アイヌ民族博物館

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg アイヌ民族博物館
THE AINU MUSEUM
Ainu Museum building.JPG
施設情報
正式名称 アイヌ民族博物館
愛称 白老ポロトコタン
専門分野 アイヌ文化
来館者数 155,991人(2012年度)
館長 野本正博
管理運営 一般財団法人アイヌ民族博物館
開館 1984年4月2日
所在地 059-0902
日本の旗 日本 北海道白老郡白老町若草町2丁目3-4
位置 北緯42度33分39.459秒 東経141度22分00.940秒 / 北緯42.56096083度 東経141.36692778度 / 42.56096083; 141.36692778座標: 北緯42度33分39.459秒 東経141度22分00.940秒 / 北緯42.56096083度 東経141.36692778度 / 42.56096083; 141.36692778
アクセス 白老駅から徒歩約13分
公式サイト http://www.ainu-museum.or.jp/
プロジェクト:GLAM

アイヌ民族博物館(アイヌみんぞくはくぶつかん)は、北海道白老郡白老町にある一般財団法人アイヌ民族博物館が運営する野外博物館などの施設群である。通称「白老ポロトコタン」。ポロトコタンとはアイヌ語で「大きい湖の集落」の意味であり、この博物館のアイヌ語名である。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに合わせ日本政府は北海道白老町に博物館や公園などアイヌ民族の文化復興施設を新設することとしており、アイヌ民族博物館は2017年度末をもって閉館する見通しとなっている[1]。なお、新設の文化復興施設の運営主体となることを目指して、2017年4月に法人としてのアイヌ民族博物館はアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌市)に吸収合併する見通しとなっている[1]

概要[編集]

敷地内に復元されたアイヌの伝統的住居

この博物館は、アイヌ文化の伝承・保存、並びに調査・研究、教育普及事業を総合的に行う社会教育施設として設置された。博物館本館ではアイヌ民族や北方少数民族の資料・図書等が収蔵・展示されているほか、その建物周辺にはアイヌの伝統的な住居であったチセを再現・復元したものなどが展示しており、アイヌのコタン(集落)が再現されている。

また、展示以外でも文化伝承・保存事業として、アイヌ古式舞踊の公開、イオマンテなどのアイヌ伝統儀礼を実施しているほか、サケを使った伝統食「サッチェプ」(干し鮭)作り、アイヌの伝統食「オハウ」などの提供、ムックリ口琴)製作・演奏、アイヌ文様刺繍・彫刻、アイヌ伝統舞踊などの体験学習もおこなっている。

博物館には、ミュージアムショップもあり、各種木彫りや刺繍などアイヌ紋様が施された商品を購入できるほか、伝統的な衣服も購入することが可能。

沿革[編集]

  • 1976年 - 財団法人白老民族文化伝承保存財団が設立
  • 1984年 - アイヌ民族博物館が並置・開館
  • 1990年 - 財団法人アイヌ民族博物館に名称変更
  • 2013年 - 一般財団法人化

所蔵物[編集]

  • 児玉作左衛門氏・ 田中忠三郎氏がコレクションしたアイヌに関する資料

所在地[編集]

  • 所在地 - 北海道白老郡白老町若草町2-3-4
    • 開館時間 - 8:45~17:00
    • 休館日 - 年末年始(12月29日~1月5日)

施設[編集]

  • 博物館
    • アイヌ民族資料5,000点、北方少数民族資料約250点を収蔵・展示
    • アイヌ絵・文書約150点、図書約7,500冊を所蔵
  • おもな野外展示物
    • チセ(住居)
    • プ(食料庫)
    • ヘペレセッ(子グマの飼養檻)
    • チプ(丸木舟)
  • ミュージアムショップ「イカラカラ」(アイヌ語で『模様』の意)
  • カフェ「リムセ」(アイヌ語で『踊り』の意)

アクセス[編集]

関連書籍[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b “アイヌ民族博物館、新施設建設に伴い閉館へ”. 日本経済新聞. (2016年10月19日). http://www.nikkei.com/article/DGXLZO08525080Y6A011C1CR8000/ 2016年12月23日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]