網屋信介

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網屋 信介
あみや しんすけ
生年月日 (1957-10-03) 1957年10月3日(66歳)
出生地 日本の旗 日本 鹿児島県鹿屋市
出身校 一橋大学法学部
所属政党 民主党
親族 父・網屋政春(元鹿児島県議会議員

選挙区 比例九州ブロック鹿児島5区
当選回数 1回
在任期間 2009年 - 2012年
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網屋 信介(あみや しんすけ、1957年10月3日 - )は、日本政治家実業家。元アジア開発キャピタル代表取締役社長、元衆議院議員、元メリルリンチ日本証券取締副会長兼投資銀行本部会長、財務大臣政務官野田第3次改造内閣)、政府税制調査会事務局長などを務めた。

来歴[編集]

鹿児島県鹿屋市生まれ。鹿児島県立鹿屋高等学校を経て、一橋大学法学部卒業。1981年山一證券に入社[1]。1985年山一インターナショナル(ロンドン)に出向後、1986年にモルガン・スタンレー・インターナショナル・リミテッド(現モルガン・スタンレー証券)に入社後、1992年エス・ジーウォーバーグ証券(現UBS 証券)に転職。

1993年、鹿屋市長選挙に無所属で出馬したが、元鹿屋市助役の浅井隼人に敗れ、落選。1994年メリルリンチ証券(現メリルリンチ日本証券)に入社し、金融法人本部長、投資銀行本部長を経て、取締役副会長・投資銀行部門会長に就任。2006年5月からニッシン(現NISグループ)特別顧問を務め、代表取締役社長や取締役副会長・執行役員を歴任。米国ファンドTPGからの出資決定後、退職。

2009年第45回衆議院議員総選挙民主党公認で鹿児島5区から出馬。鹿児島5区では自由民主党前職の森山裕に敗れたが、重複立候補していた比例九州ブロックで復活し、初当選。財務金融委員会、農水委員会、災害特別委員会委員及び憲法審査会委員を務める。

2010年9月、民主党政権の目玉であった、特別会計見直しの「仕分け人」として、財務省経産省関連の特別会計見直しプロジェクトに参加。

2012年4月、衆議院財務金融委員会の理事に就任。

2012年6月、首相野田佳彦が推進する、消費税増税を含む社会保障・税一体改革関連法案の採決で造反し、民主党鹿児島県連代表を辞任した川内博史に代わり、県連代表に就任。

同年10月2日野田第3次改造内閣財務大臣政務官及び政府税制調査会事務局長に就任。

同年12月16日第46回衆議院議員総選挙では神奈川18区に国替えして出馬したが、3位で落選。

2013年、株式会社エス・エー・コンサルティング設立、同社代表取締役に就任。了徳寺大学客員教授兼講師。

2016年アジア開発キャピタル株式会社代表取締役社長に就任。

2021年1月 同社辞任。

2021年8月 アイ・ティー・エスジャパン株式会社代表取締役社長に就任。

人物[編集]

  • 父・網屋政春は鹿児島県議会議員を務めた。
  • 同郷のよしみで、落語家の桂竹丸後援会の会長を務めている[2]

所属していた団体・議員連盟[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

公職
先代
三谷光男
若泉征三
日本の旗 財務大臣政務官
柚木道義と共同

2012年
次代
伊東良孝
竹内譲
ビジネス
先代
チャー・チェンロン
アジア開発キャピタル社長
2016年 - 2020年
次代
アンセム・ウォン