「都営バス巣鴨営業所」の版間の差分
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2008年4月には2000年12月に廃止された区間のうち、駒込駅 - 王子駅間に[[北区コミュニティバス]](王子・駒込ルート)が開業、須田町・万世橋 - 東京駅間に[[都営バス南千住営業所#定期観光路線バス(S-1系統)|S-1]]が開設され、曲がりなりに廃止区間が復活している。 |
2008年4月には2000年12月に廃止された区間のうち、駒込駅 - 王子駅間に[[北区コミュニティバス]](王子・駒込ルート)が開業、須田町・万世橋 - 東京駅間に[[都営バス南千住営業所#定期観光路線バス(S-1系統)|S-1]]が開設され、曲がりなりに廃止区間が復活している。 |
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* 草63:とげぬき地蔵前 - 西巣鴨 - 池袋駅東口 |
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* 草64:浅草雷門南 - 東武浅草駅 - 大関横丁 - 荒川区役所 - 新三河島駅 - 尾久駅 - 王子駅 - とげぬき地蔵前 |
* 草64:浅草雷門南 - 東武浅草駅前 - 大関横丁 - 荒川区役所前 - 新三河島駅前 - 尾久駅前 - 王子駅前 - とげぬき地蔵前 |
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* 草64:とげぬき地蔵前 - 王子駅 |
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池袋駅と浅草を結ぶ路線で、どちらも戦後直後に設定された路線である。鉄道では不便な地域も多く、利用状況は比較的安定しているためか、大きな再編は近年まで行われなかった。草64は1958年に[[トロリーバス]]に取って代わられ一旦廃止、その後トロリーバスが廃止されたため、ほぼ同経路で路線バスが復活することとなる。昭和町→[[都営バス北営業所|北]]へ担当が変更されたものの、1982年4月には巣鴨担当に落ち着く。 |
池袋駅と浅草を結ぶ路線で、どちらも戦後直後に設定された路線である。鉄道では不便な地域も多く、利用状況は比較的安定しているためか、大きな再編は近年まで行われなかった。草64は1958年に[[トロリーバス]]に取って代わられ一旦廃止、その後トロリーバスが廃止されたため、ほぼ同経路で路線バスが復活することとなる。滝野川自動車営業所昭和町支所→[[都営バス北営業所|北]]へ担当が変更されたものの、1982年4月には巣鴨自動車営業所担当に落ち着く。 |
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草63は西巣鴨から巣鴨駅・西日暮里駅を経由、荒川区役所付近で草64と合流し、大関横丁で再び別経路を辿って浅草寿町を終点とする(復路は雷門一丁目始発)。池袋駅 - とげぬき地蔵は特に需要が多く、営業所の最寄であることから出入庫便も存在するため、当区間の折返し便が早朝を除く全日に多数運行されている。池袋駅東口における乗り場の位置の都合上、池袋駅東口10番乗り場は経由しない。 |
草63は西巣鴨から巣鴨駅前・西日暮里駅前を経由、荒川区役所前付近で草64と合流し、大関横丁で再び別経路を辿って浅草寿町を終点とする(復路は雷門一丁目始発)。池袋駅東口 - とげぬき地蔵前は特に需要が多く、巣鴨自動車営業所の最寄であることから出入庫便も存在するため、当区間の折返し便が早朝を除く全日に多数運行されている。池袋駅東口における乗り場の位置の都合上、池袋駅東口10番乗り場は経由しない。 |
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草64は滝野川営業所の所管で開業したが同じく池袋駅と浅草を結ぶ路線で、草63とほぼ同時期に設定されたものだが、草63が巣鴨 - [[荒川 (荒川区)|荒川]]四丁目で比較的狭い道を走行するのに対して、[[明治通り (東京都)|明治通り]](尾久駅・新三河島駅)経由で走る。また、一部出入庫運用としてとげぬき地蔵発着便が設定されていた。[[2006年]]4月より[[都営バス南千住営業所|南千住]]と共管になったため、出入庫便のうち数本は南千住が運行していた。滝野川営業所時代には、乗継車として、字幕としては浅草寿町を表示していたが、乗継車の看板をぶら下げて、営業所の車庫構内に入って行き、ドアとドアを合わせて停車し、乗客を乗り換えさせて、乗務員と車両を交換するダイヤが存在していた。 |
草64系統は滝野川自動車営業所の所管で開業したが同じく池袋駅東口と浅草寿町を結ぶ路線として誕生で、草63系統とほぼ同時期に設定されたものだが、草63系統が巣鴨駅前 - [[荒川 (荒川区)|荒川]]四丁目で比較的狭い道を走行するのに対して、[[明治通り (東京都)|明治通り]](尾久駅前・新三河島駅前)経由で走る。また、一部出入庫運用としてとげぬき地蔵発着便が設定されていた。[[2006年]]4月より[[都営バス南千住営業所|南千住]]自動車営業所と共管になったため、出入庫便のうち数本は南千住営業所担当便が運行していた。滝野川営業所時代には、乗継車として、字幕としては浅草寿町を表示していたが、乗継車の看板をぶら下げて、営業所の車庫構内に入って行き、ドアとドアを合わせて停車し、乗客を乗り換えさせて、乗務員と車両を交換するダイヤが存在していた。 |
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[[2003年]]に両系統とも経路変更が実施された。草63は2回行われ、前者は[[浅草寺]]などの浅草中心部へのアクセス改善、後者は草64と乗り場が異なるなどの問題を解消するためと思われる。草64も浅草周辺で経路変更を行い、浅草界隈のルートが大きく変更されたが、[[2010年]][[4月1日]]から草63の経路が元に戻り、草64は南千住との共管を解消した。 |
[[2003年]]に両系統とも経路変更が実施された。草63系統は2回行われ、前者は[[浅草寺]]などの浅草中心部へのアクセス改善、後者は草64系統と乗り場が異なるなどの問題を解消するためと思われる。草64系統も浅草周辺で経路変更を行い、浅草界隈のルートが大きく変更されたが、[[2010年]][[4月1日]]から草63系統の経路が元に戻り、草64系統は南千住営業所との共管を解消した。 |
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全便[[ノンステップバス]]による運行で、浅草と巣鴨(とげぬき地蔵)を最安で、また、唯一の直通ルートとなるため、駅での乗り換えの際の階段昇降の手間を嫌う高齢者などを中心に利用客が非常に多いようである。ただし、地下鉄利用と比べて所要時間は長くなる。 |
全便[[ノンステップバス]]による運行で、浅草と巣鴨(とげぬき地蔵)を最安で、また、唯一の直通ルートとなるため、駅での乗り換えの際の階段昇降の手間を嫌う高齢者などを中心に利用客が非常に多いようである。ただし、地下鉄利用と比べて所要時間は長くなる。 |
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草63のルートは厳密に言えばこうなる。 |
草63系統のルートは厳密に言えばこうなる。 |
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雷門一丁目 → 浅草一丁目 - 三ノ輪駅 - 荒川区役所 - 西日暮里駅 - 白山上 - 巣鴨駅 - 池袋駅東口<br/> 浅草寿町 ←┘ |
雷門一丁目 → 浅草一丁目 - 三ノ輪駅前 - 荒川区役所前 - 西日暮里駅前 - 白山上 - 巣鴨駅前 - 西巣鴨 - 池袋駅東口<br/> 浅草寿町 ←┘ |
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== 廃止・移管路線 == |
== 廃止・移管路線 == |
2013年6月6日 (木) 17:05時点における版
都営バス巣鴨自動車営業所 Tokyo Metropolitan bus Sugamo bus office | |
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巣鴨自動車営業所 | |
所在地 | 豊島区巣鴨2-9-8 |
営業開始 | 1949年 |
所管系統数 | 7系統 |
主な運行担当区域 | 池袋~浅草の2系統や城北地区~都心部の路線など(一部北営業所等の路線と重複) |
バス収容可能台数 | 約75台(職員自家用車・検収庫分除く) |
備考 | 営業所の最寄停留所は「とげぬき地蔵前」 |
都営バス巣鴨自動車営業所(とえいバスすがもじどうしゃえいぎょうしょ)は、東京都豊島区巣鴨二丁目にある、都営バスの営業所である。池袋駅 - 浅草周辺を結ぶ2路線を主軸に、山手線の北部の駅を発着する路線を担当している。営業所記号は「P」を用いる。
巣鴨電車営業所の跡地にあるが、敷地のみならず営業所建屋、所内の照明用電柱など旧電車営業所時代の面影を残している。
沿革
- 1913年(大正2年):東京市電巣鴨車庫として設置。
- 1968年2月25日:都電巣鴨営業所閉所に合わせ大塚の支所として設置される。車庫敷地は都電の志村 - 巣鴨線などを管轄していた、都電巣鴨営業所跡地。
- 1971年3月17日:営業所に格上げ、都営バス巣鴨営業所となる。
- 2006年4月1日:草64を南千住との共同管轄とする。
- 2007年3月26日:茶51が秋葉原駅中央口ロータリーへの乗り入れを開始。学01・学07が大塚より移管。
- 2008年3月30日:都02乙が大塚、王46が北より移管。里48を南千住との共同管轄とする。
- 2012年4月1日:里48の加賀団地発着を新設、北営業所と共同管轄とする。代替として王46を廃止。
現行路線
学01・学07系統
学01は上野駅から、学07は御茶ノ水駅からそれぞれ東大本郷キャンパスを結ぶ路線。大学構内にある東大病院への通院者、湯島地区住民の利用が見られる。東大への医療機器メーカーや製薬会社員の仕事回りの足としても利用されている。
かつての学01は、都営バスの中でも赤字路線の上位にランクされていた事が多かったが、上野駅の乗り場が整備されてバス停が移転したこと、かつて行われていた上野広小路付近でのプロムナード実施による東大 - 上野広小路・松坂屋間の折返し運行がダイヤ上で廃止されたため、徐々に客足を呼び戻しつつある。
学07は学01に準じた役割を持つ路線で歴史は古く、学01と異なって営業係数が黒字であった事もある。
御茶ノ水駅付近の経路は折返しの都合上往路と復路で異なっており、乗車場は東口・聖橋(ひじりばし)上、降車場は西口(御茶ノ水橋口)改札前の東43・東京駅北口方面停留所と同一箇所にある。御茶ノ水駅に到着したバスは、乗客を降ろした後に御茶ノ水駅交差点を左折、駅舎沿いの一方通行の細い道を通って聖橋交差点を左折し、聖橋上の東大構内行きバス停へ向かう。このため、大塚時代から御茶ノ水駅交差点角には誘導員を配置していたが、2010年ごろより、誘導員の配置がなくなった。
都02乙系統
- 都02乙:池袋駅東口 - 東池袋四丁目 - 大塚車庫 - 春日駅 - 東京ドームシティ
- 都02乙:池袋駅東口 - 東池袋四丁目 - 大塚車庫 - 春日駅 - 東京ドームシティ - 水道橋駅 - 一ツ橋
都02の本線と異なり、大塚電車営業所所管の都電17系統の代替バス・楽67(池袋駅東口 - 一ツ橋 - 有楽町駅)をルーツとする。1982年に一ツ橋 - 有楽町駅が廃止されて池67となり、1990年に平日・土曜の朝の一部を除き文京区役所まで短縮された。このとき、都02と一部重複しているために併合され、都02乙を名乗った。この経緯から、都市新バスの系統として扱われない。
一ツ橋まで運行されるのは平日・土曜の朝のみで、それ以外の時間帯と日曜・祝日は運行しない。
池袋駅東口バス停には、大塚二丁目行の表示が用意されているが、この路線の所管が巣鴨に移ってから1度も大塚二丁目行は設定されていない(大塚時代は大塚車庫行があった)。
東43系統
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- 東43:江北駅 - 荒川土手操車所 - 荒川土手 - 小台 - 田端駅 - 駒込病院 - 向丘二丁目 - 本郷三丁目駅 - 御茶ノ水駅 - 神田橋 - 東京駅北口
- 東43:江北駅 - 荒川土手操車所 - 小台 - 田端駅 - 駒込病院
- 東43:荒川土手操車所 → 荒川土手 - 小台 - 田端駅 - 駒込病院 - 向丘二丁目 - 本郷三丁目駅 - 御茶ノ水駅 - 神田橋 - 東京駅北口
- 東43:荒川土手操車所 → 荒川土手 - 小台 - 田端駅 - 駒込病院
- 東43:荒川土手操車所 → 荒川土手 - 小台 - 田端駅
- 東43:向丘二丁目 → 本郷三丁目駅 → 御茶ノ水駅 → 神田橋 → 東京駅北口(始発のみ)
- 東43:豊島五丁目団地 → 小台 → 田端駅 → 駒込病院(平日・土曜朝のみ)
元となった系統は17系統で、当初は大塚営業所(後の大塚支所)が所管だった。
荒川土手から荒川・隅田川に挟まれた小台・西尾久・田端駅経由で文京区・千代田区の都心部を結ぶ。荒川土手 - 田端駅の需要が特に高く、過半数が折返し場を備えた駒込病院までの運行で毎時5回程度、以遠東京駅までは2回程度である。朝は、通勤対策と出庫運用を兼ねた豊島五丁目団地 → 駒込病院行き便が少数設定されている。荒川土手始発は一つ手前の荒川土手操車所を始発とし、逆方向は荒川土手を終着とする。
2008年3月30日の東京都交通局日暮里・舎人ライナー開業に合わせ、一部便が江北駅始発となった。2010年には江北橋下経由が廃止となっている。
以前は北営業所の所管だったが、2012年4月1日から巣鴨営業所との共同運行となった。
里48系統
- 里48:日暮里駅 - 西日暮里駅 - 熊野前 - 江北六丁目団地
- 里48:日暮里駅 - 西日暮里駅 - 熊野前 - 江北六丁目団地 - 足立流通センター - 中入谷 - 見沼代親水公園駅
- 里48-2:日暮里駅 - 西日暮里駅 - 熊野前 - 江北六丁目団地 - 加賀団地(循環)
- 里48出入:巣鴨駅 - 動坂下 - 西日暮里駅
元来、尾久橋 - 日暮里駅 - 東大農学部 - 水道橋駅を運行する路線として開通した。しかし、乗客潮流の変化や定時運行の確保が困難となってきた為、里48甲(尾久橋 - 日暮里駅)と初代・里48乙(日暮里駅 - 日本医大 - 文京区役所、日暮里駅 - 根津一丁目 - 文京区役所)の甲乙2系統に分断した。1982年に里48乙が廃止されるが、里48甲は順調に路線延長と乗客増加を繰り返し、現在は尾久橋通りを走り、荒川区と足立区を縦断する路線となった。以前は足立流通センター終点までの運行だったが、2003年より一部を埼玉県との県境に近い舎人二ツ橋へ延伸し、2005年に需要の高さから足立流通センター経由に変更・増発、江北六丁目団地折返し以外のほぼ全てを舎人二ツ橋発着とした。
出入庫便は、巣鴨駅 - 西日暮里駅を草63の経路(団子坂下経由)ではなく不忍通り経由(上富士前・動坂下経由)で運行し、西日暮里駅 - 日暮里駅間は回送となる。方向幕は往復共に緑色で、系統番号の表示は里48出入となっているか表示がないかのどちらかである。この出入便はみんくるガイドに記載されていない。
足立区郊外と都電荒川線・山手線・千代田線の駅を直結する路線のため、終日需要が高く、全線に於いて高頻度運行がされていた。深夜バスの運行も平日の下り便は日暮里駅発基準で24:30以降まで運行されていた。現在は当系統とほぼ同一区間を並行して結ぶ日暮里・舎人ライナーが2008年3月30日に開通し、見沼代親水公園駅は舎人二ツ橋停留所付近に開業した。当系統は概ね毎時2本で存続されている。
2012年4月1日、加賀団地発着便を新設して王46を代替廃止した。そのため、所管に北が加入し、巣鴨・南千住・北の3営業所体制となった。
茶51系統
都電19系統(王子駅 - 通り三丁目)の代替バスとして519系統が設定されたのが本系統の始まりである。その際に通り三丁目 - 東京駅間が延長され、新系統番号化と共に東51を名乗る。1970年代の路線改変で、茶51と改められた以外はさほど大きな影響を受けなかった。
しかし、1991年11月29日の南北線開業、1996年3月26日の四ッ谷延伸開業に伴い、同線とは王子駅 - 東大農学部間で並行する事となったため、本郷や御茶ノ水近辺にある大学病院への需要を除くと利用客は減少していった。このため、2000年12月12日の大江戸線全線開業を機に王子駅 - 駒込駅および御茶ノ水駅 - 東京駅の両端の運行を廃止し、駒込駅 - 御茶ノ水駅間の運行となった[1]。
2007年3月26日より、秋葉原駅中央口ロータリーへの乗り入れを開始。当初は日中のみであったが、後に夕方以降の乗り入れも開始した(朝は従来通り御茶ノ水駅発着)。湯島一丁目、神田明神前の両停留所は朝の御茶ノ水駅行きのみ経由する。
なお、茶51乙は外神田二丁目 - 東京駅間で歩行者天国実施区間を通るため、歩行者天国実施時間帯は小川町駅・日本銀行経由で運行していた。一部区間は1990年まであった東71と同一だった。
2008年4月には2000年12月に廃止された区間のうち、駒込駅 - 王子駅間に北区コミュニティバス(王子・駒込ルート)が開業、須田町・万世橋 - 東京駅間にS-1が開設され、曲がりなりに廃止区間が復活している。
草63・草64系統
- 草63:雷門一丁目 → 浅草雷門 → 三ノ輪駅前 → 荒川区役所前 → 西日暮里駅前 → 白山上 → 巣鴨駅前 → 西巣鴨 → 池袋駅東口
- 草63:池袋駅東口 → 西巣鴨 → 巣鴨駅前 → 白山上 → 西日暮里駅 → 荒川区役所前 → 三ノ輪駅前 → 浅草寿町
- 草63:巣鴨駅前 → 白山上 →西日暮里駅前 → 荒川区役所前 → 三ノ輪駅前 → 浅草寿町
- 草63:雷門一丁目 → 浅草雷門 → 三ノ輪駅前 → 荒川区役所前 → 西日暮里駅前 → 白山上 → 巣鴨駅前
- 草63:とげぬき地蔵前 - 西巣鴨 - 池袋駅東口
- 草64:浅草雷門南 - 東武浅草駅 - 大関横丁 - 荒川区役所前 - 新三河島駅前 - 尾久駅前 - 王子駅前 - 池袋駅東口
- 草64:浅草雷門南 - 東武浅草駅前 - 大関横丁 - 荒川区役所前 - 新三河島駅前 - 尾久駅前 - 王子駅前 - とげぬき地蔵前
- 草64:とげぬき地蔵前 - 王子駅前
池袋駅と浅草を結ぶ路線で、どちらも戦後直後に設定された路線である。鉄道では不便な地域も多く、利用状況は比較的安定しているためか、大きな再編は近年まで行われなかった。草64は1958年にトロリーバスに取って代わられ一旦廃止、その後トロリーバスが廃止されたため、ほぼ同経路で路線バスが復活することとなる。滝野川自動車営業所昭和町支所→北へ担当が変更されたものの、1982年4月には巣鴨自動車営業所担当に落ち着く。
草63は西巣鴨から巣鴨駅前・西日暮里駅前を経由、荒川区役所前付近で草64と合流し、大関横丁で再び別経路を辿って浅草寿町を終点とする(復路は雷門一丁目始発)。池袋駅東口 - とげぬき地蔵前は特に需要が多く、巣鴨自動車営業所の最寄であることから出入庫便も存在するため、当区間の折返し便が早朝を除く全日に多数運行されている。池袋駅東口における乗り場の位置の都合上、池袋駅東口10番乗り場は経由しない。
草64系統は滝野川自動車営業所の所管で開業したが同じく池袋駅東口と浅草寿町を結ぶ路線として誕生で、草63系統とほぼ同時期に設定されたものだが、草63系統が巣鴨駅前 - 荒川四丁目で比較的狭い道を走行するのに対して、明治通り(尾久駅前・新三河島駅前)経由で走る。また、一部出入庫運用としてとげぬき地蔵発着便が設定されていた。2006年4月より南千住自動車営業所と共管になったため、出入庫便のうち数本は南千住営業所担当便が運行していた。滝野川営業所時代には、乗継車として、字幕としては浅草寿町を表示していたが、乗継車の看板をぶら下げて、営業所の車庫構内に入って行き、ドアとドアを合わせて停車し、乗客を乗り換えさせて、乗務員と車両を交換するダイヤが存在していた。
2003年に両系統とも経路変更が実施された。草63系統は2回行われ、前者は浅草寺などの浅草中心部へのアクセス改善、後者は草64系統と乗り場が異なるなどの問題を解消するためと思われる。草64系統も浅草周辺で経路変更を行い、浅草界隈のルートが大きく変更されたが、2010年4月1日から草63系統の経路が元に戻り、草64系統は南千住営業所との共管を解消した。
全便ノンステップバスによる運行で、浅草と巣鴨(とげぬき地蔵)を最安で、また、唯一の直通ルートとなるため、駅での乗り換えの際の階段昇降の手間を嫌う高齢者などを中心に利用客が非常に多いようである。ただし、地下鉄利用と比べて所要時間は長くなる。
草63系統のルートは厳密に言えばこうなる。
雷門一丁目 → 浅草一丁目 - 三ノ輪駅前 - 荒川区役所前 - 西日暮里駅前 - 白山上 - 巣鴨駅前 - 西巣鴨 - 池袋駅東口
浅草寿町 ←┘
廃止・移管路線
東15乙系統
深川に移管。
東22乙系統
江東に移管。2008年4月1日より臨海に移管し、東20乙に系統名変更。
上26系統
大塚と江東へ移管の後、2007年3月26日から南千住と江東へ。2009年4月1日より青戸へ移管。
王46系統
足立区のバス路線再編計画に基づいて開設された路線である。王子駅 - 宮城二丁目間は王40甲・丙と同経路を辿り、埼玉県川口市との境界付近にある加賀団地とを結ぶ。運行回数は最大で毎時0-2回程度、加賀団地方面の最終便は循環運行せず加賀止まりとなる。
日暮里・舎人ライナー開業の際、担当が北から巣鴨に変更され、一部区間で環七と尾久橋通りを通るようになった。里48に加賀団地発着便が新設されたため、2012年3月31日をもって代替廃止。
(初代)里48乙系統・深夜04系統
里48系統の項を参照。
水59系統
前身は浜59系統(巣鴨駅前 - 水道橋駅前 - 日比谷 - 浜松町駅前)で、元は都電の代替路線だった。全区間に渡り都営三田線と並行していたため乗客も本数少なく、何度か廃止候補に上がっていたが文京区の反対で存続していた。2000年12月12日廃止。
江戸川競艇バス
江戸川競艇場の無料シャトルバス。2012年4月1日から2013年3月31日までは巣鴨も共管だった。
車両
指定車種:いすゞ自動車
音声合成:ネプチューン→レゾナント・システムズ
いすゞ車は、かつて富士重工業製車体が指定されていた。2008年5月2日、池袋駅で発生した事故によりM182が除籍(運転訓練車へ用途変更)された。都営バスでのノンステップバス除籍第1号[2]となっている。研修所のある深川へ移籍し、非営業用の足立ナンバーとなった。
脚注
- ^ かつての茶51乙を従来の東京駅八重洲口発着から同駅丸の内北口発着に変更したのは、当時JRバスをはじめとする高速バスが相次いで開通し、八重洲口ターミナルに発着する高速バスのキャパシティ確保などのため、丸の内口へ起終点の移動が可能な路線バスのバス停を移動した事が理由の1つ挙げられる他、東15乙(東京駅八重洲口 - 住友ツインビル)の運行のための送り込みも兼ねていたからである。
- ^ 事故廃車ではなく老朽廃車の第1号は新宿のC200である。
関連項目