アキバ冥途戦争
アキバ冥途戦争 | |
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ジャンル | ブラック・コメディ 美少女(メイド喫茶) 任侠物 |
アニメ | |
原作 | ケダモノランド経営戦略室 |
監督 | 増井壮一 |
シリーズ構成 | 比企能博 |
キャラクターデザイン | 仁井学 |
音楽 | 池頼広 |
アニメーション制作 | P.A.WORKS |
製作 | 「アキバ冥途戦争」製作委員会 |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2022年10月7日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『アキバ冥途戦争』(アキバめいどせんそう、Akiba Maid War)は、CygamesとP.A.WORKS制作の日本のアニメ作品[1]。2022年6月24日に制作発表され[1]、TOKYO MXほかにて2022年10月7日から放送中[2]。
概要
時は1999年。メイドに憧れて秋葉原にやってきた少女を軸に据えたお仕事奮闘記。ただしこの世界のメイド喫茶は裏では暴力団に近い組織で、各店は抗争(時には殺し合い)を繰り広げている。キャッチコピーは「萌えと暴力について」[1][2]。オープニングではアバンタイトルが導入されている(7話を除く)。6話・7話のナレーションは、森羅万象が担当。次回予告は、放送ではカットされているが、公式ホームページないしYouTubeにて順次公開されている。
2022年9月18日には秋葉原近隣のTOHOシネマズ上野にて第1話と第2話の先行上映会とトークショーが実施された[2][3]。
なお、劇中の時代設定は1999年となっているが、この当時は実際はメイド喫茶は存在しないなど、現実の秋葉原との乖離が見られる[注 1]。これについて、主要スタッフの座談会において、初期の段階で「携帯電話を使わせたくない、スマホが登場すると、都合がよくなりすぎてしまう」という意図[注 2]とともに、微妙な昔である1999年当時の世紀末感や街並みから感じる良さがあったことが時代設定の要因になっていることが明かされている[6]。
あらすじ
1985年、とある雨の日。メイド喫茶「侍女茶館」の女店長が射殺された。敬愛する店長を目の前で殺された万年嵐子の心は怒りに支配された。
時は流れ1999年の秋葉原。ごく普通の少女、和平なごみは雑居ビルの一室にあるメイドカフェ「とんとことん」で憧れのメイドになる。同時に入店した嵐子と一緒に仕事に励むが、店長に命じられて2人でライバル店に手紙を届ける。手紙の内容は相手に喧嘩を売るようなものだった。激昂したライバル店の店長に対し、嵐子は拳銃を乱射しメイドたちを殲滅。ショックを受けたなごみは逃げ出そうとするが失敗。金と血と暴力と欲望に塗れるアキバのメイドたちの中で、萌えと抗争の真っ只中を突き進む。
登場人物
メイドカフェ とんとことん
和平なごみ ()- 声 - 近藤玲奈[7]
- 主人公。可愛いメイドになることを夢見て秋葉原に上京してきた少女。担当カラーはピンク。誕生日は4月2日の17歳。身長は154cm。血液型はB型。住み込みで「とんとことん」に雇われる。失敗しても挫けない根性ある娘だが、アキバの現状やメイド喫茶の実態に驚かされ、命がけの日々を送る。逃げ出そうとしたが、監視同然に嵐子と寝食を共にすることになったため、逃げられずにいる。木登りが得意である。好物はショコラ。性格などに難のある登場人物が多い本作において数少ない常識人。
- ねるら亡き後、「とんとことん」をこっそりと抜け出してメイドを離れ、同じ秋葉原にある「忍者カフェ」[注 3]にて住み込みで働いていたが、その店を訪れたねるらのファンだった客たちから、「アキバのメイドを変える存在になり得る」と生前ねるらが語っていたことを知らされる。その言葉を胸に今一度、メイドとして立ち上がることを決意する。
- 「忍者カフェ」で働いていた間、アトラクションのために鍛錬していたため苦無投げや煙玉などの忍者スキルも修得しており、愛美達がとんとことんにカチコミした際は駆けつけて危機を救った。そして「みんなを守るメイドになる」と心に誓い、とんとことんに復帰した。
- ソフトボール経験者であり、「ウーパーズ」との野球対決では捕手を務める。ラフプレーを嫌い、「フェアプレーの精神で決着をつけることに意味がある」とやる気がないメンバーを鼓舞し、相手の心をも動かした。
万年嵐子 ()- 声 - 佐藤利奈[7]
- 長期間秋葉原から離れていたが、また戻ってきた寡黙なメイド。担当カラーは赤。誕生日は5月9日の35歳(5話で36歳になる)。身長は166cm。血液型はO型。左利きだが、箸や拳銃は右手を使う。戦闘中に敵の落とした拳銃を拾って即興で二丁拳銃をこなすなど、戦闘力は極めて高い。不器用かつ、戦いには手を抜けないタイプ。なごみのルームメイトとなった。好物はラーメン、特技は野球。
- 1985年の時点では「侍女茶館」で働いていたメイドだった。15年前に起きた抗争が元で服役しており、出所後メイドに復帰する[9][注 4]。当時の事件により、その筋の界隈では有名人な模様。5話の回想シーンでは、元々他人を傷付ける事を嫌う性格だった事が描かれている。
- 自分のことを悪く言われても動じない性格だが、勤務する店やスタッフを侮辱されると感情的になる。
- 「ウーパーズ」との野球対決では当初三塁手だったが、ゾーヤに代わってリリーフ投手を買って出る。かつて収監されていた頃に野球を経験しており、左投げのサブマリンで左打ち。打撃フォームは王貞治も顔負けの一本足打法である。
- ゆめち
- 声 - 田中美海[7]
- 店のエースであるツインテールが特徴のメイド。誕生日は7月21日。担当カラーは緑。身長は149cm。血液型はAB型。パズルゲームが得意で好物はお茶漬け。客には笑顔を振る舞うが、実際はクールな毒舌家。
- 一方で店長以上にスタッフを大切だと考えており、嵐子のバースデーをサプライズで計画するために一芝居打つことも。また嵐子を侮辱した薫子を射殺後、死体に向かって「ウチの店にカスメイドは一人もいない」と言い放った。
- 「ウーパーズ」との野球対決では二塁手で最初はやる気がなかったが、なごみの決意に心を打たれ、しぃぽんとの二遊間を形成した。
- しぃぽん
- 声 - 黒沢ともよ[7]
- ギャルのメイド。誕生日は4月28日。担当カラーは黄。身長は158cm。血液型はO型。窮地であっても動じない能天気な性格。元々はなごみ同様にJKだった頃にアキバでスカウトされて入ったズブの素人であり、数々の修羅場を潜ってきた内に銃火器の扱いに慣れた経緯を持つ。趣味はメイクで、普段は1999年ごろに流行していたガングロメイクで接客しているが、4話で佐野に調教されたときは一時的にナチュラルメイクにしていた。好物は大トロ。
- 「ウーパーズ」との野球対決では遊撃手で、ゆめち同様やる気がなかったが、なごみに心を動かされ、試合途中から併殺を完成させるなど連携プレーを形成していた。
- ゾーヤ
- 声 - ジェーニャ[7]
- 軍隊出身のロシア人メイド。担当カラーは紫。身長は175cm。誕生日は2月23日。血液型はA型。軍属の家系故に女の子らしい遊びを禁じられ、幼少の頃から格闘技を叩き込まれていた。3話での平伊達乃の台詞から元軍人だった事が語られている。一度はアキバのメイドに興味が湧いて来日してメイド喫茶に体験入店したものの、笑顔が作れなかったのでメイドをやめて平の部下となる。アキバふぁいとくらぶで嵐子と戦い、お互いのかわいさを認めた後に敗北。その後店長にスカウトされとんとことんに入店する。モノローグやキメのセリフはロシア語になることが多い(ただし字幕・日本語訳が一切無く、視聴者に対して塩対応)。趣味はお人形集め。好物はいちご大福。
- 3話から登場したため、3話までのオープニングテーマ曲では顔がエフェクトで隠されていた。
- 「ウーパーズ」との野球対決で最初は右投げの先発投手だったが、爪が割れて途中から三塁手に入った。
- 店長
- 声 - 高垣彩陽[7]
- メイドカフェ「とんとことん」の店長。名前は
八重樫靖子 ()[10]。バーテンダーのような服装で勤務している。担当カラーは青。身長は158cm。血液型はAB型。誕生日は1月1日の30歳で独身。昔はメイドだったとされており、5話では嵐子の代わりとしてメイド姿になった。おひねりちゃんを滞納しているため取り立て屋を恐れており、逃れるためなら店やプライドを売ることすら辞さない考えの持ち主だが、7話で一時的に店を離れたなごみのことは「病欠」として籍を残しておくなど、スタッフ想いではある。おひねりちゃんの支払いのために策を練るものの、そのほとんどが裏目に出てしまっている。趣味はギャンブルで、好物は他人の金で食べる焼肉とのこと。 - 「ウーパーズ」との野球対決では監督を務めていたが、相手を罵るばかりで何もしていなかった。
御徒町 ()- 声 - ???[7]
- パンダの着ぐるみを着用した、店のマスコットのような存在。担当カラーは灰。身長は175cm。誕生日は10月28日。血液型はRh-のO型。ネクタイと名札を付けているので一応メイド扱いとされており、入り口のボードにも写真が貼られている。2話ではメイドカジノの調理場でガスの元栓を開けてビルの爆発を誘発させる、なごみ達が薫子に拉致された現場を目撃し窮地をとんとことんに知らせるなど、店の外でも暗躍している(ゆめちらと共に店にも乗り込んでいるが戦闘に加わったかは不明。また壊滅した店内に放置されていた売上金を持ち帰り店長に渡した)。趣味はオセロで好物は笹以外の食べ物全般。
- 「ウーパーズ」との野球対決では一塁手で、チームのパワーヒッターであり本塁打を量産していた。
ケダモノランドグループ
凪 ()- 声 - 皆川純子
- 「ケダモノランドグループ」のリーダー。メイド服風のドレス姿の女性。身長は166cm。血液型はA型。誕生日は9月5日。グループへの忠誠心をモットーとし、従えない者は排除する冷徹な性格を持つ。
- オープニングにも登場している。
- 嵐子とは侍女茶館時代からの旧知の仲[注 5]でもあり、1985年の店長襲撃の際には送迎車の運転手として同乗し、美千代の最期を目の当たりにしている。当時の名前は「ウズコ」(漢字表記不明)。
- 「ウーパーズ」との野球対決で疎遠になっていた嵐子と再会。「戦いを拒んだ嵐子のせいで美千代が亡くなった」と考えている。
- 取り立て屋
- 声 - 内山昂輝
- 「鉢巻、バックパックにポスター2本挿し」などの1999年当時のオタクのステレオタイプな服装をした青年。「おひねりちゃん」(上納金)の取り立てを行っている。1話ではなごみを鉄砲玉としてチュキチュキつきちゃんに送りこみ、抗争の火種を作ろうとしたが嵐子が同行したことで店長以下全従業員が死亡する事態となった。3話ではアキバファイトクラブで嵐子に八百長試合をさせようとする。グループ総会で凪の意向を壇上から各店長に伝えるなど、下っ端風の名前に反して凪の側近のような立ち位置にいる。
佐野みのり ()- 声 - 小林ゆう
- 凪が「とんとことん」へと派遣した「調教師」。グループ発展のため、各店舗に送り込まれたメイド教育のスペシャリストの一人。手始めに店長と御徒町を追放し、メイドたちに「1週間以内に一人10万円ずつのおひねりちゃんをひねり出す」という課題を与える。早朝から深夜まで暴言・暴力を用いてブラック企業の研修並みのスパルタ指導でメイドたちを酷使し、グループに絶対服従するよう洗脳した。その指導力は本物であり、とんとことんメンバーの売り上げは急上昇し、なごみはメイドとしての技術を上達させた。
- 調教を完了して店を去ったあと、洗脳された振りをして機をうかがっていた嵐子としぃぽん、逆恨みで戻って来た店長らの行動で皆の洗脳が解ける。数日後、店のメイドたちが元に戻っているのを見て驚愕。凪から「調教に失敗はない、命懸けでやれ」と厳命されていたことを思い出し、責任を取らされる(破門あるいは絶縁)ことを恐れ行方を晦ました。
- ゲスト声優が演じるキャラにほぼ毎回死亡描写がある同作において、未だに生死が不明のままの珍しいキャラクター。
- コンコンカフェ店長
- 声 - 高橋李依
- 「ケダモノランドグループ」に属するメイドカフェの店長。ケダモノランドグループ総会の場で壇上に呼ばれ金策の腕を褒められるが、密かにおひねりちゃんを着服していることを見抜かれておりその場で凪に射殺された。
- 忠犬メイドッグ店長
- 声 - 中野さいま
- 「ケダモノランドグループ」に属するメイドカフェの店長。ケダモノランドグループ総会の場でコンコンカフェ店長を処刑した凪の身代わりとして出頭することを宣言し、会場を退場した。
薫子 ()- 声 - 小倉唯
- 「ケダモノランドグループ」に属するメイドカフェ「メイドシープ」に所属。誕生日は嵐子と同日の5月9日で20歳(5話で21歳になる)。当初は嵐子の誕生日イベントのビラ配りでやってきたなごみたちを丁重に迎えていた。だが「自分と誕生日が同日の人間は不要」と考え、なごみと嵐子を始末しようとするも、「とんとことん」のメンバーに嗅ぎ付けられ、店のメイドを全滅させられる。それでも最後まで抵抗し、「グループで必要とされているのは自分」「嵐子のようなカスメイドより自分の方が稼げる」と、自信過剰な本性をむき出しにする。しかし、嵐子を「カスメイド」扱いされたことに激高したゆめちの手で腹部を撃たれ死亡。薫子の死に加え、御徒町の手で自身の誕生日イベントで稼いだ売上金500万円を丸々持ち逃げされたことにより店は壊滅した。
- 一連の発言から嵐子以外にも同じ誕生日のメイドを複数殺害していたようである。
- グループ内で常に多額のおひねりちゃんを上納していた「優良店」であり、潰した経緯を問うべく店長は本部に呼び出され、また同時期にメイドリアングループに愛美が戻ってきた事に加えてチュキチュキつきちゃんの件でクレームが来たため、責任(落とし前)を取るべくメイドリアングループへの説明役という名の捨て駒にされる羽目となる。
メイドリアングループ
愛美・スーパーノヴァ・山岸 ()- 声 - ユリン千晶
- 「メイドリアングループ」の店長(幹部)。赤い超新星の異名を持ち、常に赤バット[注 6]を携帯する。広島弁で話す[注 7] 。7年間の懲役を終え、アキバへ戻ってきた。しかし、現代表の宇垣をはじめ幹部達が「バットを振り回すなんて時代遅れ」だと言った上に「チュキチュキつきちゃん」を潰されても傍観を決め込んていた姿に激昂。「メイドがそんな考えだから周囲になめられる」としたうえで、「チュキチュキつきちゃん」を殲滅させた「とんとことん」に復讐の念を抱く。周囲に知られぬように「とんとことん」を壊滅させようと模索するが、それに気づいたねるらの手で計画は破綻してしまう。その後みやび等部下の手でねるらを見つけ出し、グループを裏切った報いとしてなごみたちの眼前で排除する[注 8] 。
- 先代の頃に身一つでメイドリアングループのシマを広げた功労者であり、メイドリアングループに対する思い入れは人一倍あり、「アキバビッグバン」――ケダモノランドグループとの全面戦争に固執しており、半ば強引に代表代行に就任してからはグループ全店にとんとことん殲滅並びに全面戦争敢行の檄文を飛ばした。
- 単騎で「とんとことん」にカチコミをかける目的で訪れたが、1階の古びた「怒羅磨」が目に入り、立ち入った店内にいた食事中の嵐子と出逢い、同じ「時代に取り残されたメイド」とシンパシーを感じて酒(ビール)を酌み交わす[注 9]。だが、のちに嵐子が「とんとことん」のメイドと知ってからは、鉄火場で合間見える約束をする。
- ねるら殺害後、決起して「とんとことん」襲撃に乗り出す。しかし舞い戻ってきたなごみの手でメンバーは窮地に立たされ、みやび共々一時離脱する。その後、なごみに尾行されタイマンを張ることになるが、なごみの渾身の拳の前に敗戦。「メイドだったら生きて、『萌え萌えキュン』と言ってみろ!」となごみに言われ襲撃から完全に手を退くことにした。だが戻った矢先、宇垣から「もうお前には従えない」と宣言された上に、宇垣に加え幹部から一斉射撃を食らって蜂の巣にされ、「生きていることは痛い」と呟き血の海に倒れる。なお亡骸はドラム缶に詰められ、幹部たちの手によって海に沈められた。その後、8話で小規模な形ではあるが宇垣らにより葬儀が執り行われた。
- みやび
- 声 - 喜多村英梨
- 愛美に仕えているメイドで、愛美が不在の間は店長代行として店を運営していた。愛美に忠誠を誓っており、ねるら粛清の際も、愛美に代わってなごみたちに銃口を向けるも愛美に止められていた。「とんとことん」との全面抗争ではなごみの援護に阻まれ、愛美と命からがら逃げだす。四面楚歌となるが、愛美から逃げるように促され涙をこらえ一人逃亡した。その後、メイドリアングループの合併の報を聞いて愛美がもうこの世に居ないと悟り、グループを見限ったタカ派のメイド達と共にアキバを去った。
- 「ウーパーズ」との野球対決ではマスコットのウーパーくんに扮して着ぐるみのままスタンドで試合の行く末を見守り、試合途中に暴れだした宇垣を背後から刺して殺害。愛美の仇を取った。だがその直後、激高したモリィの手で着ぐるみごと腹部を刺され死亡する。
- ねるら
- 声 - 石見舞菜香
- 「侵略カフェですとろん」所属のメイド。身長は158cm。血液型はB型で誕生日は9月12日。ビラ配りをしていたなごみと知り合い、店やグループは違えどなごみを気に掛ける優しい性格。「いけいけどんどん」が口ぐせ。愛美が娑婆へ出てきたことでグループ同士の抗争を危惧していた。それでも、自分を慕ってくれるなごみを受け入れ姉妹の契り[注 10]を結んだ。
- そんな矢先、愛美が「とんとことん」を襲撃するという情報を掴み、なごみへ危険を知らせたことで、グループを裏切ったとして愛美の怒りを買い、追われる立場となる。その後、なごみ、嵐子と路地裏に居るところを愛美に見つかり追い詰められたところで刃を向けて愛美に抵抗するも[注 11]、なごみの前で愛美の銃弾に倒れ、静かに息を引き取った。
- 生前、ファンの客に「なごみちゃんはこのアキバのメイドを変えてくれる存在」と言い残していた。
- 宇垣和枝
- 声 - 斉藤貴美子
- 「メイドリアングループ」の現代表。愛美が収監されていた間に前代表が死去したため代表に就任、運営能力に長け、「ケダモノランドグループ」に迫る勢いで急成長させた人物。「バットを振り回すような時代は終わった」と考えるも、戻ってきた愛美の実力行使によってその考えを否定せざるを得なくなった。その後、愛美を代表代行に任命する。
- 愛美が「とんとことん」を襲撃後、手のひらを返して「ケダモノランドグループ」と合併することを宣言。なごみに負けて舞い戻ってきた愛美を蜂の巣にして殺害し、合併を申し出る。しかし元々は対等な合併の契約を結ぶはずが、タカ派のメイド達が抜けた事により戦力が激減し、それも見越した凪に出し抜かれて不利な契約を結ばされる。愛美の死と共に、「メイドリアングループ」は事実上の消滅となった。
- 「メイドリアングループ」吸収後は「ウーパーズ」として再出発。「とんとことん」よりも売り上げを伸ばしていた。愛美の葬儀に現れた凪により、野球対決で「とんとことん」とかたをつけることになる。しかし「とんとことん」にはかなりの恨みを持っており、「格下の奴等に負けるなど有り得ない」と試合中ずっと侮辱していた。なごみがフェアプレーにこだわり、選手たちがラフプレーをしなくなったことに加えリードを許す展開となって苛立ちを見せ、自ら打席に立つ。そして一方的にマウンドの嵐子にバットで殴りかかろうとしたが、ゾーヤに蹴られ転倒。その直後、愛美を慕っていたみやびにより背後から刺され死亡した。
- チュキチュキつきちゃん店長
- 声 - 竹達彩奈
- 「とんとことん」のライバル系列店、「チュキチュキつきちゃん」の女性店長。見てくれは黒いうさ耳を身にまとっているため愛らしいが、気に入らない店員には関西弁でどう喝する上、指を詰める代わりにツインテールを切ろうとする。「とんとことん」の店長からの手紙を持ってきたなごみを何度もビンタするが、しびれを切らした嵐子により射殺される。全員があっけにとられているうちに逃走した嵐子を追撃した店員も全て返り討ちに遭い店は壊滅した。
- 取り立て屋の当初の目論見では動物モチーフのケダモノランドグループとは別の系列である同店が兎耳のコスチュームで商売していることを捨て駒メイド(なごみ)を使って挑発し殺害させることで抗争の火種とするつもりであった。店舗のモチーフは月のウサギだった。
- 元々メイドリアングループ内でも武闘派で素行が悪い事で代表及び幹部達も手を持て余していた模様で、ケダモノランドグループとも融和関係を維持したいとの事で静観していたが、結果として愛美の逆鱗に触れてしまい、弔い合戦としてアキバビッグバンの火種となる。
- 侵略カフェですとろん店長
- 声 - 内山夕実
- 「侵略カフェですとろん」の女性店長であり、「ケダモノランドグループ」との抗争ではスタッフに檄を飛ばしていた。ねるら亡き後、愛美の替え玉として警察署に出頭。マインドコントロールされていたのか連行時には目の焦点が合っておらず、取調べにも支離滅裂なことを供述していた。
- 先代代表
- 故人。かつては武闘派であり、愛美が唯一忠誠を誓っていたが、愛美が収監されてからは時代の流れに合わせて経営拡大路線に切り替え、宇垣を次期代表に指名した。収監中の愛美に面接などで説明する機会もあったが全く説明しておらず、出所した愛美に宇垣は説明したが一向に信じてもらえず、宇垣を含む幹部達と愛美の溝を深める事となった。
- カスミ
- 声 - 金澤まい
- 「ウーパーズ」所属のメイド。愛美を慕っていた一人で、「とんとことん」との野球対決では愛美の形見である赤いバットを握って打席に立った。しかしゾーヤのボールの勢いに押され、真っ二つになってしまう。ポジションは投手で右投げ右打ちのオーバースロー。最初は宇垣の指示でラフプレーに興じていたが、なごみのフェアプレーの精神に打たれ途中からは実力で「とんとことん」に勝とうと誓う。
- モリィ
- 声 - 石上静香
- 「ウーパーズ」所属のメイド。カスミやエル同様、最初はラフプレーをしてでも勝とうとした。しかし、エルやカスミが相手のフェアプレーに応えるべきだと考えるようになり心が揺れ動く。宇垣が刺殺された時は逆上し、殺害に使われたナイフ(ドス)でみやびを串刺しにして殺してしまう。
- エル
- 声 - 山村響
- 「ウーパーズ」所属のメイド。「とんとことん」との野球対決の試合開始直後はほかのチームメイト同様、ラフプレーで試合に勝つ気でいた。しかしカスミ同様、なごみのフェアプレーに応えるべきだと考え、途中からラフプレーを止める。宇垣が暴走して乱闘になりかけた際も、「手を出すな」とナインをなだめていた。チームは敗れたが、「良い試合だった」と「とんとことん」を称えた。
その他の登場人物
- 大将
- 声 - 小山剛志
- 「メイドカフェとんとことん」の下に店を構える、ラーメン屋『怒羅磨』(どらま)の大将。嵐子の過去を知る人間の一人。1話では嵐子に紙袋に入ったリボルバーを渡す。客としてとんとことんにも何度も足を運んでいるようで、佐野の指導によってケチャップアートのスキルを上達させたなごみを称賛した。
- またケーキ作りも得意で、5話では嵐子の誕生日ケーキを用意していた。
- 闇金業者代表
- 声 - 斧アツシ
- 金に困る店長に金を貸し、違法カジノ店「メイドカジノ」を紹介するが実は裏でカジノのディーラーと繋がっている。最終的には「とんとことん」のメンバー全員をイカサマにかけ、借金のカタに海外に売ろうと考える。しかし一同を恫喝した直後に嵐子に撃たれあっけない最期を遂げた。
- ディーラーメイド
- 声 - 小松未可子
- 「メイドカジノ」のディーラーで、闇金業者代表と裏で繋がっている。ポーカーの際にイカサマをし、「とんとことん」のメンバーからお金を吸い上げ、文無しにして海外に叩き売ろうとした。だがゆめちにあっさりと見抜かれ、闇金業者代表の射殺後に銃撃戦へ発展してしまう。瀕死の重傷を負いながら最後の力で手りゅう弾を嵐子に投げつけるが、爆発前に投げ返された上に御徒町の手でガス管を開かれていたことを知らず店もろとも爆死する。
- 平伊達乃
- 声 - 生天目仁美
- 「アキバふわふわぁすい~とくらぶ」、略して「アキバふぁいとくらぶ」のオーナー。苗字が平(たいら)で下の名前が伊達乃。テレビアニメ「レジェンドファイターのぶあき」のマニアでもあり、主人公のぶあきを陰から支える猪俣グレースに憧れていた。自分ものぶあきみたいなファイターを育てたいという想いから店を興した経緯を持つが、裏では八百長試合で金を巻き上げるというあこぎな商売をしている。高額で取引されている猪俣グレースフィギュアを持ってきたフィギュア業者にしてヤクザの組長でもある木島(声 - 真殿光昭)を、(嵐子に八百長をぶち壊しにされたことで)代金の工面ができず取り引きを拒否されたにも関わらずフィギュア欲しさに殺害。その罪を嵐子に着せ、さらにゾーヤを使って嵐子を試合中に殺害しようとする。しかし、勝負は嵐子が勝ち、さらに嵐子が馬鹿正直に貼り付けたメモから平の犯行がばれ、木島の部下達に襲撃され死亡する。なお、平は気づいていなかったが彼女が手にしたフィギュアは木島が作らせた贋作であり、本物は木島の死体処理をしていた嵐子が拾った事で価値観の分からないゆめちにより中古屋に売られた。
- 美千代
- 声 - 伊藤美紀
- かつて嵐子が働いていたメイド喫茶「侍女茶館」のオーナー店長で年配の女性。入店当初、争いごとを好まなかった嵐子に対し優しく接してくれていた。しかし1話冒頭で何者かに銃撃され死亡する。
- 刑事
- 声 - 松本大
- 秋葉原界隈を管轄する警察署に属する、警視庁の刑事[注 12]。
- ケダモノランドグループとメイドリアングループとの抗争、殺し合い、銃の保有などは当然に把握しているが、少なくともメイドリアングループからは「口止め料」として賄賂を受け取っていることもあり、取り締まりを見逃したり抗争を大事にならないよう極力揉み消したりしている。
- 末広
- 声 - 諏訪部順一[11]
- とんとことんの新たな常連客の物静かな男性。嵐子のファンと見受けられる。
- ホセ
- 声 - ラウル・アルメイダ
- ルイス
- 声 - ジャンポール・ビエレット
- アントニオ
- 声 - ハッジス・アキレス
- いずれもベネズエラ人留学生。「ウーパーズ」との試合で「とんとことん」のスタッフだけではメンバーが足りず試合ができないことから、たまたまアキバの電気街にいたところを店長にスカウトされる。野球大国出身ながら野球は素人同然で、その実力は「ボール」と宣告されたと思えばバットを振ってストライクに判定を変えられる始末[注 13]。野球試合後は、愛美らの襲撃によって破壊された「とんとことん」の修復に協力し、営業再開に貢献した。
- このうちホセ役のラウル、アントニオ役のハッジスについては、実際にネイティブのスペイン語(厳密にはベネズエラ・スペイン語)を話す方を起用したい、という意向で、スタッフが駐日ベネズエラ大使館に協力を仰いで日本在住のベネズエラ人である二人をスカウトし出演してもらったという裏話がある[12][13]。
用語・設定
- メイドカフェ とんとことん
- ケダモノランドグループに所属する秋葉原のメイドカフェ。通称はブタ小屋。所属メイドは豚の耳に豚の鼻をあしらったネクタイ、左の腰に名札を付けている。グループ内のヒエラルキーは下の下で、なごみがビラを配っているとグループ他店のメイドから恫喝されている。ビラ配りの際のキャッチコピーは「あなたとランデブー」。朝食を5人で食べているシーンや、深夜に脱走を企むしぃぽんをメンバーで捜索するシーンがあることから、店長以下全員がビル内に住み込みで生活している模様。経営状態が思わしくなく、親会社のケダモノランドへのおひねりちゃん(上納金)が滞っているため、たびたび取り立て屋に脅されており、時には営業中にも関わらず、接客そっちのけで内職をしている事もある。嵐子が入ってからは不可抗力と成り行きで幾多のライバル店を潰した事から、4話では「新星の武闘派」とケダモノランドグループの店長達からも認知されていた。嵐子の並外れた実力の陰に隠れがちだが彼女およびなごみ以外の店員の戦闘能力も非常に高く、5話では圧倒的多数の店員を抱える「メイドシープ」を嵐子抜きで壊滅させた。のちになごみも7話において「忍者カフェ」で忍者スキルを修得した。
- ケダモノランドグループ
- 秋葉原最大手のメイドカフェグループ。漢字で「獣乱土」と書く。グループのエンブレム(代紋)は獅子。傘下の店舗はケモミミメイドのコスチュームをつけており、とんとことん(豚)、メイドシープ(羊)、コンコンカフェ(狐)、忠犬メイドッグ(犬)のほか、牛、猫、熊、狐、栗鼠、キリン、兎(「チュキチュキつきちゃん」とは別)の店舗がある模様。
- 7話でメイドリアングループを事実上、吸収合併したことにより、秋葉原のメイドカフェ業界では一強の存在となる。
- メイドリアングループ
- ケダモノランドの抗争相手となるメイド喫茶グループで「秋葉外生命体」を名乗る。店舗モチーフは宇宙。グループのエンブレム(代紋)はUFOに乗った宇宙人。6話時点では「チュキチュキつきちゃん」、「侵略カフェですとろん」が登場し、本部でのシーンでは「ですとろん」を除く5名の店長が同席していた。ケダモノランドグループとは末端同士の小競り合いはあるものの、店員や資産がほぼ同等なのもあり、また保守派が多数占めている事から膠着状態に留めていた。
- 7話で愛美らタカ派を粛清し、ケダモノランドグループと対等合併の交渉に臨んだが、タカ派粛清に伴う戦力喪失のために、交渉では不利な立場に置かれ、事実上ケダモノランドグループに吸収合併された。8話では、「思い出アニマルカフェ・ウーパーズ」として再編されている。
スタッフ
- 原作 - ケダモノランド経営戦略室[7][1]
- 監督 - 増井壮一[7][1]
- シリーズ構成 - 比企能博[7][1]
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 仁井学[7][1]
- 美術監督 - 本田こうへい[1]
- 美術設定 - 伊良波理沙[1]
- 色彩設計 - 中野尚美[1]
- プロップ設定 - 入江健司、鍋田香代子[1]
- 撮影監督 - 石黒瑠美[1]
- 3D監督 - 小川耕平[1]
- 特殊効果 - 村上正博[1]
- 編集 - 高橋歩[1]
- 音響監督 - 飯田里樹[1]
- 音響効果 - 中野勝博[1]
- 音楽 - 池頼広[7][1]
- 音楽制作 - Cygames[1]
- プロデューサー - 竹中信広、林昌伸、姚迪、新井皐太、辻充仁、外川明宏、北澤史隆、奥永祥正、中出哲史
- アニメーションプロデューサー - 橋本真英
- アニメーション制作 - P.A.WORKS
- 製作 - 「アキバ冥途戦争」製作委員会[7][1]
主題歌
- 「メイド大回転」
- とんとことんスタッフ一同によるオープニングテーマ。作詞はSHIBU、ケダモノランド経営戦略室、作曲・編曲はSHIBU。
- 「冥途の子守唄」
- 万年嵐子(佐藤利奈)によるエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は磯崎健史。
- 「一生女の子宣言☆」
- 万年嵐子(佐藤利奈)によるエンディングテーマ。作詞はnobara kaede、作曲・編曲は川崎智哉。
- 「純情メイドぶっころ主KISS」
- 柊結夢(田中美海)による挿入歌。作詞はnobara kaede、作曲・編曲は加藤裕介。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | ブヒれ!今日からアキバの新人メイド! | 比企能博 | 増井壮一 | 太田知章 |
| 2022年 10月7日 |
第2話 | 賭博萌キュン録 ゆめち | 小森さじ | 佐々木勅嘉 |
| 10月14日 | |
第3話 | メイドの拳、膵臓の価値は | 日高勝郎 | 橋本昌和 | 熨斗谷充孝 |
| 10月21日 |
第4話 | 実録!豚の調教師だブー!! | 比企能博 | 増井壮一 | 市村徹夫 |
| 10月28日 |
第5話 | 赤に沈む!三十六歳生誕祭! | 日高勝郎 | 許琮 | 太田知章 |
| 11月4日 |
第6話 | 姉妹盃に注ぐ血 赤バットの凶行 | 米内山陽子 | 村山靖 |
| 11月11日 | |
第7話 | 獣抗争史!秋葉外生命体血戦!! |
| 佐々木達也 |
| 11月18日 | |
第8話 | 鮮血に染まる白球 栄光は君に輝キュン♡ | 日高勝郎 | 坂田純一 | 佐々木勅嘉 |
| 11月25日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [15] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2022年10月7日 - | 金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | 製作参加 |
BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
KBS京都 | 京都府 | |||
サンテレビ | 兵庫県 | |||
金曜 21:30 - 22:00 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送[16] / リピート放送あり |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2022年10月7日 | 金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜) | ABEMA |
2022年10月10日 | 月曜 0:00(日曜深夜) 更新 | dアニメストア |
2022年10月13日 | 木曜 0:00(水曜深夜) 更新 |
|
木曜 12:00 更新 | Happy!動画 |
Blu-ray
巻 | 発売日[17] | 収録話 | 規格品番 |
---|---|---|---|
1 | 2023年1月11日予定 | 第1話 - 第4話 | BIXA-1371 |
2 | 2023年2月3日予定 | 第5話 - 第8話 | BIXA-1372 |
3 | 2023年3月3日予定 | 第9話 - 第12話 | BIXA-1373 |
脚注
注釈
- ^ 最初のメイド喫茶と言われるキュアメイドカフェが開店したのが2001年[4]で、他の主要店もあっとほぉーむカフェが2005年、メイドカフェめいどりーみんが2008年に開店している。また劇中でしぃぽんが嵐子について「アラフォー」と口にするが、この言葉が流行したのも2008年である[5]。
- ^ ただし1999年当時、既に携帯電話(ガラケー)やPHSが一般に普及している。
- ^ 一般的な知名度は低いが、「忍者カフェ」は主に関東・関西圏に数店舗が実在している。作中の店舗は架空だが、スタッフにより秋葉原の店舗にて取材が行われており、エンディングにて取材協力として店舗名がクレジットされている[8]。
- ^ 劇中での1話のセリフや4話の他店店長の会話、6話のアバンナレーション、公式サイトに掲載されたWEBコミックなどでも服役していた事が触れられている。
- ^ 一度は姉妹の契りを結んだが、抗争においての意思の相違から仲違いした。
- ^ Twitterでは、ユリン千晶の直筆サイン&7話タイトル入り(特注)赤バットのプレゼント企画が行われた。
- ^ 担当声優のユリン千晶が広島県出身なのもあり、訛りの濃い広島弁を流暢に話す。
- ^ 死を覚悟して尚且つ得物(ドス)を向けたねるらに免じ、みやびに手を出させず自身の手で排除した。
- ^ 嵐子との出逢いに気を良くしたのか、その時はラーメンとカツ丼を食べただけで撤収した。
- ^ 「怒羅磨」の店内で、店長と大将を立会人として、一杯のラーメンを盃代わりにスープを二人で順に飲み(そのあと二人で麺も食べ合った)、お互いの名札を交換した。
- ^ なごみを救うためとはいえ、苦楽を共にした店の仲間達を裏切った結果となり、そんな自身に対してのけじめを取るために起こした行動であり、嵐子もそんな彼女の胸中を汲み、止めようとするなごみを制している。
- ^ 現実の世界では、秋葉原界隈を管轄しているのは万世橋警察署で、暴力団の対応には警視庁組織犯罪対策部が当たっている(1999年当時は刑事部捜査第四課)。
- ^ 実際の野球の試合ではそのようなことはなく、ボールと判定された後にバットを振ってもストライクになることはない。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “Cygames×ピーエーワークス、アニメ「アキバ冥途戦争」制作決定! ティザーPV公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年6月24日) 202-09-20閲覧。
- ^ a b c “メイドお仕事アニメ「アキバ冥途戦争」10月開始、田中美海・黒沢ともよ・高垣彩陽出演”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年8月26日) 2022年9月20日閲覧。
- ^ “TVアニメ『アキバ冥途戦争』先行上映会&トークショー 開催決定!”. TVアニメ「アキバ冥途戦争」公式サイト (2022年8月26日). 2022年9月20日閲覧。
- ^ 創業20年「キュアメイドカフェ」が移転リニューアル 秋葉原一望テラス新設も,アキバ経済新聞,2020年12月11日
- ^ 『アキバ冥途戦争』は物語を無心で楽しみたくなる,リアルサウンド,2022年10月27日
- ^ 『アキバ冥途戦争』スタッフ座談会で明かされる物語誕生の経緯【連載第3回】,アニメイトタイムズ,2022年10月18日
- ^ a b c d e f g h i j k l m “STAFF & CAST”. TVアニメ「アキバ冥途戦争」公式サイト. 2022年9月20日閲覧。
- ^ sinobazu_cafeのツイート(1593628646199418881)
- ^ 『アニメディア』2022年12月号P.108
- ^ katsuro_hidakaのツイート(1589879852618108928)
- ^ 末広 CHARACTER | TVアニメ「アキバ冥途戦争」公式サイト
- ^ dugout_incのツイート(1595801931678875648)
- ^ akbmaidwarのツイート(1595807700428152834)
- ^ a b “ON AIR”. TVアニメ「アキバ冥途戦争」公式サイト. 2022年9月20日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “週間番組表 (2022/10/03〜2022/10/09)”. AT-X. エー・ティー・エックス. 2022年9月22日閲覧。
- ^ “Blu-ray”. TVアニメ「アキバ冥途戦争」公式サイト. 2022年10月14日閲覧。
外部リンク
- TVアニメ「アキバ冥途戦争」公式サイト
- TVアニメ「アキバ冥途戦争」公式 (@akbmaidwar) - X(旧Twitter)