世界を売った男
| 『世界を売った男』 | ||||
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| デヴィッド・ボウイ の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | 1970年11月4日(アメリカ) 1971年4月(イギリス) |
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| 録音 | 1970年4月18日 - 1970年5月1日 Trident Studios, Soho, London, UK 1970年5月12日 - 1970年5月22日 Advision Studios, Soho, London, UK |
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| ジャンル | ロック | |||
| 時間 | 40分37秒 | |||
| レーベル | オリジナル盤 リイシュー盤 RCA(1972年 - 1989年) |
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| プロデュース | トニー・ヴィスコンティ | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
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| チャート最高順位 | ||||
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| デヴィッド・ボウイ 年表 | ||||
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世界を売った男(原題:The Man Who Sold the World)は、1970年11月4日にマーキュリー・レコードから米国盤が先行発売された、デヴィッド・ボウイの第3作アルバム。1971年4月にフィリップス・レコードから英国盤がジャケットを変更した形で発売された。詳細は解説を参照。
1972年にRCAレコードが本作の権利を買い取り、こちらもジャケットを異にした形で再発された。1990年にはEMI(米国ではRYKO)よりCD化され再発され、その際にボーナストラックとして未発表テイクが4曲追加されている。
目次 |
経緯 [編集]
前作発表の後にボウイはライヴ専用のバンドの結成を試み、いくつかのセッションで親交を結んだ人物らを中心に、新たに以後グラム・ロック時代のボウイの女房役となるミック・ロンソン(g)を加えた「ハイプ」と名乗るライヴ・バンドを結成した。彼らは1970年2月にカムデン・タウンのラウンド・ハウスで最初のギグを行い始動している[1]。
しばらくして「ハイプ」からジョン・ケンブリッジ(ds)が脱退し、ミック・ロンソンの元グループからミック・ウッドマンジー(ds)を同バンドに迎えて、『スペイス・オディティ』の収録曲でボウイのお気に入りであった「フリー・フェスティバルの思い出」をシングル用に再録音して、6月12日に発表した[1]。
4月18日にボウイは新譜の制作に取り掛かり、「ハイプ」とシンセサイザー・プレイヤーのラルフ・メイスを迎えて本作の録音が開始された。プロデューサーでベース担当のトニー・ヴィスコンティは当時T・レックスの作品も手掛けており、作品全体として演奏の端々には新興を燻るグラムロックの影響が窺え、また収録曲の「ブラック・カントリー・ロック」はしばしばマーク・ボランのボウイ的解釈と評される[1]。
本作完成後にヴィスコンティはT・レックス(マーク・ボラン)からより強力な連帯を求められ、またT・レックスが契約を結んだフライ・レコードと自らのプロダクション契約を結んだことなどからボウイの下から離れ、「ハイプ」には新たに『スペイス・オディティ』のセッションに参加していたハービー・フラワーズ(b)が加わり、またフラワーズがそのままプロデュースも務める形でシングル『ホリー・ホリー』が1971年1月17日に発表された[1]。
解説 [編集]
そもそもこのアルバムは1970年にアメリカで先行リリースされ、その際ジャケットにはアメリカのコミック『ヒューストン』のキャラクター、ヒューストン・カウボーイのイラストが描かれた物が使用された。その後、イギリスでも1971年にリリースされるが、前述のアメリカ盤のジャケットは不都合が生じたため使用されず、ソファーに横たわるドレス姿のボウイの写真が使用される事となった。アメリカ盤ジャケットにおける不都合とは、描かれたイラストの建物や吹き出しに書かれたキャラクターのセリフ等が、当時精神病院に入院していたボウイの兄を表しており、それを懸念したボウイが異なるジャケットに差し替えを申し出たが、差し替えが間に合わず、アメリカ盤のみそのままリリースされてしまったのだという。また、イギリスで最初にリリースされたドレス姿のボウイがジャケットになっている初盤は早々に廃盤となり、一時期は高額で取引されていた。その後、1972年にRCAより再リリースされるが、この際もジャケットは変更され、バレリーナの様なポーズを取っているボウイの姿の写真が使用されている。他にも、ドイツでは特殊ジャケットでリリースされ、こちらも高額で取引されているなど、ボウイのアルバムの中でも最もジャケットの種類が多く、コレクター泣かせの作品となっている。
表題曲は、1993年にアメリカのロックバンドであるニルヴァーナがMTVアンプラグドにおいてカバーした。
収録曲 [編集]
全作詞・作曲: デヴィッド・ボウイ。
| A面 | ||||||||||
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| # | タイトル | 時間 | ||||||||
| 1. | 「円軌道の幅」 (The Width of a Circle) | 8:05 | ||||||||
| 2. | 「オール・ザ・マッドマン」 (All the Madmen) | 5:38 | ||||||||
| 3. | 「ブラック・カントリー・ロック」 (Black Country Rock) | 3:32 | ||||||||
| 4. | 「アフター・オール」 (After All) | 3:51 | ||||||||
| B面 | ||||||||||
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| # | タイトル | 時間 | ||||||||
| 5. | 「ランニング・ガン・ブルース」 (Running Gun Blues) | 3:11 | ||||||||
| 6. | 「セイヴィア・マシン(救世の機械)」 (Saviour Machine) | 4:25 | ||||||||
| 7. | 「シー・シュック・ミー・コールド」 (She Shook Me Cold) | 4:13 | ||||||||
| 8. | 「世界を売った男」 (The Man Who Sold The World) | 3:55 | ||||||||
| 9. | 「スーパーメン」 (The Supermen) | 3:38 | ||||||||
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合計時間:
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40:37 | |||||||||
| ボーナストラック(1990年盤) | ||||||||||
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| # | タイトル | 時間 | ||||||||
| 10. | 「ライトニング・フライトニング」 (Lightning Frightning (Previously Unreleased)) | 3:38 | ||||||||
| 11. | 「ホリー・ホリー」 (Holy Holy (Studio Version, 1971)) | 2:20 | ||||||||
| 12. | 「ムーネイジ・デイドリーム」 (Moonage Daydream (Arnold Corns Version)) | 3:52 | ||||||||
| 13. | 「ハング・オントゥ・ユアセルフ」 (Hang Onto Yourself (Arnold Corns Version)) | 2:51 | ||||||||
参加ミュージシャン [編集]
- デヴィッド・ボウイ - ボーカル、ギター
- ミック・ロンソン - ギター
- トニー・ヴィスコンティ - ベース
- ミック・ウッドマンジー - ドラムス
- ラルフ・メイス - シンセサイザー
脚注 [編集]
- ^ a b c d 赤岩和美 「ライナーノーツ:99年9月発売のアルバムより転載」 『The Man Who Sold the World』、EMIミュージック・ジャパン。
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