千葉中央駅
千葉中央駅* | |
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東口・京成ホテルミラマーレ(2008年8月) | |
ちばちゅうおう Chiba Chūō | |
千葉県千葉市中央区本千葉町15番1号 | |
所属事業者 | 京成電鉄 |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
15,546人/日 -2011年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)7月17日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 千葉線 |
駅番号 | ○KS60 |
キロ程 | 12.9 km(京成津田沼起点) |
◄ KS59 京成千葉 (0.6km) | |
所属路線 | 千原線 |
駅番号 | ○KS60 |
キロ程 | 0 km(当駅起点) |
(2.5km) 千葉寺 KS61 ► | |
備考 | * 1987年(昭和62年)4月1日 京成千葉駅より改称 |
千葉中央駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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千葉中央駅(ちばちゅうおうえき)は、千葉県千葉市中央区本千葉町15番1号にある京成電鉄の駅である。駅番号は京成千葉線・京成千原線共通でKS60。
利用可能な鉄道路線
京成電鉄
運転系統は一本化している。千原線ちはら台からの列車はすべて千葉線へ直通運転し、千葉線京成津田沼方面からの列車の半数、新京成電鉄からの列車の全てが当駅止まりである。当駅からの上り列車の行き先は上野、高砂、津田沼、松戸行きが存在するが、1990年代初頭までは一日一本16時台に都営地下鉄浅草線直通の普通西馬込行きが存在した。
千原線は千葉急行電鉄の路線だった等の経緯から、他の京成線とは別運賃体系のため、キロ数計算は当駅で打ち切り、当駅前後の運賃を合算する。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。ちはら台方面に引き上げ線がある。この引き上げ線を延伸し架線を張ると千原線は複線化することが可能である。
ホーム有効長は8両分あり、8両編成の列車も停車可能である。ただし、京成幕張本郷 - 新千葉間の各駅のホーム有効長は6両分しかないため、千葉線に8両編成が入線することはない。
のりば
1 | ■■千葉線 | 千葉・津田沼・船橋・高砂・日暮里・上野・■新京成線 新津田沼・くぬぎ山・松戸方面 |
2 | ■■千原線 | 大森台・ちはら台方面 |
利用状況
2011年度の1日平均乗降人員は15,546人で、京成線内69駅中第29位である。
1日あたりの平均乗車人員は、以下の通りである。[1]
- 2004年度 - 6,910人(定期:3,987人)
- 2005年度 - 6,940人(定期:4,048人)
- 2006年度 - 7,180人(定期:4,185人)
- 2007年度 - 7,438人(定期:4,246人)
- 2008年度 - 7,505人(定期:4,268人)
駅周辺
当駅周辺は千葉市の中心市街地である。千葉銀座通りや千葉パルコなどは、京成線では当駅が最も近い。しかし2000年代に入ると、千葉市街では富士見から千葉駅前付近に人が集まる傾向にあり、賑わいは京成千葉駅ほどではない。千葉駅の外房線高架下のショッピングモールが千葉中央駅まで連続し、特に東口を含めて繁華街となっている。東口は商業地で占められているのに対し、西口はかつて最寄りのダイエー千葉店が2001年(平成13年)に撤退するなどひっそりとしている。その跡地は、マンションが建築されるなど次第に住宅地となりつつある。東側亀岡町方面には千葉大学医学部や千葉大学医学部附属病院、千葉県文化会館などがある。
千葉都市モノレール県庁前駅周辺の施設へも、徒歩6分から10分程度である。千葉県庁舎、千葉県警察本部などへは、京成線では当駅が最寄りである。
東口(本千葉町・富士見・中央)
本千葉町
富士見二丁目
中央一丁目
- 中央公園
- 千葉中央ツインビル一号館
中央二丁目
- 千葉中央ツインビル二号館
- 千葉市文化センター
- 千葉パルコ
- 千葉都市モノレール葭川公園駅 - 徒歩約5分、モノレールとの乗り換えは京成千葉駅の方が至便。
- 若葉郵便局
中央三丁目
- 千葉市中央区役所
- 千葉市美術館
中央四丁目
西口(新宿・問屋町)
新宿一丁目
- 新宿公園
- 新宿郵便局
新宿二丁目
- サンクス千葉新宿店
- 千葉市立新宿小学校
- 千葉市新宿保育所
問屋町
- 千葉ポートアリーナ
- 千葉ポートサイドタワー
- 千葉市立新宿中学校
路線バス
最寄り停留所は、西口と東口のロータリにある千葉中央駅西口、千葉中央駅東口、千葉中央駅停留所となる。以下の路線が乗り入れている。[2]
千葉中央駅西口
千葉中央駅東口
- 千23:千葉中央駅西口行、草野車庫行(ちばシティバス)
千葉中央駅(東口)
- 美浜線、千42:海浜病院行、稲毛海岸駅行、千葉駅行(千葉海浜交通、小湊鐵道)
- 千41:幸町団地行、千葉駅行(小湊鐵道)
- 千22・24:浜野行、八幡宿駅西口行(小湊鐵道)
- 九十九里ライナー:片貝駅行(九十九里鉄道)
千葉中央駅(西口)
- 千葉みなと駅・千葉中央駅⇔館山駅・千倉・白浜:館山駅行、白浜野島崎行(京成バス、日東交通、館山日東バス)(一部のみ)
- 千葉中央駅・稲毛海岸駅・海浜幕張駅⇔羽田空港:羽田空港行(京成バス、京浜急行バス、東京空港交通)
- 千葉中央駅・稲毛海岸駅・海浜幕張駅⇔成田空港:成田空港行(京成バス、成田空港交通、ちばシティバス)
- 千葉中央駅・TDR・東京駅⇔大阪・神戸:神戸三宮行(京成バス、阪急バス)
- 千葉中央駅・TDR・上野⇔京都:京都駅八条口行(千葉中央バス)
- 千葉中央駅・TDR・上野⇔松本・長野:長野駅行(成田空港交通、アルピコ交通)
歴史
- 1921年(大正10年)7月17日 - 京成千葉駅として現在の中央公園(千葉市中央区中央一丁目12番、北緯35度36分36.5秒 東経140度7分15.8秒)付近に開業。
- 1945年(昭和20年)7月6日 - 2回目の千葉空襲により消失。
- 1958年(昭和33年)2月10日 - 戦災復興都市計画に伴う区画整理事業に伴い、日本国有鉄道(国鉄)本千葉駅跡の現在地に移転。駅舎などが未完成のため、仮開業だった。
- 1958年(昭和33年)6月 - 京成千葉西口ビルが完成。本格的な営業開始。
- 1967年(昭和42年)12月17日 - 高架化。
- 1974年(昭和49年)8月 - 京成で初めて自動改札機を試験的に導入。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に際して、国鉄千葉駅前駅を京成千葉駅と改称するのに伴い、千葉中央駅に改称。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 千葉急行電鉄(現・千原線)が、当駅から大森台駅まで開業したことにより、途中駅および京成電鉄との境界駅になる。ただし、駅名標には「千葉急行電鉄」の表記は最後までなかった。
- 1998年(平成10年)10月1日 - 千葉急行電鉄の会社解散による事業譲渡により、京成電鉄単独の駅となる。
- 2002年(平成14年)9月6日 - 東口に京成ホテルミラマーレがオープン。
- 2006年(平成18年)12月10日 - 新京成電鉄と千葉線の直通運転により、新京成車両が当駅まで片乗り入れ開始。