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ジェイソン・モッテ
*Jason Motte*
セントルイス・カージナルス #30
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ミシガン州ポートヒューロン
生年月日	1982年6月22日（41歳）
身長; 体重	6' 0" ＝約182.9 cm; 200 lb ＝約90.7 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2003年 MLBドラフト19巡目（全体575位）でセントルイス・カージナルスから指名
初出場	2008年9月3日
年俸	$4,500,000（2013年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	セントルイス・カージナルス（2008年 - ）;
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2014年8月1日 (金) 01:22時点における版

ジェイソン・ルイス・モッテ（Jason Louis Motte, 1982年 6月22日 - ）はアメリカ合衆国ミシガン州ポートヒューロン出身の野球選手。投手、右投右打。現在はMLB セントルイス・カージナルスに所属している。

経歴

アイオナ大学時代は捕手。当時から強肩で、捕球から二塁へ1.76秒で送球できた（MLBの平均は1.9～2.0秒）。スカウトから投手をやってみてほしいという要望もあったが、本人が捕手に愛着があったことに加え監督が怪我を心配したためマウンドに立つことはなかった。

2003年のMLBドラフトでセントルイス・カージナルスから19巡目（全体575位）で指名され入団。カージナルス傘下のマイナー球団で捕手を務めていたが、1Aで打率.176という貧打2006年から投手へ転向^[2]。ルール・ファイブ・ドラフトによる指名を避けるため、2007年11月20日に40人ロースター入りを果たした^[3]。2008年9月3日にメジャーデビュー。

球団がシーズン終了後、ジェイソン・イズリングハウゼンとの契約を見送り、スプリングトレーニングでクローザーの座を争った。
2009年カージナルスのクローザーを務めることになった^[4]。パイレーツとの本拠地での開幕戦で、2点リードの9回に登板したが、4失点で負け投手となり、クローザーから降格^[5]。同年、リリーフとして69試合に登板し、4勝4敗・防御率4.76を記録。

2010年からは一流リリーバーと呼ぶに相応しい成績を残すようになる。この年には結婚もしている。結婚式の介添人はマイナーリーグ時代からの友人である同僚のミッチェル・ボッグスだった。式の3週間後にボッグスが結婚式を挙げているが、その時の介添人はモッテが務めている。

2011年の9月初旬からクローザーに定着し、ポストシーズンでは5セーブを記録。ワールドシリーズ制覇に貢献した。

2012年は初めて年間を通してクローザーを担当し、アトランタ・ブレーブスのクレイグ・キンブレルと並んでリーグ最多タイの42セーブを記録した。オフに2年契約を延長した。^[6]

2013年は開幕前に肘を故障し、トミー・ジョン手術を受ける。そのため、シーズンは登板はなかった。

投球スタイル

最速100マイル（平均97マイル）のフォーシームを主体に、平均95マイルの高速シンカー（ツーシーム）、90マイル台前半のカットボールを組み合わせた投球スタイル。右打者にはカッターを投げる割合が増え、左打者に対しては稀にチェンジアップも用いる^[7]。

年度別投手成績

年度	球団	登板	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2008	STL	12	0	0	1	4	----	40	11.0	5	0	3	0	0	16	0	0	2	1	0.82	0.73
2009		69	4	4	0	5	.500	244	56.2	57	10	23	1	2	54	2	1	32	30	4.76	1.41
2010		56	4	2	2	12	.667	208	52.1	41	5	18	3	0	54	1	0	13	13	2.24	1.13
2011		78	5	2	9	18	.714	268	68.0	49	2	16	2	5	63	1	0	22	17	2.25	0.96
2012		67	4	5	42	0	.444	279	72.0	49	9	17	1	2	86	0	0	23	22	2.75	0.92
通算：5年		282	17	13	54	49	.567	1039	260.0	201	26	77	7	9	273	4	1	92	83	2.87	1.07

2013年度シーズン終了時
各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル・表彰

ナショナルリーグ最多セーブ：1回（2012年）

脚注

^ “Jason Motte Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2011年12月22日閲覧。
^ Ritter, Mike (2008年9月4日). “Motte took unusual route to Majors” (英語). MLB.com. 2010年5月29日閲覧。
^ Kaegel, Dick (2007年11月22日). “Cards add five to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2010年5月29日閲覧。
^ Associated Press (2009年4月7日). “Motte likely to get one-day break” (英語). ESPN.com. 2010年5月29日閲覧。
^ Hummel, Rick (2009年4月7日). “Franklin will be Cardinals’ closer tonight as Motte rests” (英語). St. Louis Post-Dispatch. 2010年5月29日閲覧。
^ http://stlouis.cardinals.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20130122&content_id=41103048&vkey=news_stl&c_id=stl　Motte, Cardinals reach two-year agreement
^ Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Jason Motte

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

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[1] “Jason Motte Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2011年12月22日閲覧。

[2] Ritter, Mike (2008年9月4日). “Motte took unusual route to Majors” (英語). MLB.com. 2010年5月29日閲覧。

[3] Kaegel, Dick (2007年11月22日). “Cards add five to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2010年5月29日閲覧。

[4] Associated Press (2009年4月7日). “Motte likely to get one-day break” (英語). ESPN.com. 2010年5月29日閲覧。

[5] Hummel, Rick (2009年4月7日). “Franklin will be Cardinals’ closer tonight as Motte rests” (英語). St. Louis Post-Dispatch. 2010年5月29日閲覧。

[6] ttp://stlouis.cardinals.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20130122&content_id=41103048&vkey=news_stl&c_id=stl　Motte, Cardinals reach two-year agreement

[7] Brooks Baseball · Home of the PitchFX Tool - Player Card: Jason Motte

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表話編歴セントルイス・カージナルスロースター
投手	64 ライアン・フェルナンデス（英語版） 65 ジオバニー・ガジェゴス（故障者リスト） 44 カイル・ギブソン 54 ソニー・グレイ 56 ライアン・ヘルズリー -- コルトン・イングラム 47 ジョン・キング 27 アンドリュー・キットレッジ 66 アダム・クロフェンスタイン（英語版） 62 カイル・リーヒー（英語版） 52 マシュー・リベラトーレ 31 ランス・リン 32 スティーブン・マッツ（故障者リスト） 93 キーナン・ミドルトン（故障者リスト） 39 マイルズ・マイコラス 55 ライリー・オブライエン（英語版）（故障者リスト） 53 アンドレ・パランテ 61 セム・ロバース（英語版） 29 ニック・ロバートソン（英語版） 38 ドリュー・ロム（故障者リスト） 59 ジョジョ・ロメロ 58 クリス・ロイクロフト（英語版） 57 ザック・トンプソン
捕手	40 ウィルソン・コントレラス（故障者リスト） 48 イバン・ヘレーラ 43 ペドロ・パヘス（英語版）
内野手	28 ノーラン・アレナド 26 ルーケン・ベイカー 35 ブランドン・クロフォード 33 ブレンダン・ドノバン 19 トミー・エドマン（故障者リスト） 15 ホセ・ファーミン（英語版） 46 ポール・ゴールドシュミット 16 ノーラン・ゴーマン 22 アルフォンソ・リーバス（英語版） 0 メイシン・ウィン
外野手	41 アレク・バールソン 3 ディラン・カールソン 21 ラーズ・ヌートバー 11 ビクター・スコット2世 63 マイク・シアニ（英語版） 18 ジョーダン・ウォーカー
指名打者	24 マット・カーペンター（故障者リスト）
監督・コーチ	37 オリバー・マーモル（監督） 34 ダニエル・デスカルソ（ベンチコーチ） 49 ターナー・ウォード（打撃コーチ） 87 ブランドン・アレン（打撃コーチ補佐） 90 ダスティ・ブレイク（英語版）（投手コーチ） 60 ディーン・キークヘファー（英語版）（投手コーチ補佐） 82 スタッビー・クラップ（一塁コーチ） 75 ロン・ワーナー（英語版）（三塁コーチ） 74 フリオ・ランヘル（英語版）（ブルペンコーチ兼投手コーチ補佐） 51 ウィリー・マギー（アシスタントコーチ） 88 パッキー・エルキンス（失点阻止コーチ） 94 ジェイミー・ポグ（英語版）（ブルペン捕手） 76 クレイニンガー・テラン（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年5月10日更新

表話編歴ナショナルリーグ最多セーブ
1950年代	50 ジム・コンスタンティー 51 テッド・ウィルクス（英語版） 52 アル・ブレイズル（英語版） 53 アル・ブレイズル（英語版） 54 ジム・ヒューズ（英語版） 55 ジャック・マイヤー（英語版） 56 クレム・ラビーン（英語版） 57 クレム・ラビーン（英語版） 58 ロイ・フェイス 59 リンディ・マクダニエル（英語版）、ドン・マクマホン（英語版）
1960年代	60 リンディ・マクダニエル（英語版） 61 ロイ・フェイス、ステュ・ミラー（英語版） 62 ロイ・フェイス 63 リンディ・マクダニエル（英語版） 64 ハル・ウッデシック（英語版） 65 テッド・アバーナシー 66 フィル・リーガン（英語版） 67 テッド・アバーナシー 68 フィル・リーガン（英語版） 69 フレッド・グラディング（英語版）
1970年代	70 ウェイン・グレンジャー（英語版） 71 デーブ・ジュスティ（英語版） 72 クレイ・キャロル（英語版） 73 マイク・マーシャル 74 マイク・マーシャル 75 ロウリー・イーストウィック（英語版）、アル・ラボスキー（英語版） 76 ロウリー・イーストウィック（英語版） 77 ローリー・フィンガーズ 78 ローリー・フィンガーズ 79 ブルース・スーター
1980年代	80 ブルース・スーター 81 ブルース・スーター 82 ブルース・スーター 83 リー・スミス 84 ブルース・スーター 85 ジェフ・リアドン 86 トッド・ウォーレル 87 スティーブ・ベドローシアン 88 ジョン・フランコ 89 マーク・デービス
1990年代	90 ジョン・フランコ 91 リー・スミス 92 リー・スミス 93 ランディ・マイヤーズ 94 ジョン・フランコ 95 ランディ・マイヤーズ 96 ジェフ・ブラントリー（英語版）、トッド・ウォーレル 97 ジェフ・ショウ 98 トレバー・ホフマン 99 ウーゲット・ウービナ
2000年代	00 アントニオ・アルフォンセカ 01 ロブ・ネン 02 ジョン・スモルツ 03 エリック・ガニエ 04 アーマンド・ベニテス、ジェイソン・イズリングハウゼン 05 チャド・コルデロ 06 トレバー・ホフマン 07 ホセ・バルベルデ 08 ホセ・バルベルデ 09 ヒース・ベル
2010年代	10 ブライアン・ウィルソン 11 ジョン・アックスフォード、クレイグ・キンブレル 12 クレイグ・キンブレル、ジェイソン・モット 13 クレイグ・キンブレル 14 クレイグ・キンブレル 15 マーク・マランソン 16 ジェウリス・ファミリア 17 グレッグ・ホランド、ケンリー・ジャンセン 18 ウェイド・デービス 19 カービー・イエーツ
2020年代	20 ジョシュ・ヘイダー 21 マーク・マランソン 22 ケンリー・ジャンセン 23 デビッド・ベッドナー、カミロ・ドバル