畠中道雄
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生誕 |
1926年3月20日 福岡県 |
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死没 | 2016年11月5日(90歳没) |
国籍 | 日本 |
研究分野 | 計量経済学、時系列分析 |
母校 | 東京帝国大学、ヴァンダービルト大学 |
学位 | Ph.D. |
受賞 | 日本統計学会賞(2001年) |
畠中 道雄(はたなか みちお、1926年3月20日 - 2016年11月5日)は、日本の経済学者、大阪大学名誉教授。専門は計量経済学(とくに時系列分析)。Ph.D.(ヴァンダービルト大学)。福岡県出身。
大阪大学社会経済研究所(以下、阪大社研)において、森嶋通夫や二階堂副包と共に阪大社研の黄金時代を現出する。森嶋らの離任後は後任の稲田献一らと共に研究業績をあげ、内紛後の阪大社研を盛り立てた。[要出典]計量経済学研究の第一人者であり、Econometrica等、世界的ジャーナルの編者も務めた。Econometric Societyのフェロー。[要出典]
略歴
[編集]伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
- 1949年 - 東京帝国大学経済学部経済学科卒業
- ヴァンダービルト大学大学院経済学専攻博士課程修了
- 東北大学助教授
- 1958年 - プリンストン大学計量経済研究所研究員
- 1960年 - プリンストン大学経済学部助教授
- 1963年 - ロチェスター大学経済学部准教授
- 1966年 - 大阪大学社会経済研究所教授
- 1980年 - 大阪大学経済学部教授(経済学科統計学講座)
- 1983年 - 大阪大学経済学部長
- 1989年 - 大阪大学名誉教授、帝塚山大学経済学部教授
学内における役職
- 大阪大学社会経済研究所所長(第2代、1969年から1971年まで)
- 大阪大学社会経済研究所所長(第7代、1979年から1980年まで)
受賞歴
[編集]著書
[編集]単著
[編集]- 『計量経済学の方法』(創文社<創文社現代経済学選書> 初版・1991年、改訂版・1996年)
- Time-series-based econometrics:unit roots and co-integrations Oxford University Press 1996(第40回日経経済図書文化賞受賞)
共著
[編集]- Spectral Analysis of Economic Time Series, Princeton University Press 1964 (クライヴ・グレンジャーとの共著)
- 『統計学』(鈴木篤との共著、東洋経済新報社<経済学入門叢書>、1970年)
関連項目
[編集]脚注・出典
[編集]- ^ 日本統計学会 学会賞受賞者一覧
- ^ 『官報』号外92号、平成16年4月30日
- ^ “平成16年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 15 (2004年4月29日). 2004年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月25日閲覧。
- ^ 『官報』6917号、平成28年12月12日