半濁点

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半濁点(はんだくてん)とは、仮名文字において、主に半濁音を表すために付される記号である。その字形から「まる」と呼ぶこともある。

□゚

目次

[編集] 起源

元来はひとつの音であったハ行音とパ行音が分化し、別々の音として確立するにつれ、書き分けの必要が生じた。ポルトガル人宣教師によりキリシタン文献に導入されたのが最初とされる。

半濁点は、清音を表す不濁点(当時の仮名文字は濁点が必須ではなかったので時には清音を明示する必要があった)から派生、あるいは、濁点を半分にした[1]とされる。

[編集] 用法

現在の日本語正書法である現代仮名遣いでは、ハ行仮名に対してのみ、半濁音を表す仮名を作るために付加される。ただしそれ以前の仮名遣いでは必ずしも付されない。

国語学日本語教育の分野では異音を明示する用途でも使われる。カ゚キ゚ク゚ケ゚コ゚でガギグゲゴ(濁音)の異音の鼻濁音を表すのが代表的で、この音は現在の鼻濁音という分類が定着する前は半濁音とされることもあった。このほか、現在では廃れたがウ゚でウの異音を表す用法もある。これらはたとえば「鏡 カカ゚ミ」のように発音記号としてのみ使い、正書法の一部ではない。

いくつかの文字がアイヌ語の仮名表記で使われる。

[編集] 使用仮名一覧

[編集] 一般的に用いられるもの

一般的な音節の一覧表に含まれ、通常の日本語で用いられるもの。

[編集] 特殊な用途に用いられるもの

国語学アイヌ語学で用いることがある。

[編集] 過去に用いられたことのあるもの

[編集] 符号位置

点字 --
--
-●
モールス信号 ・・--・
記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+309C 1-1-12 ゜
゜
半濁点
U+309A ゚
゚
半濁点(結合文字)
U+FF9F 1-1-12 ゚
゚
半濁点(半角)

[編集] 出典

  1. ^ 日本音声学会『音声学大事典』「半濁音」三修社 1976年

[編集] 関連項目

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