バニア・キング

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バニア・キング Tennis pictogram.svg
King WMQ13.jpg
バニア・キング
基本情報
ラテン文字名 Vania King
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 同・カリフォルニア州
モントレーパーク
生年月日 1989年2月3日(25歳)
身長 165cm
体重 59kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2006年
ツアー通算 15勝
シングルス 1勝
ダブルス 14勝
4大大会最高成績・シングルス
全豪 3回戦(2012)
全仏 3回戦(2011)
全英 2回戦(2006・09)
全米 3回戦(2009・11)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト8(2012)
全仏 ベスト4(2011)
全英 優勝(2010)
全米 優勝(2010)
優勝回数 2(英1・米1)
4大大会最高成績・混合ダブルス
全仏 準優勝(2009)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 50位(2006年11月6日)
ダブルス 3位(2011年6月6日)
2014年5月30日現在

バニア・キングVania King, 1989年2月3日 - )は、アメリカカリフォルニア州モントレーパーク出身の女子プロテニス選手。中国系の選手で、漢字名は 金 久慈 という。2010年ウィンブルドン全米オープンで、ヤロスラワ・シュウェドワカザフスタン)と組んだダブルスで優勝した。これまでにWTAツアーでシングルス1勝、ダブルス14勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス50位、ダブルス3位。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

来歴[編集]

父親の手ほどきにより、4歳からテニスを始める。2005年全米オープンで、彼女はジュニア女子ダブルス部門でアレクサ・グラッチ(同じアメリカの選手)と組んで準優勝し、一般の部でも女子シングルスの予選3試合を勝ち抜いて、ナタリー・ドシーフランス)との2回戦まで進出した。2006年から女子テニス国別対抗戦・フェドカップのアメリカ代表選手に選ばれる。2006年全米オープンでは、アンドレ・アガシマルコス・バグダティスキプロス)による男子シングルス2回戦の試合開始に先立ち、バニア・キングがアメリカの愛国歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」の歌い手に選ばれた。彼女自身は、女子シングルス2回戦でジュスティーヌ・エナン・アーデンに 1-6, 2-6 のストレートで敗れた。1か月後の2006年10月、キングはエレナ・コスタニッチクロアチア)とペアを組み、日本ジャパン・オープン女子ダブルスでツアー初優勝を飾った。翌週のタイバンコク大会では単複2冠を獲得し、シングルス決勝で地元タイ人選手のタマリネ・タナスガーンを 2-6, 6-4, 6-4 の逆転で破り、コスタニッチとのダブルスで2週連続優勝を決めた。

シングルスはこの1勝どまりであるが、ダブルスで2007年2008年に2勝ずつを獲得した。2008年東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメントではナディア・ペトロワロシア)と組み、決勝でリサ・レイモンド&サマンサ・ストーサーオーストラリア)組を 6-1, 6-4 で破った優勝がある。

2009年全仏オープンで、バニア・キングはブラジルマルセロ・メロと混合ダブルスのペアを組み、決勝戦まで勝ち進んだ。パートナーのメロは、ダブルスのスペシャリストとして有名な選手である。決勝戦で2人は第1シードペアのボブ・ブライアン&リーゼル・フーバー組と対戦し、7-5, 6-7 で1セット・オールになった。全仏オープンのダブルスでは、混合のみ10ポイント・タイブレーク決戦方式(通称:スーパータイブレーク方式)で勝敗を決定する。この方式では、1セット・オールになった時は10点制のタイブレークを行い、先に10ポイント取った方が勝者になる。キングとメロはタイブレークを 7-10 で落とし、全仏混合ダブルス準優勝者になった。

2010年はヤロスラワ・シュウェドワと組んだダブルスで、ウィンブルドン全米オープンで優勝した。2011年全米オープンではシュウェドワとのダブルスで2年連続の決勝に進出したが、リーゼル・フーバー&リサ・レイモンド組に 6–4, 6–7(5), 6–7(3) で敗れ連覇を逃した。

WTAツアー決勝進出結果[編集]

シングルス: 2回 (1勝1敗)[編集]

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2006年10月15日 タイ王国の旗 バンコク ハード タイ王国の旗 タマリネ・タナスガーン 2–6, 6–4, 6–4
準優勝 1. 2013年9月21日 中華人民共和国の旗 広州 ハード 中華人民共和国の旗 張帥 6-7(1), 1-6

ダブルス: 31回 (14勝17敗)[編集]

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2006年10月1日 中華人民共和国の旗 広州 ハード クロアチアの旗 エレナ・コスタニッチ 中華人民共和国の旗 李婷
中華人民共和国の旗 孫甜甜
4–6, 6–2, 5–7
優勝 1. 2006年10月8日 日本の旗 東京 ハード クロアチアの旗 エレナ・コスタニッチ チャイニーズタイペイの旗 詹詠然
チャイニーズタイペイの旗 荘佳容
7–6(2), 5–7, 6–2
優勝 2. 2006年10月15日 タイ王国の旗 バンコク ハード クロアチアの旗 エレナ・コスタニッチ アルゼンチンの旗 マリアナ・ディアス=オリバ
南アフリカ共和国の旗 ナタリー・グランディン
7–5, 2–6, 7–5
準優勝 2. 2007年2月4日 日本の旗 東京 カーペット (室内) オーストラリアの旗 レネ・スタブス アメリカ合衆国の旗 リサ・レイモンド
オーストラリアの旗 サマンサ・ストーサー
6–7, 6–3, 5–7
優勝 3. 2007年5月14日 モロッコの旗 フェズ クレー インドの旗 サニア・ミルザ ルーマニアの旗 アンドレア・エリット=ヴァンク
ロシアの旗 アナスタシア・ロディオノワ
6–1, 6–2
準優勝 3. 2007年9月30日 中華人民共和国の旗 広州 ハード 中華人民共和国の旗 孫甜甜 中華人民共和国の旗 彭帥
中華人民共和国の旗 晏紫
3–6, 4–6
準優勝 4. 2007年10月7日 日本の旗 東京 ハード チャイニーズタイペイの旗 荘佳容 中華人民共和国の旗 孫甜甜
中華人民共和国の旗 晏紫
6–1, 2–6, [6-10]
優勝 4. 2007年10月12日 インドの旗 コルカタ ハード ロシアの旗 アーラ・クドゥリャフツェワ イタリアの旗 アルベルタ・ブリアンティ
ウクライナの旗 マリヤ・コリツェワ
6–1, 6–4
準優勝 5. 2008年2月10日 タイ王国の旗 パタヤ ハード チャイニーズタイペイの旗 謝淑薇 チャイニーズタイペイの旗 詹詠然
チャイニーズタイペイの旗 荘佳容
4–6, 3–6
優勝 5. 2008年9月21日 日本の旗 東京 ハード ロシアの旗 ナディア・ペトロワ アメリカ合衆国の旗 リサ・レイモンド
オーストラリアの旗 サマンサ・ストーサー
6–1, 6–4
優勝 6. 2008年11月2日 カナダの旗 ケベックシティ ハード ドイツの旗 アンナ=レナ・グローネフェルト アメリカ合衆国の旗 ジル・クレイバス
タイ王国の旗 タマリネ・タナスガーン
7–6(3), 6–4
優勝 7. 2009年1月11日 オーストラリアの旗 ブリスベン ハード ドイツの旗 アンナ=レナ・グローネフェルト ポーランドの旗 クラウディア・ヤンス
ポーランドの旗 アリシア・ロソルスカ
3–6, 7–5, [10–5]
優勝 8. 2009年9月14日 カナダの旗 ケベックシティ ハード
(室内)
チェコの旗 バルボラ・ザフラボバ・ストリコバ スウェーデンの旗 ソフィア・アルビドソン
フランスの旗 セベリーヌ・ブレモン
6–1, 6–3
優勝 9. 2010年2月20日 アメリカ合衆国の旗 メンフィス ハード オランダの旗 ミハエラ・クライチェク アメリカ合衆国の旗 ベサニー・マテック=サンズ
アメリカ合衆国の旗 メガン・ショーネシー
7–5, 6–2
準優勝 6. 2010年3月7日 メキシコの旗 モンテレイ ハード ドイツの旗 アンナ=レナ・グローネフェルト チェコの旗 イベタ・ベネソバ
チェコの旗 バルボラ・ザフラボバ・ストリコバ
6–3, 4–6, [8–10]
準優勝 7. 2010年4月18日 アメリカ合衆国の旗 チャールストン クレー オランダの旗 ミハエラ・クライチェク アメリカ合衆国の旗 リーゼル・フーバー
ロシアの旗 ナディア・ペトロワ
3–6, 4–6
優勝 10. 2010年5月22日 フランスの旗 ストラスブール クレー フランスの旗 アリーゼ・コルネ ロシアの旗 アーラ・クドゥリャフツェワ
オーストラリアの旗 アナスタシア・ロディオノワ
3–6, 6–4, [10–7]
準優勝 8. 2010年6月19日 オランダの旗 スヘルトーヘンボス カザフスタンの旗 ヤロスラワ・シュウェドワ ロシアの旗 アーラ・クドゥリャフツェワ
オーストラリアの旗 アナスタシア・ロディオノワ
6–3, 3–6, [6–10]
優勝 11. 2010年7月3日 イギリスの旗 ウィンブルドン カザフスタンの旗 ヤロスラワ・シュウェドワ ロシアの旗 エレーナ・ベスニナ
ロシアの旗 ベラ・ズボナレワ
7–6(6), 6–2
優勝 12. 2010年9月13日 アメリカ合衆国の旗 全米オープン ハード カザフスタンの旗 ヤロスラワ・シュウェドワ アメリカ合衆国の旗 リーゼル・フーバー
ロシアの旗 ナディア・ペトロワ
2-6, 6-4, 7–6(4)
準優勝 9. 2011年3月6日 メキシコの旗 モンテレイ ハード ドイツの旗 アンナ=レナ・グローネフェルト チェコの旗 イベタ・ベネソバ
チェコの旗 バルボラ・ザフラボバ・ストリコバ
7–6(8), 2–6, [6–10]
準優勝 10. 2011年5月15日 イタリアの旗 ローマ クレー カザフスタンの旗 ヤロスラワ・シュウェドワ 中華人民共和国の旗 彭帥
中華人民共和国の旗 鄭潔
2–6, 3–6
優勝 13. 2011年8月20日 アメリカ合衆国の旗 シンシナティ ハード カザフスタンの旗 ヤロスラワ・シュウェドワ 南アフリカ共和国の旗 ナタリー・グランディン
チェコの旗 ブラディミラ・ウーリロバ
6–4, 3–6, [11–9]
準優勝 11. 2011年9月11日 アメリカ合衆国の旗 全米オープン ハード カザフスタンの旗 ヤロスラワ・シュウェドワ アメリカ合衆国の旗 リーゼル・フーバー
アメリカ合衆国の旗 リサ・レイモンド
6–4, 6–7(5), 6–7(3)
準優勝 12. 2011年10月16日 日本の旗 大阪 ハード カザフスタンの旗 ヤロスラワ・シュウェドワ 日本の旗 クルム伊達公子
中華人民共和国の旗 張帥
5–7, 6–3, [9–11]
優勝 14. 2011年10月22日 ロシアの旗 モスクワ ハード
(室内)
カザフスタンの旗 ヤロスラワ・シュウェドワ オーストラリアの旗 アナスタシア・ロディオノワ
カザフスタンの旗 ガリナ・ボスコボワ
7–6(3), 6–3
準優勝 13. 2012年7月15日 アメリカ合衆国の旗 スタンフォード ハード オーストラリアの旗 ヤルミラ・ガイドソバ ニュージーランドの旗 マリナ・エラコビッチ
イギリスの旗 ヘザー・ワトソン
5–7, 6–7(7)
準優勝 14. 2012年7月22日 アメリカ合衆国の旗 カールスバッド ハード ロシアの旗 ナディア・ペトロワ アメリカ合衆国の旗 ラケル・コップス=ジョーンズ
アメリカ合衆国の旗 アビゲイル・スピアーズ
2–6, 4–6
準優勝 15. 2012年9月23日 韓国の旗 ソウル ハード ウズベキスタンの旗 アクグル・アマンムラドワ アメリカ合衆国の旗 ラケル・コップス=ジョーンズ
アメリカ合衆国の旗 アビゲイル・スピアーズ
6–2, 2–6, [8–10]
準優勝 16. 2013年9月21日 中華人民共和国の旗 広州 ハード カザフスタンの旗 ガリナ・ボスコボワ チャイニーズタイペイの旗 謝淑薇
中華人民共和国の旗 彭帥
3-6, 6-4, [10-12]
準優勝 17. 2014年4月13日 コロンビアの旗 ボゴタ クレー 南アフリカ共和国の旗 シャネル・シェパーズ スペインの旗 ララ・アルアバレナ
フランスの旗 キャロリン・ガルシア
6–7(5), 4–6

4大大会ダブルス優勝[編集]

全仏オープン混合ダブルス準優勝:2009年)

4大大会シングルス成績[編集]

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 通算成績
全豪オープン A LQ 1R 1R LQ 2R 2R 3R 1R 1R 4–7
全仏オープン A 1R 1R 2R LQ 1R 3R 2R 2R 1R 5–8
ウィンブルドン A 2R 1R 1R 2R 1R 1R 1R 1R 1R 2–9
全米オープン 2R 2R 1R 1R 3R 2R 3R 1R 1R 2R 8–10

外部リンク[編集]