マラ・ジェイド

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マラ・ジェイド (Mara Jade) は、『スター・ウォーズ・シリーズ』に登場する架空の女性である。非正史(レジェンズ)のスピンオフ作品の登場人物であり、映画を含めた正史(カノン)の作品には登場しない。本来ジェダイは結婚を禁じられているが新ジェダイ・オーダーに準ずる設定のためここでは触れないこととする。

概要

人間女性で、かつては「皇帝の手」として銀河帝国の皇帝パルパティーンに仕えていた。「皇帝の手」とは、パルパティーンの直接の命令に従い、刺客として主に密偵暗殺など帝国の正式な記録に残せない活動を行っていたダーク・ジェダイ達のことで、他にロガンダ・イズマレン、ルミヤ(シーラ・ブリー)など数名がいた。そのなかでもマラ・ジェイドは特に有能で、皇帝から一目置かれていた。

ダース・ベイダーとも面識があったが、お互いあまり良い感情は持っておらず、幾度か衝突したこともある。それでも共通の目的について情報交換をしたり、助言を与えたり便宜を図ったりするなど、共闘したこともあった。

ルーク・スカイウォーカーらがハン・ソロ救出のためにジャバ・ザ・ハットの宮殿に向かった頃(『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』)、ルークを暗殺するために、アリカという踊り子に変装してジャバの宮殿に潜入していた。しかしジャバが捕らえたルークを処刑するためにサーラックの巣へ連れて行く際に同行を許されず、その上ルークが脱出したため、任務は失敗に終わった。

パルパティーン亡き後は密輸業者タロン・カードの部下として働いていたが、タロンが新共和国との関わりを深めるようになると、ルークと接触するようになる。かつての敵であるルークへの復讐を誓っていた彼女は、ジレンマに陥った(『スローン3部作』、ティモシイ・ザーン著)。 しかし、強いフォースを持っていた彼女はルークからジェダイの訓練を受け、味方として共に戦っていくうちに憎しみを和らげていく。そしてルークからのプロポーズを受け入れ、ルークと結婚する(『ハンド・オブ・スローン2部作』、ティモシィ・ザーン著)。

マラ・ジェイド・スカイウォーカー (Mara Jade Skywalker) と名を変えた彼女は、ルークとの間に1男ベンをもうける(『復活』、グレッグ・キイズ著)。自身が「スカイウォーカー」となった今でも、夫ルークを「スカイウォーカー」と呼ぶことがある。

その後もルークと共に、ジェダイ・マスターとして弟子の指導にあたっている。ハン・ソロとレイア・オーガナの長女ジェイナ・ソロがマラの弟子となり、一人前のジェダイ・ナイトとして独立した(『運命の道』、ウォルター・ジョン・ウィリアムズ著)。

後にシスの暗黒卿ダース・カイダスとなったジェイセン・ソロによって殺害される。

関連項目