ヒッコリー・ロードの殺人
『ヒッコリー・ロードの殺人』(ヒッコリー・ロードのさつじん、原題:Hickory Dickory Dock)[1]は、イギリスの小説家アガサ・クリスティによって1955年に発表されたエルキュール・ポアロシリーズの長編推理小説である。
本作には、『マギンティ夫人は死んだ』、『ネメアのライオン』[2]、『葬儀を終えて』といった過去の事件についての言及がある。また、『ヘラクレスの冒険』などの主要人物であるヴェラ・ロサコフ伯爵夫人も登場する。
あらすじ
ロンドンのヒッコリー・ロードにある学生寮にて、ホウ酸や電球といった小物が次々に盗まれた。秘書のミス・レモンの姉で、寮母のハバード夫人に頼まれたポアロは、寮を訪ね、警察を呼ぶべきだと主張する。
主な登場人物
- エルキュール・ポアロ - 私立探偵
- ミス・レモン - ポアロの秘書
- ハバード夫人 - ミス・レモンの姉
- エンディコット - 弁護士[3]
- シャープ - ロンドン警視庁の警部
映像化
- 『名探偵ポワロ』第43話
脚注
外部リンク
- ヒッコリー・ロードの殺人 - Hayakawa Online