ザフューグ

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ザフューグ
欧字表記 The Fugue
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 2009年3月16日(15歳)[1][2]
Dansili
Twyla Tharp
母の父 Sadler's Wells
生国 イギリスの旗 イギリス
生産者 Watership Down Stud
馬主 Lord Lloyd-Webber
調教師 John Gosden英国
競走成績
生涯成績 17戦6勝[1][2]
獲得賞金 £1,934,560[2]
勝ち鞍 G1ナッソーSYオークス
愛チャンピオンSPウェールズS
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ザフューグ (The Fugue) はイギリス競走馬である。主な勝鞍は、ナッソーSヨークシャーオークス愛チャンピオンSプリンスオブウェールズS

来歴[編集]

2011年[編集]

2011年10月29日にデビューし、初勝利を挙げる。

2012年[編集]

2012年緒戦に、キャリア2戦目にしてG11000ギニーに挑戦、優勝馬ホームカミングクイーンから離された4着となる。 その10日後のムシドラS(G3)に出走し、重賞初制覇を遂げる。また、このレースの2週間後の英オークスで3着、さらにその3週間後のリブルスデイルSで2着となる。 8月には、古馬相手のナッソーステークスに出走し、G1初制覇を成し遂げる。 このレースから約3週間後のヨークシャーオークスに出走、シャレータの2着となる。 この年の最後のレースとしては、アメリカのサンタアニタ競馬場で行われたブリーダーズカップ・フィリー&メアターフが選ばれ、海外遠征を経験しても3着というまずまずな成績を収めている。 このように、ザフューグは2012年はタイトなスケジュールで、6つの競馬場で7戦2勝という競走生活を送っている。

2013年[編集]

2013年緒戦は、牡馬相手のプリンスオブウェールズステークスに出走し、アルカジームの3着と健闘した。 その約3週間後には、再び牡馬相手のエクリプスステークスに出走したが、再びアルカジームの後塵を拝した。 8月には、古馬となって、前年にも出走したヨークシャーオークスに挑戦し、G1レース2勝目を挙げる。 その2週間後には、再度牡馬混合戦であるアイリッシュチャンピオンステークスに出走し、2度対戦し、2度とも敗れていたアルカジームを下し、G1を連勝、通算で3勝目を挙げる。 11月には再びアメリカに遠征し、ブリーダーズカップターフに出走し、2着と健闘する。 この年最後のレースには、香港ヴァーズが選ばれ、アメリカ遠征から約1か月程度の期間しか空かなかったが、僅差の2着となる成績を挙げている。 この年も、タイトなスケジュールながら、6つの競馬場で6戦2勝、いずれもG1での勝利という成績を残している。

2014年[編集]

2014年の緒戦はドバイデューティーフリーに出走したが、1着のジャスタウェイに大きく離されて11着に終わる。 このレースがザフューグにとって、初の二桁着順となった。 6月には、前年同様プリンスオブウェールズステークスに出走し、前年の凱旋門賞トレヴらを下し、4度目のG1優勝を果たした。[3] なお、このレースはレコード決着となった。 この後、エクリプスステークスに出走したが、6着に敗れ、レース中に左前脚を負傷し[4]、現役を引退することになった[5]。全17戦6勝(6-4-3-4)。

競走成績[編集]

出走日 競馬場 競走名 距離 馬場 着順 騎手 斤量 タイム 着差 1着(2着)馬
2011.010.29 ニューマーケット 未勝利戦 芝7F 1着 R.ハヴリン 57 1:25.39 1 1/2馬身 (Salacia)
2012.05.6 ニューマーケット 1000ギニー G1 芝8F 稍重 4着 W.ビュイック 57 - 11馬身 Homecoming Queen
0000.05.16 ヨーク ムシドラS G3 芝10F88Y 1着 W.ビュイック 56 2.11.36 4 1/2馬身 (Twiri)
0000.06.1 エプソム オークス G1 芝12F10Y 3着 W.ビュイック 57 - 3/4馬身 Was
0000.06.21 アスコット リブルスデイルS G2 芝12F 稍重 2着 W.ビュイック 56 - 6馬身 Princess Highway
0000.08.4 グッドウッド ナッソーステークス G1 芝9F192Y 1着 R.ヒューズ 56 2:09.61 1馬身 (Timepiece)
0000.08.23 ヨーク ヨークシャーオークス G1 芝12F 堅良 2着 W.ビュイック 56 - クビ Shareta
0000.011.2 サンタアニタ BCフィリー&メアターフ G1 芝11F 堅良 3着 W.ビュイック 54.5 - 1 1/4馬身 Zagora
2013.06.19 アスコット プリンスオブウェールズS G1 芝10F 堅良 3着 W.ビュイック 56 - 3 1/2馬身 Al Kazeem
0000.07.6 サンダウン エクリプスステークス G1 芝10F7Y 堅良 7着 W.ビュイック 59 - 12 1/2馬身 Al Kazeem
0000.08.22 ヨーク ヨークシャーオークス G1 芝12F 堅良 1着 W.ビュイック 60.5 2:28.29 4馬身 (Venus de Milo)
0000.09.7 レパーズタウン アイリッシュチャンピオンステークス G1 芝10F 1着 W.ビュイック 59 2:05.22 1 1/4馬身 (Al Kazeem)
0000.011.2 サンタアニタ BCターフ G1 芝12F 堅良 2着 W.ビュイック 56 - 1/2馬身 MaGIcian
0000.012.8 沙田 香港ヴァーズ G1 芝2400m 堅良 2着 W.ビュイック 55.5 - 3/4馬身 Dominant
2014.03.28 メイダン ドバイデューティーフリー G1 芝1800m 11着 W.ビュイック 55 - 26馬身 ジャスタウェイ
0000.06.18 アスコット プリンスオブウェールズS G1 芝10F 堅良 1着 W.ビュイック 56 R2:01.90 1 1/4馬身 (MaGIcian)
0000.07.5 サンダウン エクリプスS G1 芝10F7Y 堅良 6着 W.ビュイック 59 - 6馬身 Mukhadram

血統表[編集]

ザフューグ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ダンジグ系
[§ 2]

Dansili
1996 黒鹿毛
父の父
デインヒル
1986 鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Razyana His Majesty
Spring Adieu
父の母
Hasili
1991 鹿毛
Kahyasi *イルドブルボン
Kadissya
kerali High Line
Sookera

Twyla Tharp
2002 鹿毛
Sadler's Wells
1981 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
母の母
Sumoto
1990 鹿毛
Mtoto Busted
Amazer
Soemba General Assembly
Seven Seas
母系(F-No.) (FN:7-a) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 3x4=18.75%、Natalma 4x5x5=12.50% [§ 4]
出典
  1. ^ [6][7][8]
  2. ^ [7]
  3. ^ [6][7]
  4. ^ [6][7][8]

脚注[編集]

外部リンク[編集]