ダスキン

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株式会社ダスキン
Duskin Co., Ltd.
Duskin headquarters.jpg
ダスキン本社
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4665 2006年12月12日上場
本社所在地 日本の旗 日本
郵便番号:564-0051
大阪府吹田市豊津町1番33号
設立 1963年(昭和38年)2月4日
業種 サービス業
事業内容 愛の店関連事業、フードサービス事業、ケアサービス事業 他
代表者 代表取締役社長 山村輝治
資本金 113億5,200万円(2014年3月現在)
売上高 1,677億4,500万円(2014年3月期、連結)
1,425億8,900万円(2014年3月期、単体)
従業員数 1,936名(単体)
3,552名(連結)(2014年3月31日現在)
決算期 3月末
主要株主 ダスキン働きさん持株会 3.41%
三井物産 3.41%
日本製粉 3.24%
小笠原浩方 3.07%
など
主要子会社 (株)ダスキンシャトル東京
(株)ダスキンヘルスケア
アザレプロダクツ(株) など
(いずれも連結子会社
関係する人物 鈴木清一(創業者)
外部リンク www.duskin.co.jp
特記事項:出資比率は自己株式を控除後の数値。
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株式会社ダスキン(英文名称:Duskin Co., Ltd.)は、大阪府吹田市江坂地区)に本社を置く日本企業。清掃業務を中心に、外食産業なども展開する。

社名[編集]

「ダスキン」は英語の「ダストクロス」[1]と日本語の「」の合成語。当初は「株式会社ぞうきん」という社名にしたらどうかという提案も創業者の鈴木清一から出たといわれるが、社員の「人に言いにくい」「嫁が来ない」などの反対により、この社名になったという。鈴木は、「自分が汚れた分だけ人が綺麗になる『ぞうきん』で何が悪いのか」とも言ったといわれる。

もう一つの説は創業者の経営理念の中にある一節、「新しく生まれ変わるチャンスです」=「脱皮」から脱(だ)+皮(スキン)=ダスキン  になったとも言われる。

ダスキンには学生の俗語として、ドイツ語の「das Kindダス・キント」を語源とした「子供っぽい人物」の意味で使われることもあった[2]が関連性は薄い。

なお、創業当時の社名は「サニクリーン」であった。現存する同名の会社は元々鈴木が創業したビルメンテナンス会社ケントク新生舎(現・ケントク)が中心となって設立されたサニクリーン東京を前身としているが、現在は資本・人材などの関係はない。

社訓等[編集]

創業者である鈴木清一が「祈りの経営」、『喜びのタネをまこう』という理念を掲げた。

  • 祈りの経営ダスキン 経営理念

 一日一日と今日こそは
 あなたの人生が(わたしの人生が)
 新しく生まれ変わるチャンスです
 自分に対しては 損と得とあらば損の道をゆくこと
 他人に対しては 喜びのタネまきをすること
 我も他も(わたしもあなたも)
 物心ともに豊かになり(物も心も豊かになり)
 生きがいのある世の中にすること
            合掌 ありがとうございました

ダスキンは宗教色が強い企業である。これは、鈴木が20歳の時に肋膜炎を患い、養母の愛情に救われたのをきっかけに宗教に目覚め、養母の信仰する金光教に入信したことや、京都府京都市山科区にある新興宗教団体「一燈園」の創始者である西田天香に師事していたことによる。

このため、社員のことを「働きさん」と呼び、入社順に「働きさんナンバー」が割り振られる。また給料を「お下がり」、ボーナスを「ご供養」、朝礼を「おつとめ」と呼び習わしている。また、働きさんは必ず一燈園に泊まり込みで修行を行うほか、朝礼時や株主総会などが行われる際には般若心経や前述した経営理念を唱えたりする勤行が行われている。

創業[編集]

下座行で知られる一燈園を信仰していた鈴木清一が渡米時に、AT&Tで行われていた電話事業所での新しい清掃方法(ダストコントロール)を知人を通じて知り、このシーズの事業化と日本市場導入を志し、創業に至った。

市場導入に当たっては、これも渡米時に知った新しいビジネスモデルのフランチャイズシステムを採用することにより、事業規模の急速な拡大をはかった。

ダスキンは日本におけるフランチャイズシステムの最も初期の事例のひとつである。

ミスタードーナツ事業にあっても、同じくアメリカよりファーストフードという当時の新しいカテゴリーをフランチャイズシステムに乗せることにより成功させた。

沿革[編集]

ダスキン台湾
  • 1963年(昭和38年) - 株式会社サニクリーンを設立、創業。
  • 1964年(昭和39年) - 化学雑巾発売。社名を「ダスキン」に改名。
  • 1971年(昭和46年) - アメリカ合衆国のミスタードーナツ・オブ・アメリカ社[3]と提携し、ドーナツ販売業務を開始、翌年第1号店を箕面市にオープンさせる。
  • 1971年(昭和46年) - サービスマスター社(米)と提携し、サービスマスター事業を開始。
  • 1978年(昭和53年) - ユナイテッドレントオール社(米)と提携し、レントオール事業を開始。
  • 1988年(昭和63年) - サービスマスター社(米)と提携し、害虫獣駆除事業(現ターミニックス事業)を開始。
  • 1989年(平成元年) - サービスマスター社(米)と提携し、メリーメイド事業を開始。
  • 1990年(平成2年) - H.N.フェルナンデス社(米)と提携し、カフェデュモンド事業を開始。
  • 1991年(平成3年) - 日本水産株式会社との共同出資によるザ・どん事業を開始。
  • 2002年(平成14年) - ミスタードーナツの禁止添加物事件とその事実隠蔽加担により上田武社長辞任。代わり、伊東英幸常務が社長就任。
  • 2004年(平成16年) - 三井物産株式会社と業務提携。
  • 2006年(平成18年) - 12月12日付けで東証一部、大証一部に上場。
  • 2007年(平成19年) - 6月27日、上場後初の株主総会を大阪リーガロイヤルホテルにて開催。
    • 三井物産株式会社との合弁会社「ミスタードーナツコリア」が韓国・ソウルに1号店をオープン
  • 2008年(平成20年)
  • 2009年(平成21年)
  • 2010年(平成22年)
    • 7月カフェデュモンドの日本国内の2店舗で、粉末コーヒー商品で異物混入が発覚し、日本での運営母体の同社が自主回収に乗り出す。
    • 10月、化粧品分野拡大のため、アザレプロダクツ株式会社及び共和化粧品工業株式会社を子会社化。
  • 2011年(平成23年) - 5月、東北地方太平洋沖地震の被災者支援として、消費者からの募金により義援金1億円を寄付。
  • 2012年(平成24年)
    • 韓国でのダストコントロール事業を開始。
    • 蜂屋乳業株式会社を完全子会社化。
  • 2013年(平成25年) - エムディフード株式会社設立。
  • 2014年(平成26年) - 中外産業株式会社を完全子会社化。

主なサービス・ブランド[編集]

ダスキン工場の1つ、ダスキン柳川
福岡県柳川市三橋町

埃取り用のモップ・化学雑巾・浄水器などの清掃・衛生用品レンタルサービスや各種清掃サービスを中核とするクリーンサービス事業を行っている。また、ミスタードーナツを中心とする外食事業も会社の売上高の多くの比重を占める。

ダスキンはダストコントロール事業やサービスマスター、メリーメイド等を「クリーンケアグループ」、ミスタードーナツやカフェデュモンド等の事業を「フードグループ」、ダスキンヘルスケアや海外事業等は「その他」として区分している。各事業毎のチェーン店を含む売上高は以下の通り。

2013年3月期 2014年3月期 割合
クリーンケアグループ 274,665 276,956 68%
フードグループ 115,484 106,426 26%
その他 21,344 23,842 6%
合計 411,494 407,225 100%

クリーンケアグループ[編集]

  • ダストコントロール(掃除用品レンタル関係)
  • サービスマスター(ハウスクリーニング関係)
  • メリーメイド(家事代行関係)
  • ターミニックス(害虫駆除関係)
  • トゥルグリーン(庭管理、造園関係)
  • ユニフォームサービス
  • ドリンクサービス
  • ヘルス&ビューティ(化粧品関係)
  • アザレプロダクツグループ(化粧品関係)
  • レントオール(総合レンタル関係)
  • ヘルスレント(介護・福祉用具レンタル関係)
  • ダスキンホームインステッド(介護関係、自費サービス)

フードグループ[編集]

その他[編集]

  • (株)ダスキンヘルスケア
  • ダストコントロール(海外)
  • ミスタードーナツ(海外)

日本国外[編集]

  • 楽清(上海)清潔用具租賃有限公司
  • 楽清香港有限公司
  • 統一多拿滋(上海)食品有限公司
  • MISTER DONUT KOREA CO.,LTD.

テレビのスポンサー展開[編集]

フジテレビ系の朝のワイドショー番組(現在の「とくダネ!」に当たる枠)を「小川宏ショー」時代から長年提供していたり、江崎グリコ降板後の「まんが日本昔ばなし」(土曜日夜7時放送時代)、「NNNきょうの出来事」などの報道・情報系番組の提供も一時期行なっていた。このほかにテレビ大阪製作テレビ東京系の土曜日(もしくは日曜日)午後4時~5時15分放送の特別番組の提供も行なっている。また、テレビ業界の常識を覆す3分間のロングコマーシャル(さだまさし主演のコント)をフジテレビ系を中心に放送していた時期もあった。

ミスタードーナツ部門の度重なる不祥事でCMを自粛した時期もあった。

2014年平成26年)4月現在の提供番組
過去の提供番組(上記以外)

広告に出演したタレント(現在も含む)[編集]

2000年代前半までテレビ広告に出演。比較的長期にわたって出演していたため、子供達から「ダスキンのおじさん」と呼ばれる程だった。
さだと共演した広告が、逸見自身の生涯最後の広告出演となった。

不祥事[編集]

脚注[編集]

  1. ^ : dust cloth
  2. ^ 『どくとるマンボウ青春期』(北杜夫)
  3. ^ : Mister Donut of America, Inc.

関連項目[編集]

外部リンク[編集]