カワサキ・エストレヤ
カワサキ・エストレヤ(ESTRELLA )とは、1992年から川崎重工業(カワサキ)が製造販売しているオートバイである。
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[編集] 概要
正式名称は、カタカナ表記で「エストレヤ」。「ESTRELLA」はスペイン語で「星」を意味する単語である。「エストレア」との誤記が多く見られるが、「ESTRELLA」の実際の発音は「エストレリャ/ヤ/ジャ」(レにアクセントがくる)に近く、決して「エストレア」ではない。
外観はメグロやBSA等の往年の英国車のスタイルを彷彿させる懐古調のデザインであり、速度を楽しむというよりは走りを楽しむ車種とされる。
搭載するエンジンは排気量249ccの空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒であり、シリンダーボア66mmにピストンストローク73mmという近年のオートバイには珍しいロングストロークの設定となっている。最大出力は15kW/20psであり、加速や最高速はあまり伸びないが、走りには単気筒エンジン独特の味わいがある。エンジンは年を追って細部を改良されており、1995年からはジェネレーターが強化され、伸びやすかったカムチェーンまわりも2000年頃を境に強化される等している。また2000年からは、排出ガス規制への適応の為に、二次エアによる排ガス浄化装置も追加されている。なお、同型エンジンは後に同社の250TRにも採用されている。
[編集] 現行車種
[編集] エストレヤ(2007年 - )
現行のモデルは2007年にフルモデルチェンジが行なわれ、それ以前のエストレヤRSとエストレヤカスタムという2本立てのラインナップから1車種へと統合された。
最大の変更点は、燃料供給方式を前年までのキャブレターからフューエルインジェクションへ変更した点であり、これにより排出ガス規制等への適応をはかっている。その他の装備では、電気式回転計の追加と同時に速度計も電気式へ変更されている。
過去のモデルにおいて各車種ごとの特徴的な差異となっていたシートとブレーキに関しては、前後一体のダブルシート(従来のエストレヤRS・RSカスタムとは形状が異なる物)を採用し、前輪が片押し2ピストン式キャリパー採用のディスクブレーキ、後輪がドラムブレーキという仕様となった。
[編集] 過去の車種
当初は1車種のみの販売だったが、その後に仕様違いの車種が追加された。基本的な性能はほとんど変わらないが、主に装着されるシートの違いと前後ブレーキシステムの違いによって、いくつかの車種が存在した。一時期(1996年 - 1999年)は仕様違いの4車種を同時にラインナップしていたこともある。
[編集] エストレヤ(1992年 - 1999年)
エストレヤとして最初に登場した車種であり、1992年から1999年まで販売された。 シートには前後別体のサドルシートを採用し、前後ブレーキともに片押し1ピストン式ディスクブレーキを採用していた。
吸気方式には当時一般的なキャブレターを採用し、1995年からは電気式キャブレターヒーターを追加装備するようになった。
[編集] エストレヤRS
エストレヤとして2番目に登場した車種で、前後一体のダブルシートの外観に、前後ブレーキをディスクブレーキとした車種。1995年から2006年まで販売された。 細部としては、ハンドルバーとハンドルバークランプの形状が、エストレヤやエストレヤカスタムと異なる。 2000年以降は、ラインナップ中唯一の前後ディスクブレーキ仕様となった。
2002年にエストレヤ発売10周年を記念して、各部外装にクロームメッキを施す等した限定版が登場。その後も2006年まで毎年限定版が販売された。
[編集] エストレヤカスタム
前後別体のサドルシートの外観に、前後ブレーキをドラムブレーキとした車種(エストレヤをベースに前後ドラムブレーキを装備したモデル)。1996年から2006年まで販売された。2000年以降2006年までは、エストレヤRSとの2本立ての販売となった。
2002年にエストレヤ発売10周年を記念して、各部外装にクロームメッキを施す等した限定版が登場。ただし、エストレヤRSと違って限定版が販売されたのは2002年のみだった。
[編集] エストレヤRSカスタム
前後一体のダブルシートの外観に、前後ブレーキをドラムブレーキとした車種(エストレヤRSをベースに前後ドラムブレーキを装備したモデル)。1996年から1999年まで販売された。