春秋航空

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春秋航空
Spring Airlines
IATA
9C
ICAO
CQH
コールサイン
Air Spring
法人番号 7700150018129 ウィキデータを編集
設立 2004年
ハブ空港 上海虹橋国際空港 (第1ターミナル)
保有機材数 21機
就航地 23都市
本拠地 中華人民共和国の旗 中国上海市
代表者 王正華(董事長
外部リンク http://www.springairlines.com/jp/
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春秋航空
各種表記
繁体字 春秋航空
簡体字 春秋航空
拼音 Chūnqīu Hángkōng
発音: チュンチュウ ハンコン
英文 Spring Airlines
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春秋航空のエアバスA320

春秋航空(しゅんじゅうこうくう)は中国上海市に本社を置く格安航空会社である。正式名称は、春秋航空公司(SPRING AIRLINES CO.,LTD. )、略称は、春航。中国初の民営格安航空会社で、 上海虹橋国際空港(第1ターミナル)を拠点としている。中国語コールサインは春秋(Chunqiu)。

沿革

  • 2004年5月26日 : 中国民用航空総局の認可により、中華人民共和国で初めての民間資本系航空会社春秋航空公司が発足する。資本金は8,000万。母体は1981年発足の旅行会社である上海春秋国際旅行社である。
  • 2005年7月18日午前9時15分 : 春秋航空 1番機が上海/虹橋より、煙台に向けて離陸する。
  • 2009年6月 : 立ち乗り制度の導入を検討している事が明らかとなる[1]
  • 2009年7月 : 中国民用航空総局から国際線の運航免許を取得、上海万博が開催される2010年5月までに就航を目指している[2]
  • 2010年6月 : 同年7月下旬より、上海/浦東 - 茨城間のチャーター便を就航させる事で合意した。9月末までの約2ヶ月間、週3便程度のチャーター便運航を行い、利用状況などを見極めて定期便就航を目指す。同日、橋本昌茨城県知事と春秋航空の王正華会長が上海市内で記者会見し就航合意を発表。又、春秋航空としては初の国際線就航となる[3]
  • 2010年7月28日 : 初の国際線として上海/浦東 - 茨城間にチャーター便が就航開始。
  • 2010年9月28日 : 国際線として上海/浦東 - 香港間にチャーター便が就航開始。
  • 2011年7月15日 : 上海/浦東 - 高松間にチャーター便が就航開始。
  • 2012年1月18日 : 上海/浦東 - 佐賀間にチャーター便が就航開始。

就航都市

国内線

国際線

就航計画

この他、熊本への就航が検討されている[6]

航空券販売

ウェブサイト、またはコールセンター(日本からの通話料は有料)で予約ができる。中国民航ネットワーク販売システムを利用しておらず、中国内各地にある民航售票処では購入できない。上海春秋国際旅行社のネットワークを利用しなくてはならない。

日本各地への路線開設時には就航記念で特別格安運賃を設定しており、2010年8月の上海 - 茨城間の定期チャーター便開設時には1便あたり18席限定で、4,000円で販売され[7]、2011年7月の上海 - 高松間の定期チャーター便開設時にはが1便あたり18席限定で、3,000円で販売された[8]

保有機材

2015年までに100機を運航させる計画がある[9]

今後

春秋航空が日本に合弁会社を設立し、日本国内線や日本 - 北東アジア線を開設するという話が上がっているが、具体的な交渉には至っていないと見られる[10]

脚注

関連項目

外部リンク