無形文化遺産

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無形文化遺産(むけいぶんかいさん、Intangible Cultural Heritage)は、ユネスコの事業の一つ。同じくユネスコの事業である世界遺産が建築物などの有形の文化財の保護と継承を目的としているのに対し、民族文化財、フォークロア、口承伝統などの無形のもの(無形文化財)を保護対象とすることを目指したものである。

定義[編集]

2003年の第32回ユネスコ総会で採択された「無形文化遺産の保護に関する条約」の第2条では、「無形文化遺産とは、慣習、描写、表現、知識及び技術並びにそれらに関連する器具、物品、加工品及び文化的空間であって、社会、集団及び場合によっては個人が自己の文化遺産の一部として認めるものをいう」と定義している。

同条約においては、無形文化遺産の重要性についての意識を向上させるために、ユネスコ内に設置された無形文化遺産保護に関する政府間委員会によって、人類の無形文化遺産の代表的な一覧表Representative List of the Intangible Cultural Heritage of Humanity)を作成することとされている(第16条)。また、条約採択前に人類の口承及び無形遺産の傑作Masterpieces of the Oral and Intangible Heritage of Humanity)として宣言されたものは、一覧表に記載されることになっている(第31条)。

表記[編集]

一般に、この一覧表に掲載される無形文化遺産を、世界無形遺産世界無形文化遺産といった世界と付く俗称で呼ぶこともあるが、日本での条約承認手続きにおける表記は無形文化遺産であり[1]、条約本文においてもworldは冠せられず[2]誤りである。

経緯[編集]

無形文化遺産は、芸能(民族音楽ダンスなど)、伝承、社会的慣習、儀式、祭礼、伝統工芸技術、文化空間などが対象である。有形の文化遺産については既に1972年に採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)により、世界遺産をリストアップするなどの保護の枠組みが整えられていたが、無形文化遺産についてはその枠組みで保護することが難しいため、新たな枠組みが作られた。無形文化遺産の保護に関する条約は、締約国が30か国に達した時点から3か月後に発効する規定となっており、採択されてから約3年後の2006年4月20日に発効した。

ユネスコでは、無形文化遺産の保護に関する条約の発効に先立ち、隔年で「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」(傑作宣言)として発表していた。隔年で3回行われ(2001年2003年2005年)、計90件が傑作宣言された。これらは無形文化遺産の保護に関する条約の発効後に代表一覧表に統合され、その後の宣言は行われない。

2007年9月には、代表一覧表や「緊急に保護する必要のある無形文化遺産の一覧表(危機一覧表)」などの作成について協議する、ユネスコの第2回政府間委員会が日本で開催された。この委員会では、第1回の一覧表作成を、2009年9月に行うことで各国政府代表が合意した。2008年6月に開催されたユネスコ総会で正式に決定された[3]。なお、代表一覧表への各締約国の提案提出期限については、第1回は2008年9月末となっている。ちなみに、危機一覧表は2009年3月15日である。第2回目以降は、代表一覧表への提出期限は毎年8月末とされている。

代表一覧表[編集]

2008年6月に開催された締約国総会で採択された運用指示書に、代表一覧表に記載される基準やタイムテーブルが示されている。それによれば、2009年9月に開催予定の政府間委員会で第1回の代表一覧表が作成され、その後毎年更新されていく予定である。代表一覧表は、各締約国から提出される個別提案案件を、政府間委員会に設けられる補助機関が審査し、その後、政府間委員会が最終的に評価・決定することによって作成され、世界遺産の評価体制とは異なる。

条約第16条、17条に基づいて作成される無形文化遺産の国際的保護を行うために作成される一覧表は、関係締約国からの提案または要請に基づき、締約国から選出される政府間委員会が作成する。一覧表は、

  • 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」(代表一覧表)
  • 「緊急に保護する必要がある無形文化遺産の一覧表」(危機一覧表)

の2種類がある。


なお、世界遺産と同様に登録国に偏りがみられるほか、歴史的・民俗的共通性をもつ遺産であるにもかかわらず、複数国家が別々に登録申請を行い、さらにその過程で自国の固有性を主張しあう国際紛争に至るケースもある。 例えば、2005年に登録された韓国の「江陵端午祭」について中国政府は抗議し、韓国の一地域での慣習であるとの定義を求めた。のちに同国は、「端午節」の登録(2009年)を果たした。登録名称が、英語では[dragon boat]、中国語では[端午节]と異なるのは、[江陵端午祭]と対比して、文化間の対話と尊重を促進する地域的、国家的および国際的レベルでの含意を明確にしようと、中国政府が意図したためである[4]

分野[編集]

無形文化遺産の保護に関する条約第2条第2項では、下記の五つの分野 (Domain) を挙げている。

  • 口承による伝統及び表現(無形文化遺産の伝達手段としての言語を含む)
  • 芸能
  • 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
  • 自然及び万物に関する知識及び慣習
  • 伝統工芸技術

この分野は、各国がユネスコに推薦する際の推薦書のフォーム上に記載することとなっている。2009年代表一覧表の掲載案件について、日本からの推薦は1件につき該当分野を1つにしているが、複数分野に該当するものとして推薦・登録される例も多く存在する。代表一覧表に記載されたものの中には、該当分野が記載されていないものもある。

人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言[編集]

人類の口承及び無形遺産の傑作の分布

無形文化遺産の保護に関する条約の発効以前は、法的に無形文化遺産として登録できないので、ユネスコとして、たぐいない価値を有する世界各地の口承伝統や無形遺産を讃えるとともに、政府NGO地方公共団体に対して口承及び無形遺産の継承と発展を図ることを奨励し、独自の文化的特性を保持することを目的として、基準を満たすものを、「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」(傑作宣言)として公表した。第1回の宣言は2001年5月18日に、第2回の宣言は2003年11月7日に、第3回の宣言は2005年11月25日に行なわれ、それぞれ19件、28件、43件が傑作宣言されている。2006年無形文化遺産の保護に関する条約が発効し、これらのものについては2009年に代表一覧表に正式登録され、統合された。

傑作宣言では、「選考基準」のいずれかの条件を満たすものについて、「考慮基準」を考慮のうえ選考された。

選考基準
  1. たぐいない価値を有する無形文化遺産が集約されていること
  2. 歴史芸術民族学社会学人類学言語学又は文学の観点から、たぐいない価値を有する民衆の伝統的な文化の表現形式であること
考慮基準
  1. 人類の創造的才能の傑作としての卓越した価値
  2. 共同体の伝統的・歴史的ツール
  3. 民族・共同体を体現する役割
  4. 技巧の卓越性
  5. 生活文化の伝統の独特の証明としての価値
  6. 消滅の危険性


登録されている無形文化遺産の一覧[編集]

2006年に無形文化遺産の保護に関する条約が発効した。これにより、条約発効前にユネスコにより実施していた「人類の口承及び無形遺産に関する傑作の宣言」に登録されていたものは、2008年11月に本条約の代表一覧表に統合された[5]

アフリカ[編集]

提案・申請国 掲載年 名称[6] 分野
2005 グゥララ地域のアヘリル
2012 トレムセンの婚礼衣装の伝統にまつわる儀式と工芸技術
2005 ウガンダバーククロスの製作
2012 ビグワーラ、ウガンダのブソガ王国の瓜型トランペットの音楽と舞踊
2003 叙事詩アッ・シラー・アル・ヒラリヤ 口承による伝統・表現

2005 カンクラングマンディンカ族の成年の儀式)
2001 ニアガッソラソソバラの文化的空間 芸能
伝統工芸技術
2009 ミジケンダ族の神聖な森林群のカヤに関連した伝統と慣習
2001 アファウンカハグボフェダグバナ社会の横吹きラッパの音楽」 芸能


2011[7] マリ、ブルキナファソ、コートジボワールのセヌフォ族のバラフォンにまつわる文化的な習慣と表現
2005 マキシ仮装


2005 グレワムクル
2005 ムベンデジェルサレマの踊り 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
伝統工芸技術
2003 中央アフリカアカ・ピグミー族の口承伝統 口承による伝統・表現
芸能


2001 ゲレデの口承遺産 口承による伝統・表現
社会的慣習、儀式及び祭礼行事
2005 ナイジェリアにおけるイファ占い制度 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
伝統工芸技術
2009 イジェルのマスカレード
2012 ボツワナのカトレン地区の製陶技術
2003 ザフィマニリの木彫知識 自然・万物に関する知識・慣習
2005 治療のための踊り、ヴィンブザ
2005 ヤーラルデガルの文化的空間
2009 クルカン・フーガで宣誓したマンデン憲章
2009 カマブロンの7年毎の屋根の葺替え儀式、カンガバの神聖な家
2009 サンケ・モン:サンケにおける合同魚釣りの儀式
2011 コレデュガーの秘密結社、知恵の儀式
2011 ムーア人の叙事詩ティディン
2005 チョピ族ティンビラ
2001 ジャマ・エル・フナ広場の文化的空間 伝統工芸技術
2005 タンタンムッセム
2012 スフル市のさくらんぼ祭り

アジア・太平洋諸国[編集]

提案・申請国 掲載年 名称 分野
2009 イラン音楽のラディーフ
2010 ホラーサーンのバクシーの音楽
2010 パフレヴァーンズールハーネの儀式
2010 タァズィーエの儀式の演劇芸術
2010 ファールスの絨毯織りの伝統技術
2010 カーシャーンの絨毯織りの伝統技術
2011 ナッガーリー、イランの劇的物語り
2011 ペルシャ湾でイランのレンジュ船を建造し航行させる伝統技術
2012 カーシャーン郡のマシュハデ・アルダハールのガーリーシューヤーン儀式
2001 クッティヤタムサンスクリット劇 芸能
2003 ヴェーダ詠唱の伝統 口承による伝統・表現
社会的慣習、儀式及び祭礼行事
2005 ラーマーヤナの伝統演劇
2009 ラマン:インド、ガルワール・ヒマラヤの宗教的祭事と儀式の演劇
2010 チョウの舞踊
2010 ラージャスターン州のカルベリアの民謡と舞踊
2010 ムディエッツ、ケーララ州の儀式的な舞踊劇
2012 ラダックの誦経:インドのジャンムー・カシミール州のトランス・ヒマラヤ・ラダック地方での仏教経典の詠唱
2003 ワヤン人形劇 芸能
2005 インドネシアクリス 工芸
2009 インドネシアのバティック
2010 インドネシアのアンクルン
2011 サマン・ダンス
2012 パプア人の手工芸、ノケンの多機能編みバッグ
2001 ボイスン地域の文化的空間 伝統工芸技術
2009 カッタ・アシュラ
2001 宗廟先祖のための儀礼および祭礼音楽 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
2003 パンソリの詠唱 芸能
2005 江陵端午祭 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
伝統工芸技術
2009 カンガンスルレ
2009 男寺党ノリ
2009 霊山斎
2009 済州チルモリ堂燃燈グッ
2009 処容舞
2010 歌曲
2010 大木匠
2011 チュルタギ、綱渡り
2011 テッキョン、韓国の伝統武芸
2011 韓山地域の苧(カラムシ)織り
2012 アリラン、韓国の抒情詩的な民謡
2013 キムジャン文化
2003 王宮古典舞踊 芸能
2005 クメール影絵劇
2003 キルギス叙事詩の語り部、アキンズの技芸 口承による伝統・表現
2012 アラ・キィズとシルダック、キルギスの伝統的なフェルト絨毯芸術

2003 シャシュマカーム 芸能
2001 昆劇 芸能
2003 古琴」(七弦琴)演奏技 芸能
2005 新疆ウイグル自治区ウイグル族の大曲(ムカム)芸術
2009 中国の印章彫刻技術
2009 中国の活版印刷技術
2009 中国の書道
2009 中国の切り紙
2009 木造建築の中国伝統建築の職人技術
2009 南京雲錦の職人技術
2009 ドラゴンボート祭り
2009 中国朝鮮族の農民の舞踊
2009 ケサルの叙事詩の伝統
2009 トン族の大歌
2009 花児
2009 マナス
2009 媽祖信仰と習慣
2009 モンゴル族の歌唱技能:ホーミー
2009 南音(福建省の伝統器楽)
2009 熱貢芸術(チベット仏教芸術)
2009 中国の養蚕・絹織物の職人芸術
2009 チベット地方の劇
2009 龍泉青磁の伝統技術
2009 宣紙の手すき製造技術
2009 西安鼓楽
2009 粤劇(広東オペラ)
2009 羌年節
2009 中国の木造アーチ橋建造の伝統的なデザインと慣習
2009 伝統的な黎(リー)族の繊維技術:紡績、染色、製織、刺繍
2010 メシュレプ
2010 中国帆船の水密隔壁技術
2010 中国の木版印刷
2010 京劇
2010 中国伝統医学の鍼灸
2011 ホジェン族のイマカンの物語り
2011 中国の影絵劇
2013 中国の珠算
2003 ラカラカの舞踏と歌唱 芸能
2001 能楽 芸能
2003 人形浄瑠璃文楽 芸能
2005 歌舞伎
2009 雅楽
2009 小千谷縮越後上布
2009 石州半紙
2009 日立風流物
2009 京都祇園祭山鉾行事
2009 甑島トシドン
2009 奥能登あえのこと
2009 早池峰神楽
2009 秋保の田植踊
2009 チャッキラコ
2009 大日堂舞楽
2009 題目立
2009 アイヌ古式舞踊
2010 組踊
2010 結城紬
2011 佐陀神能
2011 壬生の花田植
2012 那智の田楽
2013 和食 日本人の伝統的な食文化
2003 バヌアツの砂絵 自然・万物に関する知識・慣習
2005 バウルの歌
2001 イフガオ族の歌、ハドハド 口承による伝統・表現
2005 ラナオ湖マラナオ民族ダランゲン叙事詩
2005 ドゥラミツェの太鼓と仮面舞踏 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
伝統工芸技術
2003 ベトナムの宮廷音楽、ニャ・ニャック 芸能
2005 ベトナム中央高原におけるゴングの文化的空間
2009 クァン・ホ・バク・ニンの民俗音楽
2009 カー・チューの歌
2010 フードンとソクの寺院群のジョン・フェスティバル
2011 ベトナム、フート省のソアン唱歌
2012 フート省のフン王(雄王)の崇拝
2005 マヨンの舞踊劇
2003 モリンホール馬頭琴)の伝統音楽 芸能
2009 モンゴル・ビエルゲー:モンゴルの伝統的民族舞踊
2009 モンゴル・トゥーリ:モンゴルの叙事詩
2009 ツォールの伝統的な音楽
2010 モンゴルの伝統芸術のホーミー
2010 ナーダム、モンゴルの伝統的なお祭り
2011 リンベの民謡長唄演奏技法―循環呼吸

2005 オルティンドー―モンゴル人の伝統的な「長い歌」

ヨーロッパ・アラブ諸国[編集]

提案・申請国 掲載年 名称 分野
2003 アゼルバイジャンムガーム音楽 芸能
2009 アゼルバイジャンのアシクの技術
2010 アゼルバイジャン共和国のアゼルバイジャン絨毯の伝統技術
2012 タール、首長弦楽器の工芸と演奏の芸術






2009 ノヴルズノウルーズノールズナウルズナウロズネヴルズ(ゾロアスター教の新年祭)
2011 アッ・サドゥ、アラブ首長国連邦の伝統的な織物技術












2010[8] 生きた人類の遺産、鷹狩り[9]

2012 アッ・タグルーダ、アラブ首長国連邦とオマーン国の伝統的なベドウィンの詠唱詩
2005 アルバニア民衆の同音多声音楽(アイソポリフォニー) 芸能
2005 ドゥドゥーク音楽
2010 アルメニアの十字架石の芸術。ハチュカルの象徴性と工芸技術
2012 アルメニアの叙事詩「サスンのダヴィト」の上演
2003 サナアの歌 芸能
2001 シシリアの人形劇 芸能
2005 テノール風の歌の口承伝承:サルデーニャ牧羊文化の無形遺産としての表現
2012 クレモナの伝統的なバイオリンの工芸技術






2010[10] 地中海の食事
2003 イラクマカーム : 伝統音楽 芸能
2003 キーヌ島の文化的空間 伝統工芸技術
2009 セト・レーロ、セトの多声音楽の伝統


2003 バルト地方の歌謡・舞踏フェスティバル 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
2012 シェーメンラオフ、オーストリアのイムストのカーニバル
2010 アルバラア、オマーンのドファーリ渓谷群の音楽と踊り
2012 アル・アジ、エレジー、行列の行進、詩
2009 レフカラ・レース、或いは、レフカリティカ
2011 ツィアティスタの詩的決闘
2001 グルジア多声音楽の歌謡 芸能
2013 古代グルジアの伝統的な発酵ワイン
2009 カスタヴ地域からの毎年のカーニバルで鐘を鳴らす人のページェント
2009 ドゥブロヴニク守護聖人ヴラホの祝祭
2009 クロアチアのレース編み
2009 フヴァール島のザ・クリジェンの行列(十字架に続く)
2009 ゴリアニからのリエリエ・クラリツェ(女王)の春の行列
2009 ザゴリェ地方の子供の木製玩具の伝統的な製造
2009 イストリア音階での二重唱と合奏
2010 オイカニェの歌唱
2010 北クロアチアの生姜パン工芸
2010 シニスカ・アルカ、シニの騎士のトーナメント
2011 東クロアチアのベチャラツの歌唱と演奏
2011 ニイェモ・コロ、ダルマチア地方の内陸部の無音楽円舞
2012 クロアチア南部のダルマチア地方の混声合唱・クラパ
2001 エルチェの神秘劇 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
2005 ベルガの民衆祭り「パトゥム
2009 スペイン地中海岸の灌漑法廷:ムルシア平原の賢人裁定、バレンシア平原の水法廷
2009 ラ・ゴメラ島(カナリア諸島)の口笛言語、シルボ・ゴメロ
2010 マジョルカのシビルの歌唱
2010 フラメンコ
2010 人間の塔
2011 アルヘメシの健康の乙女の祝祭
2012 コルドバのパティオ祭り
2005 フヤラ:楽器とその音楽
2005 スロバキア地方のウェルブンク(新兵の踊り) 芸能
伝統工芸技術
2010 フリネツコ地域の村落群での戸別訪問する仮面行列のカーニバル
2011 チェコ共和国南東部の王の乗馬
2003 大衆講談師 メッダの技芸 口承による伝統・表現
2005 メウレウィー教団セマの儀式
2009 アーシュクルク(吟遊詩人)の伝統
2009 カラギョズ
2010 クルクプナルのオイル・レスリングの祭典
2010 セマー、アレヴィー・ベクタシの儀式
2010 伝統的なソフベットの談話会
2011 トルコケシケキの伝統
2012 メシル・マージュヌ祭り
2013 トルココーヒーの文化と伝統
2005 パレスティナヒカイェ
2009 モハーチブショー祭り:仮面をつけた冬の終わりの祭りの慣習
2012 マチョーの民俗芸術、伝統的なコミュニティの刺繍
2009 オービュッソン・タペストリー
2009 マロヤ
2009 フランスのティンバー・フレーム工法のスクライビングの伝統
2009 コルシカ島パディエッラ風の歌謡
2010 知識とアイデンティティを仕事を通じて継承するための徒弟制度組合のネットワーク
2010 アランソンのかぎ針レース編みの工芸技術
2010 フランス美食術
2011 フランスの伝統馬術
2012 フェスト・ノズブルターニュ地方の伝統的な舞踊の集合の慣習に基づく祭りの集い

2005 ベルギーフランス巨人とドラゴンの行列
2005 ショプロウク地域の古来のポリフォニー・舞踏・儀式
2009 ネスティナルストヴォ、過去からのメッセージ:ブルガリの村の聖コンスタンティンおよび聖エレナの祝日パナギル
2009 カリャディ・ツァル達の儀式(クリスマスのツァル達)
2003 バンシュカーニバル 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
2009 ブルージュの聖血の行列
2010 アールストのカーニバル
2010 ハウテム・ヤールマルクト、スィント・リーヴェンス・ハウテムでの毎年冬の縁日と家畜市場
2010 クラケリンゲンとトネケンスブランドゥ、ヘラーズベルケンでの冬の終わりのパンと火の饗宴
2011 ルーヴェンの同年輩の通過儀礼
2012 アントル・サンブル・エ・ムーズの行進
2011 ポルトガルの民族歌謡ファド
2005 ペトラワディラムベドゥの文化的空間
2009 スイティの文化的空間
2001 リトアニアの十字架の手工芸とその象徴

[11]

自然・万物に関する知識・慣習
2010 スタルティネス、リトアニアの多声音楽
2005 チャルシュの伝統
2009 ドイナ
2012 ホレズの陶器の職人技
2010 エヒテルナッハの舞踏行列
2001 セメイスキの文化的空間と口承文化 伝統工芸技術
2005 ヤクートの英雄叙事詩「オロンホ 口承による伝統・表現

北中南米・カリブ諸国[編集]

提案・申請国 掲載年 名称 分野

2009 タンゴ
2009 カンドンベとその社会・文化的空間:コミュニティの慣習
2012 エクアドルのトキヤ帽の伝統的編み込み製作

2001 サパラの人びとの口承遺産と文化的表現 自然・万物に関する知識・慣習
口承による伝統・表現
2003 トゥンバ・フランセーサ 芸能
2005 ラビナル・アチのバレエ(戯曲、劇、舞踊、舞踊劇) 口承による伝統・表現
2005 コスタリカの牛飼いと牛車の伝統
2003 バランキージャカーニバル 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
2005 パレンケ・デ・サン・バシリオの文化的空間
2009 白黒祭り
2009 ポパヤン聖週行列
2010 コロンビアの南太平洋地域のマリンバ音楽と伝統的な歌
2010 プッチプ(パラブレロ)によって行われるワユー族の規範システム
2011 ユルパリのジャガー・シャーマンの伝統的知識
2012 キブドのアッシジの聖フランシスコ祭り
2003 ムーアタウンの逃亡奴隷 マルーンの遺産 伝統工芸技術
2001 ビジャ・メージャのコンゴ族の聖霊の集団の文化的空間 伝統工芸技術
2005 ココーロの舞踊劇の伝統
2005 エル・グエグエンセ
2003 ワジャピ族の口承及び絵画による表現 自然・万物に関する知識・慣習
口承による伝統・表現
2005 バイーアレコンカボ・デ・バイアサンバ・デ・ローダ 芸能
社会的慣習、儀式及び祭礼行事
2011 ヤオクワ、社会と宇宙の秩序を維持するエナウェン・ナウェ族の儀式
2012 フレヴォ、レシフェのカーニバルの芸能
2012 ベネズエラの聖体祭の悪魔の踊り


2001 ガリフナの言語、舞踏および音楽 口承による伝統・表現
2005 タキーレとその織物技術 自然・万物に関する知識・慣習
2010 ミト村の儀礼舞踊ワコナーダ
2010 シザー・ダンス
2011 エシュヴァ、ペルーの先住民族ウアチパエリの祈祷歌
2011 コイヨリッティ首長の聖地巡礼
2001 オルロカーニバル 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
2003 カラワヤ族アンデス的宇宙観 自然・万物に関する知識・慣習
2012 イチャペケネ・ピエスタ、サン・イグナシオ・デ・モクソスの最大の祭り
2003 死者に捧げる原住民の祭礼 社会的慣習、儀式及び祭礼行事
2009 トリマンのオトミ・チチメカ族の記憶と生きた伝統の場所:聖地ペニャ・デ・ベルナル
2009 ボラドーレスの儀式
2010 チャパ・デ・コルソの伝統的な1月のパラチコ祭
2010 プレペチャ族の伝統歌ピレクア
2010 メキシコ伝統料理
2011 マリアッチ、弦楽器音楽、歌、トランペット

脚注[編集]

  1. ^ 外務省-無形文化遺産の保護に関する条約
  2. ^ ユネスコ(英)http://unesdoc.unesco.org/
  3. ^ ユネスコ無形文化遺産、09年に初登録 能や歌舞伎も [リンク切れ]/ asahi.com / 2007年9月7日
  4. ^ 加治宏基「中国のユネスコ世界遺産政策--文化外交にみる「和諧」のインパクト」『中国21』Vol.29。
  5. ^ [1]ユネスコ無形文化遺産リスト
  6. ^ 掲載年が2005年までの物件については、日本語訳は、ユネスコ・アジア文化センターの資料をもとに記載している。
  7. ^ コートジボワールは2012年より。
  8. ^ オーストリア、およびハンガリーは2012年より。
  9. ^ A Falconer with His Falcon near Al-Ain” (1965年). 2013年7月7日閲覧。
  10. ^ キプロス、クロアチア、およびポルトガルは2013年より。
  11. ^ 嘗ての「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」の段階では、ラトビアも名を連ねていた。現在ラトビアの名はユネスコの当該遺産の詳細ページ「ラトビアによる支援」という形で記されている。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  シンクタンクせとうち総合研究機構

外部リンク[編集]