.pt

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.pt
ポルトガルの旗
施行 1988年
TLDの種類 国別コードトップレベルドメイン
現在の状態 利用可
管理団体 Fundação para a Computação Científica Nacional
後援組織 Fundação para a Computação Científica Nacional
利用地域 ポルトガルに関係する団体・個人
使用状況 ポルトガルで盛んに利用されている。
登録の制限 サブドメインごとに様々な制限があるが、.com.ptには制限がない。
階層構造 登録はセカンドレベルに直接か、セカンドレベルドメインの下のサードレベルに行われる。
ウェブサイト dns.pt
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.pt国別コードトップレベルドメインccTLD)の一つで、ポルトガルに割り当てられている。Fundação para a Computação Científica Nacional (FCCN)が運営する。以下種類のセカンドレベルドメインがある。

  • .com.pt: 制限なし; オンライン登録可
  • .edu.pt: 教育
  • .gov.pt: ポルトガル政府
  • .int.pt: 国際組織またはポルトガル国内の在外公館
  • .net.pt: 通信プロバイダ
  • .nome.pt: 個人
  • .org.pt: 非営利組織
  • .publ.pt: 出版(新聞等)

セカンドレベルに直接登録することもできるが、制限がある。

  • .pt: 共同体、個人企業家、公共機関、その他商標を持つ、または商標申請中の個人。ドメイン名は、申請者の名前、商標、企業名のいずれかでなければならない。

.com.ptは、名前の制限や地域に居住している必要がないため、取得が最も簡単である。

2005年7月1日以降、セディーユアキュート・アクセントÕ等の特殊な文字もドメイン名の中で使用できるようになった。

.gov.ptを除いて、ポルトガルではサードレベルへの移行は進んでいない。それは、多くのサイトが既に.ptの下に登録されている上、覚えやすいためである。外務省のウェブサイトがwww.mne.gov.ptではなくwww.min-nestrangeiros.ptであるというような矛盾した現象も起こっている。しかし、.com.ptサブドメインへの登録は強く推奨されており、今では多くの登録がある。.nome.ptのような他のサブドメインは現在でも少数である。

初期の頃、FCCNは.ptドメインを非常に厳しいルールで管理することを試みたが、調整にかなりの時間がかかった。管理しきれなくなり、.com.ptのようなサブドメインを推奨するようになった。

.ptドメインは、現在ではポルトガル語サイトの10%弱にあたる約1000万ページで使われており[1].br.comに次ぐ第3位で、.net.org.infoよりも多い。

出典[編集]

  1. ^ As of 3 August 2008, of the about 910 million pages google lists as being written in Portuguese (value obtained by adding this to this), the .pt domain comprehends more than 83 million pages, to which should be added 7 million more, which Google reports to be written in other languages (see the total of pt pages here).

外部リンク[編集]