マイカ・オーウィングス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
マイカ・オーウィングス
Micah Owings
マイアミ・マーリンズ(マイナー)
Micah Owings 2012.JPG
パドレス時代(2012年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州ゲインズビル
生年月日 1982年9月28日(31歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 一塁手
プロ入り 2005年 ドラフト3巡目
初出場 2007年4月6日 ナショナルズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マイカ・バートン・オーウィングスMicah Burton Owings , 1982年9月28日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州ゲインズビル出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBマイアミ・マーリンズ傘下所属。

経歴[編集]

オーウィングスは高校時代、ジョージア州では歴代1位となる69本塁打を放ち非凡な打撃を見せた(アメリカ国内ではシアトル・マリナーズジェフ・クレメント、元ニューヨーク・ヤンキースで現NFLミネソタ・バイキングス所属のドリュー・ヘンソンらに次いで第4位)。大学は2003年2004年ジョージア工科大学、それ以降はテュレーン大学でプレーした。

2002年コロラド・ロッキーズからドラフト2巡目(全体50番目)で指名されるが入団拒否、2003年にもシカゴ・カブスからドラフト19巡目(全体576番目)で指名されるがまたも入団拒否をした末、2005年アリゾナ・ダイヤモンドバックスからドラフト3巡目(全体83番目)で指名され入団した。

2007年4月5日にメジャー初昇格を果たし、4月6日ワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビュー。5回を投げ1安打無失点6三振を奪う内容だった。腰痛で戦線を離脱していたランディ・ジョンソンの代役としての先発を見事に務め、以後もローテーションに入ることとなった。6月26日には初本塁打をフロリダ・マーリンズ金炳賢から放った。

2007年は8月18日アトランタ・ブレーブス戦までオーウィングスにとってこれといって特別な出来事は無かったが、この日はオーウィングスの名を全米に知らしめることになった。投球こそ7回を投げ3安打3失点とごく普通の内容だったものの、打撃は5打数4安打2本塁打4得点6打点と圧巻の内容だった。同一試合で4安打4得点6打点をあげた投手はメジャー史上初、4安打4得点を達成した投手も1988年ダニー・ジョンソン以来であった。11塁打もここ50年の投手では最多記録とまさに記録尽くしの日となった。ちなみにアリゾナ・ダイヤモンドバックスで最後に1試合2本塁打4安打4得点6打点を記録した選手は2003年のシェイ・ヒレンブランドだった。またオーウィングスはダイヤモンドバックス史上1試合2本塁打を記録した初めての投手となった。9月に入り、始めの2試合は共に4回持たず計12失点(自責7)とふるわなかったが、9月18日サンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャー初完封(被安打2)を記録した。9月27日ブランドン・ウェブの代役として急遽先発、6回1/3を無失点に抑えると共に打撃でも4打数4安打3二塁打3打点と勝利に貢献した。結局2007年は50打数以上立った投手としては1973年以降で第4位となる打率.333(60打数20安打)を記録した。この打撃が評価され2007年のシルバースラッガー賞を受賞した。

12月5日、地元紙アリゾナ・セントラルは首脳陣がその打力の高さを生かすために、今後の補強次第ではあるが未登板日にオーウィングスを一塁として起用する事も考えていると報じた[1]

2008年もその打棒を発揮。4月30日にはヒューストン・アストロズ戦で代打2点本塁打を放った。投手の代打本塁打はブルックス・キーシュニック(当時ミルウォーキー・ブルワーズ)が2004年4月22日アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でマット・マンテイから打って以来であった[2]8月11日、ダイヤモンドバックスはシンシナティ・レッズとのトレードでアダム・ダンを獲得、後日発表とされた2名の交換要員にオーウィングスが選ばれ、9月12日にレッズへ移籍。

2009年は当初先発投手として起用されていたが、途中からはリリーフに配置転換。しかしその後も代打での起用や、投手への代打にオーウィングスを送ったうえで次イニングに救援登板させるなど、打撃を活かすための起用もなされた。

2010年8月17日にDFAとなり、8月26日にAAA級ルイビル・バッツへ降格。10月5日にFAとなった。

2011年1月24日に古巣・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。5月20日にダイヤモンドバックスとメジャー契約に合意。オフの12月12日にノンテンダーFAとなった。

2012年2月1日にサンディエゴ・パドレスと1年契約に合意。4月26日に右前腕の故障で15日間の故障者リスト入りした。5月8日に60日間の故障者リストへ異動し、残りのシーズンを全休した。10月23日に放出された。

2013年2月6日にワシントン・ナショナルズ一塁手としてマイナー契約を結んだ[3]。7月1日に放出され、7月12日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ。11月5日にFAとなった。

2014年4月7日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[4]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2007 ARI 29 27 2 1 0 8 8 0 0 .500 651 152.2 146 20 50 2 14 106 5 0 81 73 4.30 1.28
2008 22 18 0 0 0 6 9 0 1 .400 466 104.2 104 14 41 0 12 87 4 0 73 69 5.93 1.39
2009 CIN 26 19 0 0 0 7 12 1 0 .368 542 119.2 126 18 64 3 6 68 1 0 75 71 5.34 1.59
2010 22 0 0 0 0 3 2 0 0 .600 153 33.1 28 3 25 0 3 35 1 1 20 20 5.40 1.59
2011 ARI 33 4 0 0 0 8 0 0 3 1.000 263 63.0 56 8 23 0 2 44 3 0 27 25 3.57 1.25
通算:5年 132 68 2 1 0 32 31 1 4 .508 2075 473.1 460 63 203 5 37 340 14 1 276 258 4.91 1.40
  • 2011年度シーズン終了時

獲得タイトル[編集]

参考資料[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ Who's on 1st? Maybe Owings” (2007年12月5日). 2008年2月2日閲覧。
  2. ^ Owings' pinch-hit homer keys rally Pitcher's dinger ties it, then Byrnes brings in winning run”. The Official Site of The Arizona Diamondbacks. 2008年5月5日閲覧。
  3. ^ http://washington.nationals.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20130206&content_id=41435046&vkey=news_was&c_id=was Pitcher-turned-first baseman Owings joins Nationals
  4. ^ Marlins agree to sign Micah Owings to minor league deal”. MLB Daily Dish (2014年4月7日). 2014年4月8日閲覧。

外部リンク[編集]