阿倍野駅

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阿倍野駅
あべの - Abeno
所在地 大阪市阿倍野区阿倍野筋
所属事業者 大阪市交通局駅詳細
阪堺電気軌道駅詳細

阿倍野駅(あべのえき)は、大阪市阿倍野区阿倍野筋にある、大阪市営地下鉄阪堺電気軌道の駅・停留場

利用可能な鉄道路線[編集]

駅構造[編集]

地下鉄 阿倍野駅
プラットホーム。
プラットホーム。
あべの - Abeno
T27 天王寺 (0.6km)
(1.1km) 文の里 T29
所在地 大阪市阿倍野区阿倍野筋
駅番号  T28 
所属事業者 大阪市交通局大阪市営地下鉄
所属路線 谷町線
キロ程 18.4km(大日起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
8,134人/日(降車客含まず)
-2013年-
乗降人員
-統計年度-
15,674人/日
-2013年-
開業年月日 1980年昭和55年)11月27日

大阪市営地下鉄[編集]

島式1面2線の地下駅である。ホーム階はシールド工法で作られた(八尾南方面と大日方面の計2本のシールドトンネル)。そのため、ホームの壁面が円柱の一部のように湾曲しており、ホーム端部は2本のシールドトンネルを繋げているのに対し、ホーム中央部は開口部を除きシールドトンネル状になっている。

改札口は北改札と南改札の2ヶ所設けられている。北改札は1号出入口(あべの橋駅天王寺駅方面)、南改札は3-7号出入口(あべのベルタ)と直結している。2011年4月に開業したあべのキューズタウンと当駅を結ぶ連絡地下道(2号出入口)が2014年3月15日に開通した。[1][2]

八尾南方面は南海平野線跡地の阪神高速14号松原線と一体施工されたため、当駅より南東へ大きく曲がる。また、大日方面は阿倍野筋・谷町筋を北上する。

のりば[編集]

地下鉄阿倍野駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 谷町線 平野八尾南方面
2 天王寺東梅田大日方面


阪堺 阿倍野駅
ホーム(2007年5月)
ホーム(2007年5月)
あべの - ABENO
HN01 天王寺駅前 (0.5km)
(0.7km) 松虫 HN03
所在地 大阪市阿倍野区阿倍野筋
駅番号 HN02
所属事業者 阪堺電気軌道
所属路線 上町線
キロ程 0.5km(天王寺駅前起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1910年明治43年)10月1日

阪堺電気軌道[編集]

併用軌道区間の途中にあり、相対式2面2線の安全地帯が設けられている。朝ラッシュ時には係員が乗降客の整理のために配置される。

現在の阿倍野駅は上町線のみだが、かつて南海電鉄時代の1980年まで平野線と上町線が交差しており、天王寺駅前~平野間直通のための渡り線があった。

また、天王寺駅前駅が現在地に移転する前(1950年代以前)は、現在の地下鉄阿倍野駅北出入口付近にも「常盤通駅」があった。

のりば[編集]

阪堺阿倍野駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 上町線 上り 天王寺駅前行
2 下り 住吉・住吉公園方面
住吉・我孫子道・浜寺駅前方面


南海電気鉄道平野線(廃線)[編集]

南海電気鉄道平野線の阿倍野駅は、阿倍野交差点に東南にあった。現在は、大阪市道津守・阿倍野線の道路の一部となっているためか、併用軌道上にあった駅と錯覚してしまうかもしれないが、阿倍野交差点東側の大阪市道津守・阿倍野線は片側一車線で、その南側が南海電気鉄道平野線の専用軌道となっており、同線の阿倍野駅もその専用軌道上にあった。

また、南海電気鉄道平野線の阿倍野駅は、南海鉄道上町線との直通運転が開始される頃まで現在の阿倍野図書館・阿倍野区民センターの前にあり、この阿倍野図書館・阿倍野区民センターがあるところにかつて阿倍野斎場(火葬場)があった経緯から、南海電気鉄道上町線の阿倍野駅と区別するため、「斎場前」という副称が廃止されるまで付いていた(交差点の名前も以前は「斎場前」であった)。

のりば[編集]

上り 平野線 今池・恵美須町方面
天王寺駅前行
下り 平野線 田辺・平野方面

利用状況[編集]

  • 大阪市営地下鉄 - 2013年11月19日の1日乗降人員15,674人(乗車人員:8,134人、降車人員:7,540人)である[3]
年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度 大阪市営地下鉄
調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員
1990年(平成02年) 11月06日 7,621 6,901 14,522
1995年(平成07年) [4]02月15日 7,236 6,434 13,670
1998年(平成10年) 11月10日 7,294 6,465 13,759
2007年(平成19年) 11月13日 7,891 7,146 15,037
2008年(平成20年) 11月11日 8,307 7,654 15,961
2009年(平成21年) 11月10日 8,078 7,526 15,604
2010年(平成22年) 11月09日 7,975 7,419 15,394
2011年(平成23年) 11月08日 8,267 7,579 15,846
2012年(平成24年) 11月13日 8,226 7,577 15,803
2013年(平成25年) 11月19日 8,134 7,540 15,674

駅周辺[編集]

公共施設[編集]

商業施設[編集]

金融機関[編集]

学校[編集]

その他[編集]

近鉄大阪阿部野橋駅へは、直線距離で200m程の距離にある。また、地下鉄谷町線と阪堺電気軌道上町線との乗り換えも、この駅で乗り換える方が天王寺駅で乗り換えるよりもむしろ便利である。

バス[編集]

大阪市営バス

阿倍野筋四丁目(あべの筋4丁目)

歴史[編集]

南海上町線阿倍野駅(1956年頃)

地下鉄谷町線の阿倍野駅は、旧南海平野線阿倍野駅の代替駅として開業した。

  • 1910年明治43年)10月1日 - 南海鉄道(現・南海電気鉄道)上町線電車運転開始。
  • 1914年大正3年)4月26日 - 南海鉄道平野線が開業し、分岐駅となる。
  • 1944年昭和19年)6月1日 - 関西急行鉄道との会社合併により、近畿日本鉄道の駅となる。
  • 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により、南海電気鉄道の駅となる。
  • 1980年(昭和55年)
    • 11月27日 - 南海電気鉄道平野線がこの日限りで廃止し、上町線単独の駅に戻る。同時に大阪市営地下鉄谷町線の阿倍野駅が同線の天王寺~八尾南間延伸に伴い開業。
    • 12月1日 - 上町線阿倍野駅が路線譲渡により阪堺電気軌道の駅となる。
  • 1987年(昭和62年)(日時は失念) - あべのベルタ開業により天王寺駅前方面行きの電停が現在地に移転。

補足[編集]

1929年9月1日から1980年11月27日まで上町線と平野線をつなぐ連絡線があり、1929年12月8日から1980年11月27日までこの連絡線を使用して天王寺駅前~平野間の電車が運行されていた(戦中・戦後の一時期は中止されていた)。近畿大阪銀行前にある南西方向に建てられた鉄柱はその連絡線の架線柱であり、今も残る数少ない往時の名残りの一つである。

隣の駅[編集]

大阪市営地下鉄
谷町線
天王寺駅 (T27) - 阿倍野駅 (T28) - 文の里駅 (T29)
  • ()内は駅番号を示す。
阪堺電気軌道
上町線
天王寺駅前駅 (HN01) - 阿倍野駅 (HN02) - 松虫停留場 (HN03)

廃線[編集]

南海電気鉄道
平野線(廃線)
飛田停留場 - 阿倍野駅 - 苗代田停留場

脚注[編集]

  1. ^ 地下鉄谷町線阿倍野駅北側改札口のからの連絡通路が利用可能に!”. あべのキューズモール (2014年3月15日). 2014年3月17日閲覧。
  2. ^ 平成26年3月15日から谷町線阿倍野駅2号出入口の供用を開始いたします”. 大阪市交通局 (2014年3月10日). 2014年3月17日閲覧。
  3. ^ 路線別駅別乗降人員 2013年11月19日
  4. ^ 1996年に行われた調査であるが、会計年度上は1995年度となる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]