松永真

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松永 真(まつなが しん、1940年4月13日 - )は日本グラフィックデザイナー

東京市芝区高輪生まれ[1]。父は書家[1][2]第二次世界大戦中の5歳から福岡県筑豊地域[2]、15歳からを京都で過ごす[1][2]1964年東京藝術大学美術学部デザイン科[3]資生堂の宣伝部に7年在籍した後[2]1971年松永真デザイン事務所設立[3]1997年『松永真のデザイン展』(セゾン美術館)開催。

現在、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)理事。東京藝術大学客員教授

作品[編集]

西鉄グランドホテル前の『おかえり』(1998年)
西鉄グランドホテル前の『平和の門』(1998年)

グラフィックデザイン[編集]

など各企業のCI計画に携わった作品多数。

プロダクトデザイン[編集]

その他[編集]

  • 銅製創作物『メタルフリークス』連作
  • 『千里眼”のぞいてみよう、瀬戸田から世界が見える。”』炭素鋼鋼管1500cm×451cm×46cm 1989年開催のアートプロジェクト「瀬戸田ビエンナーレ」17作品のうちのひとつ。尾道市瀬戸田町のしまごと美術館の1作品。

受賞歴[編集]

  • 日本宣伝美術会(日宣美)特選
  • ADC賞 6回
  • 第1・2回日米グラフィック・デザイン展 連続金賞
  • 日本のパッケージデザイン大賞
  • 毎日デザイン賞
  • ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞、名誉賞
  • 芸術選奨新人賞 など受賞多数
  • 旭日小綬章(2018年)[4]

著書[編集]

  • 『松永真のデザイン』(1992年講談社
  • 『松永真デザインの世界』(1996年集英社
  • 『松永真、デザインの話』(2000年アゴスト)
  • 『松永真、デザインの話+11』(2004年ビー・エヌ・エヌ新社) など。

作品所蔵先[編集]

脚注[編集]