り動かす教育-全国の教育現場を行脚して』(日本教育新聞社出版局, 1991年6月)ISBN 4890550607
  • 『教育再生の課題』(上・下、日本教育新聞社出版局、1993年) 
  • 『間違いだらけの急進的性教育-エイズ・性をどう教えるか』(黎明書房, 1994年2月)ISBN 465401554X
  • 『検証・戦後教育-日本人も知らなかった戦後50年の原点』(広池学園出版部, 1995年8月)ISBN 4892053821
  • 『感性を活かすホリスティック教育 ―いじめ・不登校を克服し、子どもの「いのち」を救う―』(広池学園出版部, 1996年6月)ISBN 4892053953
  • 『平和教育のパラダイム転換』(オピニオン叢書:明治図書出版, 1997年3月)ISBN 4181663035
  • 『歴史教育はこれでよいのか』(東洋経済新報社, 1997年4月)ISBN 4492221530
  • 『歴史の喪失-日本人は自らの歴史教育を取り戻せるのか』(総合法令出版, 1997年8月)ISBN 4893465597
  • 『臨床教育学と感性教育』(玉川大学出版部, 1998年4月)ISBN 4472112418
  • 『「学級崩壊」10の克服法。―親と教師はこう立ち向かえ!―』(ぶんか社, 1999年10月)ISBN 4821106876
  • 『日本文化と感性教育 ―歴史教科書問題の本質―』(モラロジー研究所, 2001年11月)ISBN 489639125X
  • 『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』(致知出版社, 2014年1月)
  • 『「日本を解体する」戦争プロパガンダの現在』(宝島社, 2016年3月)
  • WGIPと「歴史戦」 「日本人の道徳」を取り戻す』(モラロジー研究所, 2019年1月)
ブックレット
  • 『魂を揺り動かす教育-多賀大社文化振興基金講演集 第2輯』(多賀大社文化振興基金, 1996年8月)
  • 『脳科学から見た日本の伝統的子育て 発達障害は予防、改善できる』(モラロジー研究所・生涯学習ブックレット, 2010年12月)ISBN 978-4896391947
  • 『家庭教育の再生 今なぜ「親学」「親守詩」なのか。』(明成社ブックレット, 2012年9月)ISBN 978-4-905410-13-3

共著・編著ほか[編集]

  • 『占領下の教育改革』(至文堂「現代のエスプリ」, 1984年12月)
    • 『臨教審』(至文堂「現代のエスプリ」, 1985年7月)
    • 『社会科と歴史教育』(至文堂「現代のエスプリ」, 1988年6月)
    • 『児童の権利条約』(至文堂「現代のエスプリ」, 1992年11月)
    • 『性と生命の教育』(至文堂「現代のエスプリ」, 1993年4月)
    • 『感性教育』(至文堂「現代のエスプリ」, 1997年11月)
  • 『臨教審と教育基本法-臨教審のゆくえと日教組の混迷』(杉原誠四郎と共著、至文堂「現代のエスプリ別冊」, 1986年6月)
  • 『占領下の教育改革と検閲-まぼろしの歴史教科書』(ハリー・レイと共編著、日本教育新聞社出版局, 1987年1月)ISBN 4930821681
  • 『新学力観を活かす学校教育相談』(学事出版, 1996年2月)ISBN 4761904682
    • 改訂版『心を育てる学校教育相談』(学事出版, 1998年12月)ISBN 4-7619-0601-4
    • 増訂版『子どもがいきいきするホリスティックな学校教育相談』(学事出版, 2006年1月)ISBN 4-7619-1166-2
  • 『癒しの教育相談理論-ホリスティックな臨床教育学』(癒しの教育相談 第1巻、明治図書出版, 1997年8月)ISBN 4180177161
  • 『学級経営に活かす教育相談』(癒しの教育相談 第4巻、明治図書出版, 1997年8月)ISBN 418018026X
  • 『ホリスティックな学校づくり-感性を育む』(癒しの教育相談 第2巻、明治図書出版, 1997年10月)ISBN 4180178109
  • 『ホリスティックな教育相談-保護者への援助』(癒しの教育相談 第3巻、明治図書出版, 1997年10月)ISBN 4180179296
  • 『親が変われば子は変わる!-感性・心の教育フォーラム』(濤川栄太と共著、扶桑社, 1998年7月)ISBN 4594025277
  • 『感性教育による人間変革』(明治図書出版, 1999年9月)(講座=感性・心の教育 第1巻)ISBN 4180281171
  • 『感性教育による授業変革』(明治図書出版, 1999年9月)(講座=感性・心の教育 第2巻)ISBN 4180282119
  • 『感性教育による学級変革』(明治図書出版, 1999年9月)(講座=感性・心の教育 第3巻)ISBN 4180283158
  • 『感性教育による教師変革』(明治図書出版, 1999年9月)(講座=感性・心の教育 第4巻)ISBN 4180284197
  • 『感性教育による学校変革』(明治図書出版, 1999年9月)(講座=感性・心の教育 第5巻)ISBN 4180285134
  • 『私たちの美しい日の丸・君が代-現場教師がやさしい解説とエピソードで綴る』(石井公一郎監修、編著、明成社, 2000年5月)ISBN 4944219024
    • 改訂版『私たちの美しい日の丸・君が代-子供たちに伝える国旗・国歌物語』(石井公一郎監修、編著、明成社, 2003年5月)ISBN 4944219202
  • 『新しい教科書誕生!!』(編著、PHP研究所, 2000年9月)ISBN 4569612555
  • 『ふっと気づいてふっと感じて』(監修:全国教育関係神職協議会企画編集、展転社, 2000年10月)ISBN 488656187X
  • 『新しい日本の教育像』(共著、富士社会教育センター, 2001年8月)ISBN 4938296608
  • 『こころの瞳で』(監修:全国教育関係神職協議会企画編集. おうふう, 2001年9月)ISBN 4273032031
  • 『「命の大切さ」を実感する心の教育 ―この体験が生徒を変えた―』(監修:学事出版, 2004年3月)ISBN 4761910275
  • 『学校教育を変えよう』(石川水穂・若月秀夫と共著、自由国民社, 2004年4月)ISBN 4426121116
  • 『親学のすすめ ―胎児・乳幼児期の心の教育―』(親学会[他]、監修、モラロジー研究所, 2004年8月)ISBN 489639092X
  • 『ホーリズムと進化』(J.C.スマッツ、石川光男・片岡洋二と訳、玉川大学出版部, 2005年7月)ISBN 4472403161
  • 『続 親学のすすめ』(親学会[他]、監修、モラロジー研究所, 2006年9月)ISBN 4896391276
  • 『卒業式・入学式-学校現場での国旗・国歌の指導は当然-国際的礼儀学ぶ権利踏み躙る「東京地裁判決」』(石井昌浩・百地章・鈴木由充との共著、明成社, 2007年3月)ISBN 978-4944219544
  • 『親が育てば子供は育つ [第三の教育論シリーズ1] 』(MOKU出版, 2007年4月)ISBN 978-4900682696
  • 『これで子供は本当に育つのか [第三の教育論シリーズ2] 』(MOKU出版, 2007年4月)ISBN 978-4900682702
  • 『君たちが、日本のためにできること 大学生に伝えたい祖国との絆』(共著:明成社, 2011年3月)ISBN 978-4-944219-99-5
  • 『物語で伝える教育勅語 親子で学ぶ12の大切なこと』(監修:明成社, 2012年11月)ISBN 978-4-905410-16-4
  • 『「慰安婦」謀略戦に立ち向かえ! 日本の子供たちを誰が守るのか?』(共著:明成社, 2017年5月)

出演[編集]

  • 『性教育過激派のねらい』(ビデオ)[45][46]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c 俵 2017, p. 18.
  2. ^ a b c 『右翼・民族派事典』 1976, p. 224.
  3. ^ a b 高橋史朗 (2022年4月6日). “62 – ウェルビーイングを「幸和」として捉え直し、道徳教育の実践化を目指す”. 公益財団法人モラロジー道徳教育財団. 2024年2月14日閲覧。
  4. ^ a b 竹下郁子 (2017年5月29日). “埼玉県の小学校で配られた「愛国文書」の中身(2/2ページ)”. AERA dot.. 2024年1月30日閲覧。
  5. ^ 市谷知子議員 再要望項目一覧 令和4年度9月補正分”. 鳥取県. 2024年2月12日閲覧。
  6. ^ a b 教員情報”. 明星大学. 2016年5月14日閲覧。
  7. ^ 寺田 2017.
  8. ^ a b 俵 2016, pp. 18–20.
  9. ^ 祖国と青年』1978年12月号、日本青年協議会、45-47頁。
  10. ^ 2014年度講師紹介”. グローバルリーダー育成塾. 公益社団法人日本青年会議所 日本再興会議. 2016年10月5日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i j https://www.coco-de-sica.com/lecture/takahashi_siro.html
  12. ^ 高橋史朗『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』致知出版社、2014年1月29日、[要ページ番号]頁。ISBN 978-4-8009-1029-5 
  13. ^ 『改革者』改革者フォーラム、1990年9月号。 
  14. ^ https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000948330-00
  15. ^ 藤生明 (2016年12月2日). “日本会議をたどって II 3 新しい教科書を作る”. 朝日新聞: p. 夕刊4版 2面 
  16. ^ 『毎日新聞』1996年12月3日付大阪朝刊、社会、27面、「『従軍慰安婦強制連行』削除を 歴史教科書でもゴーマニズム宣言 書き直しを陳情」。
  17. ^ 「会創設にあたっての声明を出した同会呼びかけ人(一九九六年十二月二日)声明文」 『西尾幹二全集 第17巻』国書刊行会、2018年12月25日。
  18. ^ 西尾幹二「なぜ私は行動に立ち上がったか―新しい歴史教科書の戦い」 『西尾幹二全集 第17巻』国書刊行会、2018年12月25日。
  19. ^ 藤生明 (2016年12月6日). “日本会議をたどって II 5 教育基本法改正 その先に憲法”. 朝日新聞: p. 夕刊4版 2面 
  20. ^ “【解答乱麻】豊かな言葉がけ見直そう”. 産経新聞 (産経新聞社): p. [要ページ番号]. (2010年4月19日) 
  21. ^ 『脳科学から見た日本の伝統的子育て―発達障害は予防、改善できる』生涯学習ブックレット、2010年11月1日。 
  22. ^ 林由紀子 (2010年5月2日). “家庭教育支援条例案:虐待防止狙い 維新の会、提案へ”. 毎日jp (毎日新聞社). オリジナルの2012年5月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120511095312/http://mainichi.jp/area/news/20120502ddn041010009000c.html 2012年5月8日閲覧。 
  23. ^ a b c “維新の会、条例案提出を撤回 「偏見助長」など批判受け”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2012年5月7日). オリジナルの2012年5月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120508115531/http://www.asahi.com/national/update/0507/OSK201205070092.html 2012年5月7日閲覧。 
  24. ^ 林由紀子 (2010年5月7日). “大阪維新の会:家庭教育支援条例案に批判続々”. 毎日jp (毎日新聞社). オリジナルの2012年5月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120507174819/http://mainichi.jp/select/news/20120507k0000e010106000c.html 2012年5月7日閲覧。 
  25. ^ 家庭教育支援条例(案)に対する声明 ―私たちはこんな条例望んでいません―”. 発言する保護者ネットワーク from 大阪 (2012年5月7日). 2016年10月5日閲覧。
  26. ^ “「親の愛情不足で発達障害」 維新市議団が条例案文面を謝罪”. J-CASTニュース (ジェイ・キャスト). (2012年5月7日). https://www.j-cast.com/2012/05/07131272.html 2016年10月5日閲覧。 
  27. ^ a b c “日本会議研究 家族編 上 「親学」にじむ憲法観”. 朝日新聞: p. 朝刊14版 4面. (2016年6月17日) 
  28. ^ a b こども庁「こども家庭庁」への名称変更はトンデモ「親学」を提唱する日本会議・高橋史朗と自民党極右勢力の仕業だった!”. 本と雑誌のニュースサイト/リテラ. 2022年7月19日閲覧。
  29. ^ a b “高橋氏が埼玉県教委委員長退任へ 「つくる会」元副会長”. 47NEWS. 共同通信. (2008年12月9日). オリジナルの2011年11月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111110070532/http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008120901000345.html 2010年5月28日閲覧。 
  30. ^ 高橋史朗氏を教育委員に選任することに抗議し、強く撤回を求めます”. 子どもと教科書全国ネット21 (2005年12月16日). 2016年10月5日閲覧。
  31. ^ “「不当なレッテル張り残念」 退任する高橋史朗教育委員長”. MSN産経ニュース. (2008年12月18日). オリジナルの2008年12月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20081219020205/http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/081218/stm0812181508005-n1.htm 2010年5月28日閲覧。 
  32. ^ “怒れる女性11団体 男女共同参画会議「つくる会」元副会長起用”. 東京新聞 TOKYO Web (中日新聞社). (2013年3月28日). オリジナルの2013年3月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130331040857/http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013032802000124.html 
  33. ^ “日本会議、夫婦別姓に反対 「タテの流れから遮断」”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2016年6月19日). http://www.asahi.com/articles/ASJ6L5CT9J6LUPQJ002.html 2016年10月5日閲覧。 
  34. ^ 高橋史朗『脳科学から見た日本の伝統的子育て―発達障害は予防、改善できる』モラロジー研究所、2010年12月。ISBN 978-4-89639-194-7 
  35. ^ 性教育バッシング─それは高橋史朗からはじまった. 高橋 裕子(性教協)”. 2023年1月28日閲覧。
  36. ^ https://twitter.com/emigrl/status/760939545764306944”. Twitter. 2022年7月19日閲覧。
  37. ^ https://twitter.com/miosugita/status/761352912001912833”. Twitter. 2022年7月18日閲覧。
  38. ^ 杉田水脈氏 旧統一協会関係団体で講演 19年/自民との関係に批判の声”. www.jcp.or.jp. 2022年7月18日閲覧。
  39. ^ 親づくり支援こそ必要 | オピニオンの「ビューポイント」”. 2022年8月5日閲覧。
  40. ^ オピニオンの「ビューポイント」 | 高橋 史朗”. 2022年8月5日閲覧。
  41. ^ “日本会議研究 憲法編 下 家族尊重 条文明記を主張”. 朝日新聞: p. 朝刊14版 3面. (2016年3月25日) 
  42. ^ 魚住昭『証言 村上正邦 我、国に裏切られようとも』講談社, 2007. p.92, p.168
  43. ^ 藤生明 (2016年11月9日). “日本会議をたどって 2 民族派で自治会を握る”. 朝日新聞: p. 夕刊4版 2面 
  44. ^ 要望書(2004年10月29日)”. 民間教育臨調. 2006年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月30日閲覧。
  45. ^ 「勝共連合系団体が作成したビデオ『性教育過激派のねらい』に出演しています。」高柳美知子『からだと性器はだれのもの 統一協会系のボディコントロールを衝く』かもがわ出版(1994)
  46. ^ http://www.saizenji.com/page150.html|「高橋史朗氏がどんな活動してきたのか、という事で彼が出演しているビデオを上演したんですね。このビデオは「性教育過激派のねらい」というビデオです。それで私も初めて見てびっくりしたんですけれども、最初の部分にこういうナレーションが入るんですね。「社会主義国は崩壊したが、共産主義は今『性教育』という名の妖怪に形を変えて子どもたちと家庭に入り込んで来ようとしている」。非常に不気味なビデオなんですけれども、高橋氏がその中で現在日本で進められている性教育と言うのは、いかに過激なものであって人々の常識に逆らうものであるか、「性交教育」「性器教育」「煩悩教育」だというふうに決め付けて攻撃をしている。そしてまた最後が衝撃的な終わり方をするビデオなんです。/当時、日本で広く使われていた性教育の中学校用と高校用の副読本が画面に現れまして、なんとそれに火が付けられ、燃やされるシーンで終わるんですよね。」 高橋哲哉 東京大学教授 2005-01-23 於 本願寺備後会館(講演録)

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]