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平仮名
文字
字源 知の草書体
JIS X 0213 1-4-33
Unicode U+3061
片仮名
文字
字源
JIS X 0213 1-5-33
Unicode U+30C1
言語
言語 ja
ローマ字
ヘボン式 CHI
訓令式 TI
JIS X 4063 ti, chi
アイヌ語 CI, TI
発音
IPA t̥ʃi
種別
清音
五十音図
ヤ行イYa-2.jpg
わ行うWa-wu.jpg
ヤ行エHiragana E 01.png
いろは順

は、日本語音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第4行第2段(た行い段)に位置する。清音の他、濁音(ぢ、ヂ)を持つ。

目次

[編集] 概要

「ち」の筆順
「チ」の筆順
  • 現代標準語の音韻: 1子音と1母音」から成る音。子音は、次の通り。
    • 清音 「ち」: の前部を上歯茎の後ろから硬口蓋近くの範囲に付けて離すときに、狭い隙間を作って摩擦した音を出す無声破擦音国際音声記号では無声後部歯茎破擦音[ʧ]または無声歯茎硬口蓋破擦音[ʨ]で記述される。どちらかといえば[ʨ]が近く、[ʧ]で表される場合でも英語の ch などとは異なっている。また、た行の中では調音点が異なっているため、「た、て、と」と同じ調音点で発音すると[ti]となる。かつての「ち」はこの音であったが、中世以降現在の音に変化し、近代になって外来語のなかで復活した(現在「ティ」と表記される)。

[編集] ち に関わる諸事項

  • た行の中では、「つ」と共に調音点が異なっている。「た、て、と」と同じ調音点で発音すると破裂音[ti]となり、「てぃ」のように聞こえる。
  • 上代には舌先の破裂音を子音とする [ti] で、「てぃ」のように発音されていたと考えられるが、室町時代末には口蓋化した摩擦音を伴なう [tʃi] に転じていた[1]
  • 「ちや」「ちゆ」「ちよ」などの字音表記は平安時代中期以前にも見られるが、一音節の拗音であるかは定かでない。鎌倉時代には「ちゆう」と「ちう」、「ちよう」と「てう」「てふ」の間の混同が見られ、この頃には「ちゅう」「ちょう」の拗長音が成立していたと考えられる。「ちやう」は室町時代末には「ちよう」の類の拗長音に近づき、江戸時代には発音上区別が無くなった[1]
  • 室町時代末の切支丹(キリシタン)文献では舌内入声を "bet"(「別」)のように記したものがあり、当時「ち」と記した字音には母音を伴なわないものもあったと考えられる[1]
  • や行の文字を後続させて、開拗音を構成する。このとき、後続するや行の文字は一般に小さく書く。
  • 「ち」の調音点は、拗音の「ちゃ、ちゅ、ちょ」と同じであり、発音面では「ちゃ行に属する」と言える。「ちゃ、ち、ちゅ、チェ、ちょ」は国際音声記号では、[ʨa], [ʨi], [ʨu], [ʨe], [ʨo]と表せる(「チェ」は和語・漢語にない文字列のためカタカナで表記。例外:感嘆詞・舌打ち音の表記「ちぇっ」)。
  • 日本人男性(外国出身者の帰化は除く)の名前で『ち』からはじまる人は少ない。

[編集] 脚注

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  1. ^ a b c 日本国語大辞典小学館、2001年、第2版。

[編集] 関連項目

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