キーナン・ミドルトン

キーナン・ミドルトン
*Keynan Middleton*
	ロサンゼルス・エンゼルス時代; (2017年8月20日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	オレゴン州ポートランド
生年月日	1993年9月12日（30歳）
身長; 体重	6' 3" ＝約190.5 cm; 215 lb ＝約97.5 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2013年 MLBドラフト3巡目
初出場	2017年5月5日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ミルウォーキー高等学校（英語版）; レーン・コミュニティ・カレッジ; ロサンゼルス・エンゼルス (2017 - 2020); シアトル・マリナーズ (2021); アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2022); シカゴ・ホワイトソックス (2023); ニューヨーク・ヤンキース (2023);
	この表について

キーナン・アンソニー・ミドルトン（Keynan Anthony Middleton, 1993年 9月12日 - ）は、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。フリーエージェント(FA)。

経歴[編集]

プロ入りとエンゼルス時代[編集]

2013年のMLBドラフト3巡目（全体95位）でロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから指名されプロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・エンゼルスでプロデビュー。パイオニアリーグのルーキー級オレム・オウルズ（英語版）でもプレーし、2球団合計で10試合（先発7試合）に登板して1勝3敗、防御率7.76、20奪三振を記録した。

2014年はルーキー級オレムでプレーし、14試合に先発登板して5勝4敗、防御率6.45、53奪三振を記録した。

2015年はA級バーリントン・ビーズ（英語版）でプレーし、26試合に先発登板して6勝11敗、防御率5.30、88奪三振を記録した。

2016年はA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズ（英語版）、AA級アーカンソー・トラベラーズ、AAA級ソルトレイク・ビーズでプレーし、3球団合計で46試合に登板して1勝2敗8セーブ、防御率3.41、88奪三振を記録した。オフの11月18日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした^[1]。

2017年はAAA級ソルトレイクで開幕を迎え、5月5日にメジャー初昇格を果たした^[2]。同日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは64試合に登板して6勝1敗3セーブ、防御率3.86、63奪三振を記録した。

2018年は若きクローザーとして躍動していたが怪我の影響で5月14日に故障者リスト入りし、同月にトミー・ジョン手術を受けた^[3]。以降のシーズンはリハビリに費やし、16登板、6セーブ、防御率2.04でシーズンを終えた。

2019年8月28日に手術から15ヶ月を経て再びメジャーへ復帰した^[4]。クローザーはハンセル・ロブレスに譲るも、11登板で防御率1.17と復活の兆しを見せた。

2020年オフの12月2日にノンテンダーFAとなった。

マリナーズ時代[編集]

2020年12月16日にシアトル・マリナーズと80万ドルの単年契約を結んだ^[5]。

2021年8月26日にDFAとなり^[6]、28日にマイナー契約となった^[7]。レギュラーシーズン終了後の10月7日にFAとなった^[8]。

ダイヤモンドバックス時代[編集]

2022年1月13日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ^[9]。シーズンでは開幕を傘下のAAA級リノ・エーシズで迎え、4月29日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[10]。オフにFAとなった。

ホワイトソックス時代[編集]

2023年1月15日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、傘下AAA級シャーロット・ナイツに配属された。4月10日にアクティブ・ロースター入りした^[11]。

ヤンキース時代[編集]

2023年8月1日にフアン・カレラとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した^[12]。オフの11月3日にフリーエージェント(FA)となった^[13]。

投球スタイル[編集]

平均96.4mph（約155.1km/h）のフォーシームを投げる割合が約7割を占め、残りの約3割はスライダーを使用する^[14]。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2017	LAA	64	0	6	1	3	10	.857	246	58.1	60	11	18	2	0	63	2	25	25	3.86	1.34
2018		16	0	0	0	6	2	----	71	17.2	14	1	9	1	1	16	1	4	4	2.04	1.30
2019		11	0	0	0	0	0	----	33	7.2	4	0	7	0	0	6	1	1	1	1.17	1.43
2020		13	0	0	1	0	2	.000	53	12.0	12	2	6	0	0	11	1	8	7	5.25	1.50
2021	SEA	32	1	1	2	4	3	.333	140	31.0	30	2	19	1	2	24	0	20	17	4.94	1.58
2022	ARI	18	0	1	2	0	1	.333	69	17.0	16	5	3	0	1	15	1	13	10	5.29	1.12
2023	CWS	39	0	2	2	2	5	.500	156	36.1	33	7	16	0	1	47	1	17	16	3.96	1.35
2023	NYY	12	0	0	0	0	0	----	56	14.1	7	1	7	0	0	17	1	3	3	1.88	0.98
'23計	NYY	51	0	2	2	2	5	.500	212	50.2	40	8	23	0	1	64	2	20	19	3.38	1.24
MLB：7年		205	1	10	8	15	23	.556	824	194.1	176	29	85	4	5	199	8	91	83	3.84	1.34

2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2017	LAA	64	2	4	0	0	1.000
2018		16	1	0	0	0	1.000
2019		11	0	0	0	0	----
2020		13	1	1	0	0	1.000
2021	SEA	32	0	1	0	0	1.000
2022	ARI	18	1	2	0	0	1.000
2023	CWS	39	2	6	1	0	.889
2023	NYY	12	1	2	0	0	1.000
'23計	NYY	51	3	8	1	0	.917
MLB		205	8	16	1	0	.960

2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

39（2017年 - 2018年）
99（2019年 - 2023年途中）
96（2023年途中 - 同年終了）

脚注[編集]

^ Matt Kelly (2016年11月19日). “Angels add 4 pitchers to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2017年11月14日閲覧。
^ Steve Dilbeck (2017年5月5日). “Reliever Keynan Middleton finally makes it to Anaheim, hopes to stick with Angels” (英語). LA Times. 2017年11月14日閲覧。
^ “Angels closer Keynan Middleton will undergo Tommy John surgery” (英語). ESPN (2018年5月18日). 2019年8月31日閲覧。
^ “Confident and excited Middleton returns from TJ” (英語). MLB.com. 2020年1月15日閲覧。
^ “Mariners Sign Keynan Middleton, Designate Phillip Ervin” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年12月16日閲覧。
^ Anthony Franco (2021年8月26日). “Mariners Claim Sean Doolittle Off Waivers From Reds” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月13日閲覧。
^ TC Zencka (2021年8月28日). “Mariners Place Jake Fraley, Anthony Misiewicz On 10-Day Injured List” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月13日閲覧。
^ MLB公式プロフィール参照。2022年6月13日閲覧。
^ Anthony Franco (2022年1月13日). “Diamondbacks Sign Braden Bishop, Keynan Middleton To Minors Deals” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月13日閲覧。
^ Anthony Franco (2022年4月29日). “Diamondbacks Place Mark Melancon On Injured List, Select Keynan Middleton” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月13日閲覧。
^ “White Sox's Keynan Middleton: Added to roster”. www.cbssports.com (2023年4月10日). 2023年4月25日閲覧。
^ “Yankees Acquire RHP Keynan Middleton” (英語). MLB.com. 2023年8月2日閲覧。
^ “130 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). Home (2023年11月3日). 2023年11月10日閲覧。
^ “Keynan Middleton Baseball Statistics 2013-2017”. Baseball Cube. 2017年11月14日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Keynan Middleton stats MiLB.com （英語）
Major Key (@since93key) - X（旧Twitter）

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[1] Matt Kelly (2016年11月19日). “Angels add 4 pitchers to 40-man roster” (英語). MLB.com. 2017年11月14日閲覧。

[2] Steve Dilbeck (2017年5月5日). “Reliever Keynan Middleton finally makes it to Anaheim, hopes to stick with Angels” (英語). LA Times. 2017年11月14日閲覧。

[3] “Angels closer Keynan Middleton will undergo Tommy John surgery” (英語). ESPN (2018年5月18日). 2019年8月31日閲覧。

[4] “Confident and excited Middleton returns from TJ” (英語). MLB.com. 2020年1月15日閲覧。

[km1-5] “Mariners Sign Keynan Middleton, Designate Phillip Ervin” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年12月16日閲覧。

[6] Anthony Franco (2021年8月26日). “Mariners Claim Sean Doolittle Off Waivers From Reds” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月13日閲覧。

[7] TC Zencka (2021年8月28日). “Mariners Place Jake Fraley, Anthony Misiewicz On 10-Day Injured List” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月13日閲覧。

[MLBstats-8] MLB公式プロフィール参照。2022年6月13日閲覧。

[9] Anthony Franco (2022年1月13日). “Diamondbacks Sign Braden Bishop, Keynan Middleton To Minors Deals” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月13日閲覧。

[10] Anthony Franco (2022年4月29日). “Diamondbacks Place Mark Melancon On Injured List, Select Keynan Middleton” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月13日閲覧。

[11] “White Sox's Keynan Middleton: Added to roster”. www.cbssports.com (2023年4月10日). 2023年4月25日閲覧。

[12] “Yankees Acquire RHP Keynan Middleton” (英語). MLB.com. 2023年8月2日閲覧。

[13] “130 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). Home (2023年11月3日). 2023年11月10日閲覧。

[14] “Keynan Middleton Baseball Statistics 2013-2017”. Baseball Cube. 2017年11月14日閲覧。

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表話編歴セントルイス・カージナルスロースター
投手	64 ライアン・フェルナンデス（英語版） 65 ジオバニー・ガジェゴス 44 カイル・ギブソン 54 ソニー・グレイ 56 ライアン・ヘルズリー 47 ジョン・キング 27 アンドリュー・キットレッジ 66 アダム・クロフェンスタイン（英語版） 52 マシュー・リベラトーレ 31 ランス・リン 32 スティーブン・マッツ 93 キーナン・ミドルトン（故障者リスト） 39 マイルズ・マイコラス 55 ライリー・オブライエン（英語版）（故障者リスト） 53 アンドレ・パランテ 61 セム・ロバース（英語版） 29 ニック・ロバートソン（英語版） 38 ドリュー・ロム（故障者リスト） 59 ジョジョ・ロメロ 57 ザック・トンプソン
捕手	40 ウィルソン・コントレラス 48 イバン・ヘレーラ 43 ペドロ・パヘス（英語版）
内野手	28 ノーラン・アレナド 26 ルーケン・ベイカー 35 ブランドン・クロフォード 33 ブレンダン・ドノバン 19 トミー・エドマン（故障者リスト） 15 ホセ・ファーミン（英語版） 46 ポール・ゴールドシュミット 16 ノーラン・ゴーマン 22 アルフォンソ・リーバス（英語版） 0 メイシン・ウィン
外野手	41 アレク・バールソン 3 ディラン・カールソン（故障者リスト） 21 ラーズ・ヌートバー 11 ビクター・スコット2世 63 マイク・シアニ（英語版） 18 ジョーダン・ウォーカー
指名打者	24 マット・カーペンター（故障者リスト）
監督・コーチ	37 オリバー・マーモル（監督） 34 ダニエル・デスカルソ（ベンチコーチ） 49 ターナー・ウォード（打撃コーチ） 87 ブランドン・アレン（打撃コーチ補佐） 90 ダスティ・ブレイク（英語版）（投手コーチ） 60 ディーン・キークヘファー（英語版）（投手コーチ補佐） 82 スタッビー・クラップ（一塁コーチ） 75 ロン・ワーナー（英語版）（三塁コーチ） 74 フリオ・ランヘル（英語版）（ブルペンコーチ兼投手コーチ補佐） 51 ウィリー・マギー（アシスタントコーチ） 88 パッキー・エルキンス（失点阻止コーチ） 94 ジェイミー・ポグ（英語版）（ブルペン捕手） 76 クレイニンガー・テラン（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年4月11日更新