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2020年2月15日 (土) 08:09時点における版

鹿部駅
駅舎(2008年10月)
しかべ
Shikabe
N69 銚子口 (7.8 km)
(5.4 km) 渡島沼尻 N67
地図
所在地 北海道茅部郡鹿部町本別
北緯42度3分51.8秒 東経140度46分17.02秒 / 北緯42.064389度 東経140.7713944度 / 42.064389; 140.7713944 (鹿部駅)
駅番号 N68
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線(砂原支線)
キロ程 14.6 km(大沼起点)
電報略号 タチ(改称前:鷹待駅)
カヘ(改称後:鹿部駅)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1945年昭和20年)6月1日
備考 無人駅
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鹿部駅(しかべえき)は、北海道渡島総合振興局茅部郡鹿部町本別にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(通称:砂原支線)のである。駅番号N68電報略号カヘ

歴史

1976年の鹿部駅と周囲約1.5km範囲。下が大沼方面。周囲は殆ど人家がなく、駅裏は駒ケ岳山麓の火山性の荒れた傾斜地が広がっている。市街地は右下側数キロ先の港にあり、駅のある標高100mまでは登り坂である。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
鹿部駅 (大沼電鉄)も参照。

駅名の由来

当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語の「シカペ」(アホウドリ)に由来するとされる[4][5]。当地附近にアホウドリが多く住んでいたために付けられた[5]

旧駅名の鷹待(たかまち)は、当地附近に鷹狩の際の鷹待がいたことに由来する[5]

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅となっている[6]。駅舎側(東側)が上り線、外側が下り線となっている(番線表示なし)[6]。そのほか上下線共に安全側線を有する[6]。1983年(昭和58年)4月時点では駅舎と上り線の間に側線副本線)を1線有していた[4]。転轍機の形状は上り線からの方開き分岐である[6]

大沼駅管理(夜間連絡先は森駅)の無人駅となっている。駅舎は構内の東側に位置しホーム中央部分とを結んだ構内踏切で連絡している[6]有人駅時代の規模の大きい駅舎が継続使用されている[7]待合室内には椅子のカバーなどを始めとした手造り品がたくさんあり、図書コーナーも設けられている[7]。駅舎内にトイレを有する[7]駅スタンプが設置されている[7]

駅の標高は90.5mである[6]

利用状況

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は234人[4]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は370人[6]

駅周辺

駅前には別荘が多い[7]。役場などが所在する中心部とは約5km離れており、バスなどでの連絡が必要となる。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線(砂原支線)
銚子口駅 (N69) - *新本別信号場 - 鹿部駅 (N68) - 渡島沼尻駅 (N67)
*打消線は廃止信号場 (1949年8月1日廃止[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)26,27ページより。
  2. ^ a b c 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行
  3. ^ "駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 September 2007. 2014年9月6日閲覧
  4. ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)54ページより。
  5. ^ a b c 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)30ページより。
  6. ^ a b c d e f g 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)38ページより。
  7. ^ a b c d e 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)20ページより。

関連項目

外部リンク