AOI Pro.

株式会社 AOI Pro.
AOI Pro. Inc.
種類	株式会社
市場情報	東証1部 9607; 2016年12月28日上場廃止
略称	アオイ、アオイプロ
本社所在地	日本; 〒104-0061; 東京都中央区銀座八丁目15番2号; 銀座COMビル8 - 10F
設立	1963年10月25日
業種	情報・通信業
法人番号	6010701000218
事業内容	テレビCMの企画及び制作; デジタルコンテンツの企画及び制作; エンタテイメントコンテンツの企画及び制作
代表者	潮田一（代表取締役社長）
資本金	33億2,390万円
売上高	単体：187億円; （2020年12月期）
純資産	単体：71億円; （2020年12月31日現在）
総資産	単体：199億円; （2020年12月31日現在）
従業員数	単体：401名; （2020年12月31日現在）
決算期	毎年12月31日
主要株主	AOI TYO Holdings株式会社 100%; （2020年12月31日現在）
主要子会社	株式会社シースリーフィルム; 株式会社ティー・ケー・オー; AOI ASIA; タグピク株式会社
外部リンク	www.aoi-pro.com/jp/
	特記事項：旧社名・葵プロモーション
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AOI TYO Holdings > AOI Pro.

株式会社AOI Pro.（アオイプロ、英: AOI Pro. Inc.）は、テレビCM、携帯電話を中心とした各種コンテンツ、映画など映像作品の企画・演出・制作および関連商品の販売を行う日本の大手広告映像制作会社である。

2012年7月に葵プロモーション（Aoi Advertising Promotion Inc.）より現社名となった^[1]。2017年1月4日には同じく業界大手のティー・ワイ・オーと経営統合し、共同持株会社であるAOI TYO Holdings株式会社を設立した^[2]。

概要

本社（中央区銀座）他、赤坂オフィス（港区赤坂）、中目黒オフィス（目黒区上目黒）、代官山オフィス（渋谷区猿楽町）がある。

AOI Pro.では企画および制作に携わる部門をそれぞれ○○部と呼称する。2018年6月29日時点では、制作は5つの部で構成されている。

沿革

1963年 10月25日東京都港区で葵プロモーションとして創業。
1968年4月社団法人日本テレビコマーシャル制作社連盟（JAC）および社団法人全日本シーエム放送連盟（ACC）に加盟。
1979年8月東京商工会議所に加盟。
1982年4月社団法人日本広告審査機構（JARO）に加盟。
1984年1月社団法人公共広告機構（AC）に加盟。
1987年1月本社を東京都品川区大崎一丁目6番1号へ移転。
1988年8月財団法人新映像産業推進センターに加盟。
1988年12月金融機関等9社の出資により資本金を4億8,240万円に増資。
1990年4月資本金を14億4,840万円に増資。また、店頭登録銘柄として社団法人日本証券業協会（現ジャスダック証券取引所）に登録。
1991年2月ロサンゼルス支店を開設。
1992年5月銀座オフィスを開設。
1994年7月株式会社メディア・ガーデン設立。
1997年4月 CM撮影スタジオ完成
1998年2月資本金を16億円4,390万円に増資。また、東京証券取引所市場第二部に上場。
1998年5月株式会社デジタル・ガーデンを設立。
1999年2月田町オフィスを開設。
2000年3月資本金を33億2,390万円に増資。
2000年9月東京証券取引所市場第一部に上場。
2002年7月東京都中央区に新橋オフィス開設。
2003年1月株式会社スパイクフィルムスを設立。
2005年12月プライバシーマークの認定「認定番号：A800007(01)]」を取得。
2006年3月株式会社葵デジタルクリエーションを設立。
2007年8月 CM制作会社の株式会社メイアンを株式取得により子会社化。
2007年11月東京都港区赤坂に赤坂オフィス開設。
2008年1月広告戦略・企画・制作会社の株式会社スクラッチ設立。
2008年3月子会社の株式会社スパイクフィルムスと株式会社メイアンを合併し、株式会社メイアンスパイク設立。
2008年10月 CM制作会社のシースリーフィルムを株式取得により子会社化。
2009年4月株式会社メイアンスパイクを、株式会社ワサビに社名変更。
2009年7月株式会社葵デジタルクリエーション、株式会社ワサビ、株式会社エムズプランニング、株式会社スクラッチを中央区銀座「Cabinet.」に移転、集結。
2010年5月休眠中の子会社株式会社ティーポットを、株式会社ホリーホックに社名変更し、6月に写真スタジオ事業を開始。
2011年4月ゴルフ雑誌「週刊パーゴルフ」の発行元である「株式会社パーゴルフ・プラス」を株式会社学研パブリッシングから株式取得し子会社化。株式会社パーゴルフに社名変更。
2011年5月東京都品川区大崎1-5-1（大崎センタービル）に本社を移転。
2011年7月広告、SPツール、Web企画制作、広告写真撮影事業を手がける株式会社ティー・ケー・オーを株式取得により子会社化。
2011年7月ウェブ制作会社の株式会社ビジネス・アーキテクツを株式取得により子会社化。
2011年10月株式会社葵デジタルクリエーションを吸収合併。
2012年7月企業名を株式会社AOI Pro.に変更。^[1]
2012年11月ロンドンのデザイン会社Land Ahoy Designと資本・業務提携。
2013年2月タイにCM制作会社AOI ASIA THAILANDを設立。
2013年4月中国のCM制作会社北京葵友広告有限公司を株式取得により子会社化。
2013年9月ラジオCM、映像コンテンツの企画・制作会社の株式会社大日を株式取得により子会社化（2019年12月期に持分法適用関連会社化）。
2014年1月コンテンツの企画開発、広告プロデュース会社の株式会社STORYWRITERを設立（2017年1月、株式会社Quark tokyoへ吸収合併）。
2014年11月株式会社パーゴルフを、同業の「アルバトロス・ビュー」の発行元である「株式会社ALBA」に売却する。^[3]
2016年（平成28年）7月11日 - ティー・ワイ・オー（4358）と共同持株会社を設立する形で経営統合することを公表^[2]。
2016年（平成28年）12月28日 - 東京証券取引所市場第一部上場廃止。
2017年（平成29年）1月4日 - ティー・ワイ・オーと経営統合し、共同持株会社であるAOI TYO Holdings株式会社を設立。
2017年（平成29年）12月31日 - 株式会社ビジネス・アーキテクツの株式95%を、同社社長の大日健に売却する。
2020年（令和2年）1月1日 - 子会社の株式会社ワサビを吸収合併^[4]。
2021年（令和3年）1月1日 - SOOTH株式会社を吸収合併。
2021年（令和3年）1月4日 - 本社を東京都中央区銀座8-15-2に移転^[5]。子会社の株式会社デジタル・ガーデンが、株式会社メディア・ガーデン及び株式会社 TTRを吸収合併し、株式会社TREE Digital Studioへ商号変更。株式会社TREE Digital Studioは株式会社AOI Pro.と株式会社TYOの折半出資となる。

作品

環境テーマ広告「ランプカー・街」本田技研工業（株）（株）電通
トヨタ・bB「Play Music Player」トヨタ自動車（株）（株）電通
AC骨髄移植推進財団　「スロットマシン」公共広告機構（現・ACジャパン）（株）電通
ジャーナリスト宣言キャンペーン　「言葉のチカラ・オペラ」朝日新聞社（株）電通
ジャーナリスト宣言キャンペーン　「言葉のチカラ・オペラ／言葉のチカラ・希望」朝日新聞社（株）電通
Edy「Chair使えるお店増えました」ビットワレット（株）（株）博報堂／（株）博報堂イン・プログレス
企業「最強のチーム」コニカミノルタホールディングス（株）（株）博報堂
冴え緑茶「シャワー会議」カルピス（株）（株）博報堂／（株）博報堂イン・プログレス
企業「スターフライヤー就航記念」（株）スターフライヤー（株）博報堂／（株）博報堂エルグ
マクセルDVD「大人になったジブンへ」日立マクセル（株）（株）アサツーディ・ケイ
IT、で、エコ「植物でケータイ」日本電気（株）（株）マッキャンエリクソン
リオネット補聴器　日本音風景百選　「川越　時の鐘」リオン（株）（株）東急エージェンシー
PSP脳力トレーナーポータブル「（前）アレリーマン」（株）ソニー・コンピュータエンタテインメント（株）博報堂
PSP脳力トレーナーポータブル「アレリーマン」（株）ソニー・コンピュータエンタテインメント（株）博報堂
パナソニック補聴器　「あのころの音がきこえますか?」松下電器産業（現・パナソニック）（株）（株）電通関西支社
ミスタードーナツ　ミスドリカちゃん第2弾「レアルリカちゃん」（株）ダスキン（株）博報堂
企業「登場・新パッケージ」ヤクルト本社（株）アサツーディ・ケイ
毎日スイッチ新聞「ティザー／ボリューム／照明」毎日新聞社（株）博報堂／（株）博報堂DYメディアパートナーズ
茶流彩彩さんぴん茶「初恋」日本コカ・コーラ（株）（株）電通
ヤフー・オークション「服がかぶった／ジャマな家具　おならVer.」ヤフー（株）（株）博報堂
Fanta「そうだったらいいのにな　ヤギ／カメラマン／リモコン」日本コカ・コーラ（株）（株）博報堂クリエイティブ・ヴォックス／（株）博報堂
Fanta「そうだったらいいのにな　ヤギ／カメラマン／リモコン／デザイナー」日本コカ・コーラ（株）（株）博報堂クリエイティブ・ヴォックス／（株）博報堂
Fanta クリアーアップル「そうだったらいいのになUFO」日本コカ・コーラ（株）（株）博報堂クリエイティブ・ヴォックス／（株）博報堂
Fanta「そうだったらいいのにな　デザイナー」日本コカ・コーラ（株）（株）博報堂クリエイティブ・ヴォックス／（株）博報堂
日清ラ王「槍ヶ岳山頂」　日清食品（株）（株）電通
メルセデス・ベンツ・Aクラス「NEXT A-Class」メルセデス・ベンツ日本（株）（株）プロダクションI.G／（株）博報堂
スバル・フォレスター「Let me drive」富士重工業（株）（株）HYSUBARU TEAM
MATCH「夢／デビュー／眉毛／部活」　大塚食品（株）（株）博報堂
au「au 4G LTE FULL CONTROL/Xmas」　KDDI（株）（株）GLIDER／（株）電通
au「au 4G LTE PLAY SCREEN」　KDDI（株）（株）GLIDER／（株）ライゾマティクス／（株）電通
au「iPhone（iPhone 5c）数字」　KDDI（株）
au「スマートパスやってくる」　KDDI（株）
ダイハツ・ムーヴ（5代目）「パパの愛」ほか　ダイハツ工業（株）（株）博報堂／（株）博報堂クリエイティブ・ヴォックス
ダイハツ・タント（3代目・4代目）ダイハツ工業（株）（株）電通
ダイハツ企業CM「くらしの真ん中で働く人たち（ハイゼットトラック）」ほか　ダイハツ工業（株）（株）電通／（株）ワンスカイ
スパイラルグレープ「自己紹介」ほか　アサヒ飲料（株）（株）博報堂
バイク王×ルパン三世　「キャンペーン」　（株）バイク王&カンパニー　
au「笑おう。」　KDDI（株）（株）電通
万引き家族　フジテレビ　ギャガ　
ダイハツ・ムーヴ（6代目）ダイハツ工業（株）（株）電通
ダイハツ・ブーン（3代目）ダイハツ工業（株）（株）博報堂／（株）博報堂クリエイティブ・ヴォックス
ダイハツ・トール　ダイハツ工業（株）（株）博報堂／（株）博報堂クリエイティブ・ヴォックス
ダイハツ・ミライース（2代目）　ダイハツ工業（株）（株）電通
ダイハツ・ハイゼットトラック（10代目）「こわいおやじに」ダイハツ工業（株）（株）電通
ダイハツ・ミラトコット「銭湯」「勘違い」「ボウリング」「縦列駐車」ほか　ダイハツ工業（株）（株）電通
ダイハツ・ロッキー（2代目）ダイハツ工業（株）（株）博報堂／（株）博報堂クリエイティブ・ヴォックス
ダイハツ・タフト（2代目）ダイハツ工業（株）（株）電通

テレビドラマ

映画

2013年

くじけないで

2014年

5つ数えれば君の夢

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

脚注

^ ^a ^b 商号の変更に関するお知らせ - 2012年4月2日、2018年6月29日閲覧
^ ^a ^b 株式会社AOI Pro.と株式会社ティー・ワイ・オーとの共同持株会社設立(株式移転)による経営統合に関する基本合意書の締結について - 2016年7月11日、2017年1月5日閲覧
^ AOI Pro.子会社パーゴルフなど2社の解散・精算へ - 2014年11月4日、2018年6月29日閲覧
^ “連結子会社間の合併に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2020年1月7日閲覧。
^ “来期体制および本店移転に関するお知らせ”. AOI Pro.. 2021年7月17日閲覧。

外部リンク

AOI Pro. Inc.

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[corporatename20120402-1] 商号の変更に関するお知らせ - 2012年4月2日、2018年6月29日閲覧

[tougou20160711-2] 株式会社AOI Pro.と株式会社ティー・ワイ・オーとの共同持株会社設立(株式移転)による経営統合に関する基本合意書の締結について - 2016年7月11日、2017年1月5日閲覧

[alba20140802-3] AOI Pro.子会社パーゴルフなど2社の解散・精算へ - 2014年11月4日、2018年6月29日閲覧

[4] “連結子会社間の合併に関するお知らせ”. AOI TYO Holdings. 2020年1月7日閲覧。

[5] “来期体制および本店移転に関するお知らせ”. AOI Pro.. 2021年7月17日閲覧。

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