池田園駅

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池田園駅
池田園駅舎(2012年8月23日)
池田園駅舎(2012年8月23日)
いけだえん - Ikedaen
H68 大沼 (3.4km)
(2.2km) 流山温泉 N70
所在地 北海道亀田郡七飯町軍川
駅番号 N71
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線(砂原支線)
キロ程 3.4km(大沼起点)
電報略号 イタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1945年昭和20年)6月1日
備考 無人駅

池田園駅(いけだえんえき)は、北海道渡島総合振興局亀田郡七飯町軍川にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(通称:砂原支線)のである。駅番号N71電報略号イタ

歴史[編集]

駅構造[編集]

大沼公園側入口

島式ホーム(片面使用)1面1線を有する地上駅。ホームは線路の北側(森方面に向かって右手側、旧上り線ホーム)に存在する。転轍機を持たない棒線駅となっている[2]。かつては島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な交換駅であった。1983年(昭和58年)4月時点では駅舎寄りが上り線、駅舎と反対側が下り及び上り待避用の線であった[3]。そのほか下り線の大沼方に安全側線を有した[3]。交換設備運用廃止後は線路は側線を含め1993年(平成5年)3月までには撤去された[2]。転轍機の形状は旧上り線(現行の線)からの方開き分岐であった[3]

大沼駅管理(夜間連絡先は森駅)の無人駅となっている。駅舎は構内の南側に位置しホームとは跨線橋で連絡している[2]有人駅時代の駅舎は改築され、外壁にサイディングボードが張られ、緩勾配の屋根を持つ[4]簡易駅舎となっている。駅舎内にトイレを有する[4]

尚、ホームの裏にも住宅が数軒あり、大沼公園ユースホステルもその方面にあるため、踏み跡が出来ている。

駅附近の流山温泉駅方に北海道内で一番短いトンネルである[5]「池田園トンネル」があり、その地点が砂原線のサミット(標高137.7m)に近い。

駅名の由来[編集]

当地開拓に尽力した人物が、附近一帯を大沼国定公園に付随させ公園にしようという計画を持っていたため[6]、開拓者の名字に「園」を付け記念として名付けられた地名[3][2]に由来する。

また、大沼電鉄旧鬼柳駅に由来する鬼柳という地名は、古書に大沼湖の南岸の地名として伝えられているのが確認できる。七飯町史1131P 北海道松前史(亀田村字神山菊谷近之介・記載) 「大沼の南岸、停車場より東三丁余に、鬼柳と称する所あり、風景の絶佳なる沼中第一たり。伝えいう、昔鬼柳という相撲、居を茲に構え、大酒放逸粗暴にして、常に村民を苦しむること、年あり、村民怒りて共に謀り、夜中襲いて鬼柳を斃し、その後患除く、故にこの名あり。」 記述だと池田園近辺がこの「鬼柳」に特定できる。

利用状況[編集]

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は22人[3]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は24人[2]

駅周辺[編集]

1976年の池田園駅と周囲約750m範囲。左が大沼方面。 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

砂原線のサミット(標高137.7m)に近い[2]

  • 北海道道43号大沼公園鹿部線
  • 大沼湖畔周遊道路 - 一部区間に大沼電鉄の線路跡が再利用されている[4]
  • 軍川簡易郵便局
  • 光現寺
  • 七飯町立大沼中学校
  • 七飯町立軍川小学校
  • 函館七飯スキー場
  • 大沼
  • 函館バス「軍川本村」停留所 - 道道43号線沿い。


大沼電鉄[編集]

池田園駅
いけだえん - Ikedaen
大八湾 (2.0km)
(2.4km) 銚子口
所属事業者 大沼電鉄
所属路線 大沼電鉄線(戦前)
キロ程 3.5km(大沼公園起点)
開業年月日 1929年(昭和4年)1月5日
廃止年月日 1945年(昭和20年)6月1日
備考 不要不急線指定による廃止。

大沼電鉄との関係は、国鉄による同鉄道の買収ではなく新線(砂原線)開通に伴う廃止であり[7]、別の駅となる。

駅跡[編集]

大沼電鉄の池田園駅は、現在のJR池田園駅の東側に位置していた[5]

1999年(平成11年)時点で駅施設自体の痕跡は何も無いが[8]、2010年(平成22年)時点では駅の硫黄積み込み施設、或いは索道施設と思われる擁壁が苔に覆われて残存していた[5]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線(砂原支線)
大沼駅 (H68) - 池田園駅 (N71) - 流山温泉駅 (N70)

かつて存在した路線[編集]

大沼電鉄
大沼電鉄線(戦前)
大八湾駅 - 池田園駅 - 銚子口駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 1990年(平成2年)7月1日時点では完全無人化されている(小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、1990年発行)より)。

出典[編集]

  1. ^ a b c 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)26,27ページより。
  2. ^ a b c d e f 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)38ページより。
  3. ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)54ページより。
  4. ^ a b c 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)20ページより。
  5. ^ a b c 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)166ページより。
  6. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)29ページより。
  7. ^ 書籍『北海道の鉄道』(著:田中和夫、北海道新聞社2001年2月発行)180ページより。
  8. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVI』(JTBパブリッシング1999年3月発行)48ページより。

関連項目[編集]