小野田駅
小野田駅 | |
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ファイル:Onoda-st.jpg 小野田駅(2007年2月) | |
おのだ Onoda | |
山口県山陽小野田市大字東高泊1723-1 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
電報略号 | オノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,268人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1900年(明治33年)12月3日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■山陽本線 |
キロ程 | 488.0 km(神戸起点) |
◄宇部 (3.5 km) (6.3 km) 厚狭► | |
所属路線 | ■小野田線 |
キロ程 |
11.6km(居能起点) 宇部新川から13.4 km |
◄目出 (1.9km) | |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
小野田駅(おのだえき)は、山口県山陽小野田市大字東高泊にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。
山口地域鉄道部が管轄する駅では最も西にある。
利用可能な鉄道路線
駅構造
単式1面・島式2面による合計3面5線のホームを持つ地上駅であったが、駅舎のある単式の1番ホームについては線路が切り離され列車発着機能が完全に失われたため、現在は島式2面4線となっている。3・4番ホーム、5・6番ホームがそれぞれ同一平面上にあり、現在は単なる通路となった旧1番ホームより伸びている跨線橋によって各ホームへ連絡している。
前述のように山口地域鉄道部が管理しているが、駅業務はJR西日本関連会社のジェイアール西日本広島メンテックに業務委託されている。窓口営業時間は午前7時から午後8時までであり、それ以外の時間帯は不在となる。
自由通路の設置および駅舎の橋上駅化を実施する構想があり、山陽町と小野田市の合併時に策定された新市建設計画にも掲載されている[2]が、整備計画は具体化していない。
かつては山陽本線宇部駅 - 厚狭駅間は旅客用複線に加え、単線の貨物線(宇部線から下関方面へ直通の旅客列車も使用)が並走し計3線となっていた。これは美祢線から宇部方面への貨物輸送が盛んであったためである。現在はこの貨物線は廃止されており、貨物列車と宇部線から直通の旅客列車は旅客線を走行する。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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3 | ■小野田線 | - | 小野田港方面 |
4 | ■山陽本線 | 下り | 厚狭・下関方面 |
5 | (予備ホーム) | ||
6 | ■山陽本線 | 上り | 宇部・新山口方面 |
- 使用停止となった1番線は元々小野田線の本線(現在小野田線の全列車が発着する3番線はあくまで副本線の扱いであった)で、2003年(平成15年)のダイヤ改正以前は小野田線の電車が1便のみ使用していたが、以降使われなくなった。2008年(平成20年)12月までには架線が撤去され電車の進入ができなくなり、2009年(平成21年)4月までには分岐器・信号機等も撤去された。これに伴い、3番線が小野田線の本線として整備され、山陽本線への渡り線も切断された。そのため現在は当駅を介して山陽本線と小野田線を直通運転することはできない。
- 5番線は山陽本線の中線であるが、定期旅客列車の発着はなく、試運転列車の折り返し用として使用されることが多い。
- 2番線は存在しない。(かつては1・3番線の間にホームの無い中線として存在した)
- かつて改札上には電照幕式の発車案内があったが、今は各方面への時刻表が印字されたプラスチック盤で塞がれている。
- かつて当駅西側に隣接して箒型の貨物ヤードがあった。
駅周辺
- 山陽小野田市役所
- 山口県立小野田高等学校
- サビエル高等学校
- 山陽小野田市立高千帆中学校
- 山陽小野田市立高千帆小学校
- 高千帆郵便局
- 山口銀行小野田駅前支店
- 西京銀行日の出支店
- 山陽小野田警察署
- 国道190号
- 山口県道30号小野田美東線
- 山口県道71号小野田山陽線
- 山口県道223号小野田港線
- アルク小野田店
- つねまつ菓子舗
バス
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[3]。
- 1,679人(2000年度)
- 1,507人(2001年度)
- 1,417人(2002年度)
- 1,391人(2003年度)
- 1,335人(2004年度)
- 1,301人(2005年度)
- 1,272人(2006年度)
- 1,275人(2007年度)
- 1,332人(2008年度)
- 1,253人(2009年度)
- 1,268人(2010年度)
歴史
- 1900年(明治33年)12月3日 - 山陽鉄道 三田尻駅(現・防府駅) - 厚狭駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1915年(大正4年)11月25日 - 小野田軽便鉄道がセメント町駅(現・小野田港駅)まで開業。国有鉄道との共同使用駅となる。
- 1923年(大正12年)6月25日 - 小野田軽便鉄道が小野田鉄道に社名変更。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 小野田鉄道が国有化し小野田線となり、国有鉄道単独駅に戻る。
- 1947年(昭和22年)10月1日 - 線路名称改定。小野田線が宇部西線に編入される。
- 1948年(昭和23年)2月1日 - 線路名称改定。宇部西線が小野田線に改称される。
- 1984年(昭和59年)1月21日 - 車扱貨物の取扱を廃止。駅南側に有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。
- 1986年(昭和61年) - みどりの窓口営業開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
隣の駅
脚注
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ 小野田市・山陽町合併協議会 新市建設計画(資料編) (PDF)
- ^ 出典:山口県統計年鑑