バージェス・メレディス

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バージェス・メレディス
Burgess Meredith
Burgess Meredith
本名 Oliver Burgess Meredith
生年月日 1908年11月16日
没年月日 1997年9月9日(満88歳没)
出生地 オハイオ州クリーブランド
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
配偶者 Helen Derby (1933-1935)
Margaret Perry (1936-1938)
ポーレット・ゴダード (1944-1950)
Kaja Sundsten (1950-1997)
主な作品
ロッキー』シリーズ

バージェス・メレディスBurgess Meredith, 本名: Oliver Burgess Meredith, 1908年11月16日 - 1997年9月9日)は、アメリカ合衆国の俳優、映画監督である。多才な人物で2度アカデミー賞にノミネートされた。代表作は映画『ロッキー』シリーズ(トレーナー、ミッキー・ゴールドミル)と、テレビドラマシリーズ『バットマン』(ペンギン)。

最近のファンは、メレディスを映画『ラブリー・オールドメン』と『ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVE LOVE日記』に出てくる"Grandpa Gustavson"(ジャック・レモンの祖父役)として回想している。

経歴・生涯[編集]

メレディスはオハイオ州クリーブランドで、カナダ人の血を引く父ウィリアム・ジョージ・メレディスと、母アイダ・ベス(旧姓バージェス)の間に生まれた[1][2]。Hoosac Schoolを卒業後、1931年にクラスの一員としてアマースト大学に入学。1933年、ニューヨークの劇場会社Eva Le Gallienneの社員になる。

ジョン・スタインベック原作、1939年公開の映画『廿日鼠と人間』におけるジョージや、1945年公開の『G・I・ジョウ』におけるアーニー・パイル通信兵などといった役で人気を博した。後者を原作としたコミック・ストリップは後にアクションフィギュアを生み出すほどの人気を出し、1987年にはこのアクションフィギュアを元にしたアニメ映画『G.I.ジョー』が公開され、メレディスは悪役ゴロブュラスの声を当てた。また、1940年代には、当時彼の妻だったポーレット・ゴダードと競演した『セカンド・コーラス』(1940年)、『The Diary of a Chambermaid』(1946年)、『我が道は楽し』(1948年)の3本を含む多くの映画に出演した。その一方で、第二次世界大戦の間はアメリカ空軍に従軍し、大尉まで昇進した。戦後、下院非米活動委員会による共産主義者狩りの影響がハリウッドの映画業界にまで及び、1950年代の間メレディスの名がハリウッド・ブラックリストに載ってしまった。

それから約10年後、メレディスはテレビドラマシリーズ『バットマン』のペンギンの役で知られるようになった。彼のキャラクターは人気が出たため、メレディスが可能な時にはペンギンが登場するようにされた。また、ペンギンの総登場回数は他の悪役より多く、バットマンが初めて実写映画になったときもペンギンを演じた。また、オットー・プレミンジャーは自身の監督作品である『野望の系列』(1962年)、『枢機卿』(1963年)、『危険な道』(1965年)、『夕陽よ急げ』(1967年)、『Skidoo』(1968年)、『男と女のあいだ』(1971年)にメレディスを出演させるほど彼を気に入っていた。なお、プレミンジャー自身もバットマン・シリーズで悪役「ミスター・フリーズ」(日本語訳名「冷凍人間」)を演じた何人かの俳優の一人でもあった。

メレディスはレイ・ハリーハウゼンの最後のストップ・モーション映画である『タイタンの戦い』(1981年)に脇役で出演した。

また、『ロッキー』シリーズでは主人公ロッキー(シルヴェスター・スタローン)のトレーナー、ミッキー・ゴールドミルを演じた。トレーナーは『ロッキー3』で死亡するものの、『ロッキー5』(1990年)では、数シーンだが出演した。リー・メジャースと競演した1981年の映画『ラスト・カーチェイス』では朝鮮戦争時代の古参兵キャプテン・J・G・ウィリアムズを演じた。『トワイライト・ゾーン』とは長いこと親しみがあったため、この作品を基にした映画ではナレーターを担当した。この他には『ファール・プレイ』でゴールディ・ホーンの主人役を演じた。

『イナゴの日』(1975年)と『ロッキー』(1976年)で、アカデミー助演男優賞に2度ノミネートされた。

晩年は『ラブリー・オールドメン』(1993年)とその続編『ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVE LOVE日記』(1995年)で、ジャック・レモンが演じたキャラクターの祖父役を務めた。

1956年(昭和31年)7月に映画『東京特ダネ部隊』の日本ロケと1962年(昭和37年)1月に来日している。

監督業[編集]

メレディスはアーヴィング・アレン制作チャールズ・ロートン主演の映画『The Man on the Eiffel Tower』(1949年)を監督。なお、この作品にはメレディス自身も脇役として出演した。

自伝出版[編集]

1994年、『So Far, So Good』というタイトルの自伝を出版した。この本の中で、メレディスは双極性障害(いわゆる躁鬱病)の一種である気分循環症のせいで激しい気分の変調に苦しめられてきたことを告白した[3]

死去[編集]

メレディスは1997年9月9日、アルツハイマー病メラノーマでなくなった。88歳。映画産業における功績が認められ、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム6904に星が刻まれた。

出演作品[編集]

テレビ出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 1
  2. ^ Burgess Meredith, 89, Who Was at Ease Playing Good Guys and Villains, Dies - New York Times
  3. ^ CNN.com retrieved 12 OCT 2007

外部リンク[編集]