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この項目では、日本語の音節および仮名について説明しています。 漢字の部首「丿」については「丿部」を、 日本語の助詞「の」については「助詞」をご覧ください。
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の、ノは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第5行第5段(な行お段)に位置する。清音でありながら子音は有声子音であり、濁音や半濁音は持たない。
概要
の に関わる諸事項
- のの字:ひらがなの「の」の字形を言う。
- 「の」の接点がつきだした形で
- 渦巻き型、幾重もの丸を指す。
- 「のの字を書く」 - 女性が意中の人の前で畳に指で丸を幾度も書くこと。
- のの字の法則 - 大ヒットしたメディア作品は題名、もしくは副題が「~の~」という形式になっているという法則。(例:「もののけ姫」、「崖の上のポニョ」)
- 片仮名の「ノ」は漢字の部首である「丿」と全くの同形である。「ノ」が「丿」を含む「乃」という字を略して造られた為で、「丿」の名称はそのものずばり「の」となっている(他には音読みで「へつ」)。
- 「の」はyahoo検索で50音で最も多い約135億ほどヒットする。
- 片仮名の「ノ」は、インターネット上では挙手を示す意味合いで使われることが多い。
中華圏における「の」
近年、香港や台湾などの中国語圏(中華圏)において、主に看板や商品パッケージ、TVタイトルなどで、中国語の「的」や「之」の意味で平仮名の「の」を使用することが流行している。かつては緑茶や牛丼など日式(日本発祥)の商品に和風な意味合いを出すことを目的に使われることが多かったが、近年は日本と直接関係ない色々な分野の商品に「の」は使われ、現地語として完全に定着している状況にある。また、この用法は文化的に香港の影響を強く受ける華南地方を初めとして、現在は中国大陸全域で多く見られる。
中国語では、通常「の」を「的」の発音(普通話で[de] と発音)で読み、大陸で使用されているピン音入力の文字入力ソフトの大半でも[de] という発音の文字として「の」が登録されている[1][2]。この「の」の用法は、日本の仮名文字が中国語の簡体字の一種として用いられている数少ない例で、他には「衞」(衛)の簡体字「卫」の字母となった片仮名「ヱ」の例がある[3]。
脚注
- ^ @nifty:デイリーポータルZ:中国に日本の「の」が浸透した
- ^ Blog版香港中国熱烈歓迎唯我独尊
- ^ 「卫」の経緯については、ゑ#現代の用法を参照。
関連項目