伊佐市

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いさし ウィキデータを編集
伊佐市
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 鹿児島県
市町村コード 46224-1
法人番号 3000020462241 ウィキデータを編集
面積 392.56km2
総人口 22,291[編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度 56.8人/km2
隣接自治体 出水市湧水町さつま町えびの市
水俣市人吉市球磨村
市の木 ひのき
市の花 さくら
伊佐市役所
市長 橋本欣也
所在地 895-2511
鹿児島県伊佐市大口里1888番地
伊佐市役所
伊佐市役所
外部リンク 伊佐市

伊佐市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

伊佐市(いさし)は、鹿児島県の北部に位置するである。

2008年(平成20年)11月1日大口市伊佐郡菱刈町が合併して発足した。

伊佐米の名で知られる県内でも屈指の米どころであり、また、金の産出で世界でも有数の高品位を誇る菱刈鉱山がある街でもある。

地理

鹿児島県の北端の内陸部、鹿児島市から北へ約75kmの場所に位置する。北側は熊本県と接しており、東側は宮崎県とわずかに接している。川内川が市を縦断する。中心市街地は大口盆地の一部を成しており、標高は180m前後である。

内陸の盆地であるため冬場は最低気温が0℃以下の氷点下になることも多い。1月の平均最低気温氷点下1.2℃で、これは山形県酒田市並み(同 氷点下1.3℃)の寒さである。また、積雪もしばしば見られるため、霧島市福山町上場地区とともに「鹿児島県の北海道」と言われる。

隣接している自治体

人口


伊佐市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


歴史

伊佐市発足の経緯

「平成の大合併」の動きにあわせ、2000年代初頭に大口市と菱刈町では合併協議会を立ち上げ、新市名を「伊佐市」と決定したが、菱刈町で実施された住民投票において反対が賛成を上回ったため合併は実現せず、2005年(平成17年)5月に協議会も解散した。その後、両自治体では2006年(平成18年)8月28日に改めて伊佐地区合併協議会を立ち上げ、新市名を前代の協議会と同じく「伊佐市」とする新設合併で合意に至り、2007年(平成19年)12月26日には鹿児島県知事より廃置分合(合併)決定書の交付、2008年(平成20年)1月30日に総務大臣による告示を経て同年11月1日に合併した。

姉妹都市

海外

国内

行政

  • 市長職務執行者(初代市長選出まで):神園勝喜(旧菱刈町長)
  • 市長:隈元新(2008年11月30日就任 旧大口市長)

市役所

  • 大口庁舎(旧大口市役所、本庁) - 鹿児島県伊佐市大口里1888番地
  • 菱刈庁舎(旧菱刈町役場) - 鹿児島県伊佐市菱刈前目2106番地

県の行政機関

  • 鹿児島県警察:伊佐警察署(旧大口警察署)
  • 姶良・伊佐地域振興局伊佐市駐在
  • 大口保健所

国の行政機関

経済

産業

  • 農業
    米(伊佐米)の栽培と、サツマイモによる焼酎「伊佐大泉」、「伊佐錦」、「伊佐美」の醸造が盛ん。伊佐米は米麹の原料として欠かせない。
    鹿児島県に唯一のカントリーエレベーターを設置している。
  • 工業
    電子工業
  • 鉱業
    市の東部に鉱石・鉱石の鉱脈が広がっており、住友金属鉱山の手で菱刈鉱山が開設され、採掘が行われている。市財政の1割に貢献している一大産業である。

伊佐市に本社を置く企業

地域

山野小学校

学校教育

公立高等学校

私立高等学校・中学校

公立中学校

公立小学校

交通

国道447号

道路

高速道路の最寄りインターチェンジは九州自動車道人吉インターチェンジ栗野インターチェンジ

一般国道
主要地方道

バス

鉄道(廃止路線)

かつては山野線および宮之城線が、旧大口市の代表駅である薩摩大口駅から鹿児島本線水俣駅川内駅肥薩線栗野駅の各駅へ通じていたが、いずれも特定地方交通線に指定され、1987年(昭和62年)から1988年(昭和63年)にかけて相次いで廃止・バス転換された。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

郡山八幡神社

出身有名人

関連項目

外部リンク