ジャーマンポテト

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ジャーマンポテト

ジャーマンポテト和製英語:German potato)とは、その名の通りジャガイモを主要な食材として作られる料理の1つである。なお、タマネギを含むので、イヌなどが起こすタマネギ中毒の原因となる料理の1つとしても知られている。

ドイツ料理と思われていることも多いが、ドイツにはいわゆる「ジャーマンポテト」は無い[1]ドイツでは「ベーコン+ジャガイモ」という意味のシュペックカルトッフェルン(Speckkartoffeln)、ブラートカルトッフェルン(de:Bratkartoffeln)(カルトッフェルン kartoffelnはドイツ語でジャガイモの意)という料理が近い[2]

概要[編集]

ジャーマンポテトは、日本では居酒屋などのメニューの1つになっていることがしばしばある[3]。 またドイツでは、ボリュームがあってお腹も膨れるので、夕食献立となることもよくある[4]

作り方[編集]

ジャーマンポテトがどのような料理なのかを説明するには作り方を示すのが早いので、以下にジャーマンポテトの作り方の例を示す。なお、材料の分量などは、適宜増減されることを予め断っておく。

材料の例[編集]

+バター=大さじ2回

調理手順の例[編集]

まず、ジャガイモの皮をむき、一口大に切って、それを柔らかくなるまで茹でる。茹で上がったら、ジャガイモは冷ましておく。次に、タマネギの皮をむき、薄切りにする。その後、ベーコンをだいたい1cm幅程度に切る。フライパンに調理用油をひいて熱し、まずタマネギとベーコンとを一緒に炒める。タマネギが透き通ってきたら、冷ましておいたジャガイモを加え、さらに適量のキャラウェイの種を加え、炒め合わせる。最後に、適量の食塩とコショウとで調味すれば完成である。

ジャガイモは茹でずに揚げて使用したり、生のままフライパンで加熱する調理法もある。

備考[編集]

  • キャラウェイの種子は、特にドイツ料理では欠かせない香辛料の1つとして知られているものの、食べる人の好みに応じて省略しても構わない[5]。ドイツのシュペックカルトッフェルには入れないこともある[2]
  • ジャガイモの切り方はチップ状にする場合なども見られる。

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ 食べ物新日本奇行: イモ(その2) ドイツにはないジャーマンポテト”. 2015年3月2日閲覧。
  2. ^ a b Sheraton, Mimi. The German Cookbook. Random House, New York. 1966. p314
  3. ^ 勝身利子 『野菜の食卓 じゃがいも じゃがいも』 p.60 光人社 2002年5月31日発行 ISBN 4-7698-1053-9
  4. ^ 勝身 利子 『野菜の食卓 じゃがいも じゃがいも』 p.65 光人社 2002年5月31日発行 ISBN 4-7698-1053-9
  5. ^ 勝身 利子 『野菜の食卓 じゃがいも じゃがいも』 p.66 光人社 2002年5月31日発行 ISBN 4-7698-1053-9

主な参考文献[編集]

  • 勝身利子 『野菜の食卓 じゃがいも じゃがいも』 光人社 2002年5月31日発行 ISBN 4-7698-1053-9