西平野停留場

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西平野停留場
にしひらの
NISHI-HIRANO
中野 (1.1 km)
(0.5 km) 平野
所在地 大阪府大阪市平野区背戸口
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 平野線
キロ程 5.4 km(今池起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1942年2月15日
廃止年月日 1980年11月28日
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西平野停留場(にしひらのていりゅうじょう)は、かつて大阪府大阪市平野区背戸口にあった南海電気鉄道平野線の駅。

概要[編集]

開業当時からの終着駅であった平野停留場の西側に開設された。平野線最後の新設駅。

現在の大阪市平野区の背戸口公園の場所に上り(今池方面)ホーム、公園対面の高速高架下にある新平野コミュニティーセンター(公民館)の北側あたりに、下り(平野行)ホームが千鳥配置されていた。営業廃止時の中野停留場・西平野停留場間は、阪神高速14号松原線の高架下を走っており、また平野線で駅間が一番離れている区間でもあった(0.9km)。その頃の当駅下りホームは、円弧を描き、軌道が微妙に湾曲していたが、これは阪神高速の工事開始に伴い、線路が移設された[1] 。ここから終点平野までは、開業当時からの敷地を走る。

のりば[編集]

上り 平野線 田辺 ・阿倍野 ・今池方面
阪堺線直通
恵美須町
平野線 田辺 ・阿倍野方面
上町線直通
天王寺駅前
下り 平野線 平野方面 平野

現状[編集]

現在は背戸口公園として整備されており、「なんかいでんしゃひらのみち」とひらがなで書かれた記念碑があり、当時の路線図も記されている。また、敷地内の歩道は軌道敷をイメージしたデザインとなっている。

歴史[編集]

隣の停留場[編集]

南海電気鉄道
平野線
中野停留場 - 西平野停留場 - 平野停留場

脚注[編集]

  1. ^ 下りホーム頭上あたりで、阪神高速14号松原線が、大きく曲がり南へ向かう。