唐音
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清楽の歌詞。「九」「解」「児」などの音が現代の中国語と異なっており、18世紀頃の音を反映していることがわかる。『月琴楽譜』(1878(明治10)年刊)より。
唐音(とうおん・とういん)は、日本漢字音(音読み)において鎌倉時代以降に中国から入ってきた字音。室町時代には宋音(そうおん)と呼ばれた。あわせて唐宋音(とうそうおん)とも呼ばれる。「唐」とあるが、漢音・呉音同様、王朝名を表すのではなく、中国を表す語の一つで唐音は宋以降の字音である。呉音・漢音のようにすべての字にわたる体系的なものではなく、断片的で特定の語と同時に入ってきた音である。禅宗の留学僧や民間貿易の商人たちによってもたらされた。学術的には鎌倉仏教の禅宗にもとづく中世唐音(これを宋音と呼ぶ人もいる)と、江戸時代の黄檗宗にもとづく近世唐音に分けられる。
[編集] 例
- 椅子(イス)
- 蒲団(フトン)
- 行灯(アンドン)
- 明(ミン)
- 清(シン)
- 普請(フシン)
- 石灰(シックイ)
- 饅頭(マンジュウ)

