イネーブル

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イネーブル
欧字表記 Enable
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2014年2月12日(3歳)
Nathaniel
Concentric
母の父 Sadler's Wells
生国 イギリスの旗 イギリス
生産 Juddmonte Farms Ltd.
馬主 Khalid Abdullah
調教師 John Gosden(イギリス
競走成績
生涯成績 8戦7勝
獲得賞金 £3,809,380
 
勝ち鞍
GI オークス 2017年
GI アイリッシュオークス 2017年
GI KGVI & QES 2017年
GI ヨークシャーオークス 2017年
GI 凱旋門賞 2017年
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イネーブル:Enable)は、イギリス競走馬である。主な勝ち鞍は2017年オークス愛オークスキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス凱旋門賞である。日本語の報道では、「エネイブル」と表記されることがある。

ナサニエルの初年度産駒の一頭である。

戦績[編集]

2016年11月28日ニューカッスル競馬場の未勝利戦でデビュー、2着馬に3馬身3/4差をつけて快勝する。

年が明けて2017年4月21日ニューベリー競馬場の条件戦は3着に敗れる。続く5月10日チェスター競馬場の準重賞チェシャ―オークスに出走、2勝目を挙げる。

6月2日に行われたオークスに2番人気で出走。道中好位追走から直線で抜け出すと、残り2ハロンあたりから1000ギニー2着で1番人気のロードデンダロンとの叩き合いとなり、最後は5馬身差をつけて圧勝、G1初制覇を果たした[1]

また、続く愛オークスでは、2番手追走から直線に入って先頭に立つとそのまま後続を突き放し、2着のレインゴッデスに5馬身半の差をつけ圧勝した。英愛オークス連覇はスノーフェアリー以来7年ぶり[2]

次走に関しては未定であったが、後にキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスへの出走が決定[3]。レースでは先行しながら逃げ馬との差を徐々に詰め、直線では迫る後続を突き放し、2着のユリシーズ(Ulysses)に4馬身半の差をつけて完勝した。レース後、管理するJ.ゴスデン調教師は「彼女は、私が調教した中で最高の牝馬だと思う」と述べた[4]。その後、凱旋門賞に向かう前にヨークシャーオークスに出走すると、同厩のコロネット(Coronet)に5馬身差をつけて圧勝した。

イネーブルは予定通り、12万ユーロの追加登録料を払って凱旋門賞(G1)に出走[5]。圧倒的人気で出走すると、早目先頭に立ってそのまま後続を突き放し、2着のクロスオブスターズ(Cloth of Stars)に2馬身半差をつけて完勝、英国調教の3歳牝馬として初の凱旋門賞制覇となった[6]


血統表[編集]

Enable血統サドラーズウェルズ系 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サドラーズウェルズ系
[§ 2]

Nathaniel
鹿毛 2008
父の父
Galileo
鹿毛 1998
Sadler's Wells Nothern Dancer
Fairy Bridge
Urban Sea Miswaki
Allegretta
父の母
Magnificient Style
鹿毛 1993
Silver Hawk Roberto
Gris Vitesse
Mia Karina Icecapade
Basin

Concentric
2004
Sadler's Wells
鹿毛 1981
Nothern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
母の母
Apogee
鹿毛 1990
Shirley Heights Mill Reef
Hardiemma
Bourbon Girl *イルドブルボン
Fleet Girl
母系(F-No.) 4号族(FN:4-m)
5代内の近親交配 Sadler's Wells 3×2 Nearctic 5・5×4 Hail to Rason 5×5 [§ 3]
出典
  1. ^ Enable 5代血統表2017年7月23日閲覧。
  2. ^ Enable 5代血統表2017年7月23日閲覧。
  3. ^ Enable 5代血統表2017年7月23日閲覧。
  • 母Concentricは現役時代7戦3勝。Enableのいとこ(母の全姉の仔)にパリ大賞典などG1競走5勝、凱旋門賞2着のFlintshireがいる。

注釈・出典[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]