「ファイナルファンタジーXIの登場人物/その他」の版間の差分

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2010年2月26日 (金) 17:08時点における版

ファイナルファンタジーXI > ファイナルファンタジーXIの登場人物 > ファイナルファンタジーXIの登場人物/その他

三国ミッションの関係者

獣人軍の関係者

闇の王(Shadow Lord)
現在より20年程前に突如としてヴァナ・ディールに現れ、獣人連合軍を組織し、恐怖と破壊と殺戮とで世界を席巻した、闇の血族の首魁にしてクリスタル戦争を引き起こした張本人。
互いに紛争を繰り返していた各地の獣人を一つにまとめ上げ、一斉に人間側諸国に攻撃を仕掛けて来た。その目的はエネルギー資源であったクリスタルの略奪であったと云う説もあるが、本来の意図はもっと別にあったのではないかと考えられている。
ジュノ大公カムラナートの手腕で、バラバラだった三国が連合して獣人軍への反撃に転じた結果、彼は(公式発表には)バストゥークのミスリル銃士隊隊長フォルカーの手によって討ち滅ぼされたとされる。
しかし、近年、獣人勢力が活発化し、闇の王復活へ向けて動き始めていると云う噂もある。
その正体は30年前に行われた北の地の調査で行方不明になった語り部のラオグリム[1]
語り部としても、また銃士隊隊長としても尊敬を集めていたラオグリムへの嫉妬に狂ったウルリッヒの謀略により凶刃に倒れ、想いを寄せていた格闘家コーネリアもその犠牲となった事で彼は人間に対して筆舌に尽くし難い失望を味わう。そして北の地に秘匿されていたクリスタルに触れた時にその地に眠っていた闇の力と狂気に取り憑かれてしまう[2]
その際に力の一部が眠りについていたジラート兄弟に流入して、覚醒を促した模様。
結果として10年後に彼が闇の王として憎悪と共に人間社会に獣人軍を統率して攻撃を仕掛けて来たのが、クリスタル戦争の真相である。また、ごく初期の紹介ではバストゥークの銃士隊・隊長フォルカーが闇の王にトドメをさしたという事になっているが、実際にそうであったのかどうかは、現在「五種族の勇者によって倒された」という記述の解釈を巡って諸説ある。
冒険者一行に倒された後、ザイドの呼びかけによりラオグリム本来の姿に戻ったが、ジラート兄弟の召喚したクリスタルの戦士達から冒険者一行を救うため、再び闇の王の姿をとり、内破した。[3]

プロマシアミッションの関係者

テンゼン(Tenzen)
拡張データディスク「プロマシアの呪縛」で登場する主要NPCの一人。
「東の国(ひんがしのくに)」よりの使者。「虚ろ」の調査のため、ジュノを来訪した。
種族はヒューム。武士と呼ばれる存在であり、侍の技を使う。天つ水影流の使い手。
ミッションでは、虚ろに関わる事件をめぐり、冒険者やプリッシュらと様々な場所へと赴くことになる。
彼が持っている刀は鳳凰丸といい霊獣フェニックスの力を持つ特別な一品らしい。[4][5]
プロマシアミッション序盤から登場し冒険者と共にセルテウスを追いかけてきたテンゼンだが、ミッション終盤では冒険者の前に敵として立ちはだかることになる。というのも、セルテウスは冒険者を「光の器」とし、そして死をもたらすことでその光を母なるクリスタルに還してアル・タユの巨大クリスタルを維持しようとしていた。しかし、この方法では冒険者は死ぬことになってしまう。本来はテンゼンのもつ鳳凰丸に宿ったフェニックスの力で冒険者を蘇らせるつもりだったのだが、その目的を知ったバハムートが放ったメガフレアの直撃を防ぐために鳳凰丸の力を使い果たしてしまう。つまり、セルテウスの方法では冒険者を殺した後に生き返らせるということは出来なくなってしまった。これによりテンゼンはそれでもその方法を行うつもりでいたセルテウスに疑問を抱き、セルテウスの方法でプロマシアの復活を止めるべきか冒険者を守るべきか悩むことになる。
結果として彼は冒険者を守るためにアル・タユに行かせまいとし、敵として立ちはだかることを決意する。
しかし、結局テンゼンは冒険者をとめることが出来なかった。そこで彼は何故冒険者の前に立ちはだかったのかを話し、セルテウスの方法を否定する。また、プリッシュによる説得やナグモラーダの妨害などもあり結局セルテウスは冒険者を殺すことが出来なかった。そしてアル・タユに辿り着き、テンゼンは再び冒険者らと行動を共にする。
その後フ・ゾイの王宮に到達した際、ウルミアやスカリーZ、チェブキー兄妹はプロマシアの声に惑わされてしまうがテンゼンはこれに抵抗し、正気を維持したままル・メトの園の奥まで行動を共にする。
エピローグではひんがしの国を侵食していた虚ろなる闇の活動が止まったという報告を受けるのだが、その影響で残っている争乱を収めるためにすぐにひんがしの国へと帰ることになる。[6]
セルテウス(Selh'teus)
プロマシアミッション冒頭から登場する重要NPCの一人。[7]
プレイヤーが行くプロミヴォンの先に度々登場し、クリスタルを虚ろに蝕んでいく。
デルクフの塔で初登場し、冒険者とはジュノ上層で初めて出会う事になる彼だが、その行動は謎な物が多い。
彼は古代クリュー人の一人であり、かつて世界の終わりに来る者、ひいては男神プロマシアと戦っていた人物である。復活を阻止するべく復活条件の一つだった虚ろなる闇を消滅させるべくその身に宿し死したが、それでは効果がないためにフェニックスにより蘇生された後、世界の終わりに来る者から追われる事になる。そして追い詰められる事になるが明星の巫女イブノイルがその命をもって世界の終わりに来る者を封印した事で難を逃れる。
その後男神プロマシアを倒すかもしくは復活させない方法はないかと模索する内に一つの結論を出す。
そもそも男神プロマシアが復活する条件として神都アル・タユが「ヴァナ・ディール」に落ちる、人間達を吸収する、虚ろなる闇を吸収するなどがあり、そのどれかが欠ければ復活自体は防げる。つまり倒す必要はない。
そこで彼が次に考えたのがアル・タユを落とさせない事で、そのためにはアル・タユを支える巨大クリスタルに光を満たす必要があった。そのために各地テレポート地点やソ・ジヤの地下等にある巨大クリスタルから光を吸い出していたのである。
しかしこの方法には一つ問題があり、それは虚ろなる闇を宿している彼がクリスタルの光を紡ぐという事は出来ないという事であった。
そのため彼は冒険者に不思議なアミュレットを手渡し力を注ぎ込み、冒険者自身を「光の器」としようとしたのである。
各地を回った冒険者はセルテウスの思惑通り光を集め、そしてアル・タユへと到着する。そこで「光の器」となった冒険者に死をもたらすことでその強い光を得た命を母なるクリスタルに還しアル・タユの巨大クリスタルの維持を図ろうとしたのだ。
この方法だと冒険者は死ぬ事になる。
「世界のためにお前死ね」という感じであるが、本来はそのまま終わりにするつもりはなく、テンゼンの鳳凰丸に宿るフェニックスの半身を使って生き返らせる予定だった。[8]
しかし、バハムートの攻撃から一行を守るためにフェニックスの半身は消失する事になり、やむを得ずそのまま冒険者を殺さざるを得なくなる。
だが、プリッシュの望みやナグモラーダの妨害もあり寸前の所でそれはなされなかった。そしてプリッシュと冒険者の強い意志を見て彼は再び男神プロマシアと対峙する事を決意する。
プロマシアとの最終決戦に於いて、彼は遂に冒険者やプリッシュと共闘する。
ジャボス(Jabbos)
種族はガルカ、ムバルポロスでモブリン達と共に生活してる。
男神プロマシアを崇め人間を滅ぼそうとするモブリン達に心を痛め、争いをやめるように彼らを説得する日々を送っていた。
そんな折りにプロマシアのことを追う冒険者達と出会い、以後行動を共にすることとなる。
非常に物静かで口数が少なく、争いを好まない温和な性格。
バハムート(Bahamut)
霊獣の一。空の覇者の異名を持つ真龍達の王。
プロマシアミッション冒頭でシュ・メーヨ海の沖から登場し、同ミッションでも重要な役割を持つ。
その姿は歴代ファイナルファンタジーシリーズのそれを踏襲したものであり、今まで存在していたドラゴン族およびウィルム族とは一線を画す、「竜人」に近い独自のものであった。
かつてジラートの王により「楽園への扉」が開かれようとした時、霊獣バハムートはクリューの民とともにジラートの企みを防ぐべく戦っていた。ゆえに当時は「楽園の扉の門番」の異名もあったようだ。結果として「楽園の扉」は一度開かれ、神都アル・タユが「真世界」へと転送されたものの、彼は自らを閂とすることで「楽園の扉」を塞ぎ、シュ・メーヨ海の底、ヴァナ・ディールと「真世界」アル・タユの狭間で長きに渡り封じられる事になる。
「真世界」アル・タユ、そしてアル・タユに封じられていた「世界の終わりに来る者」が現世に戻ってきたのを感じたバハムートは現代に復活し、かつての契約に従い、眷族である真龍を自らの元へ集結させる。その契約の内容とは……「世界の終わりに来る者」が生まれ落ちた際、全ての人間を滅ぼすというもの。
「世界の終わりに来る者」は人間達を吸収する事で力を増大させより強力な存在になり、全ての人間を吸収すれば男神プロマシアとして完全に復活する。逆を言えば、吸収対象である人間を滅ぼせば復活には至らないのである。
そのためバハムートは世界を「ヴァナ・ディール」を守るために人間を滅ぼすと宣言する。
この契約は元々、セルテウスが霊獣達と結んだものであり、世界の終わりに来る者=プロマシアの「器」を滅ぼす事で破棄されることになっていた。
しかしセルテウスが事実上それに失敗したため、この契約は長い月日を得て履行されることとなる。
バハムートは自らに立ち向かってくる冒険者達に対し、事あるたびに「世界の終わりに来る者」の存在を示唆し、やがて「世界の終わりに来る者」は神都アル・タユに存在する強力な虚ろの闇の持ち主である事を知らせる。
だが、セルテウスが独自の考えで暗躍し、冒険者を利用していることを知ると態度を急変させ、一同を消し去ろうとする。だが、テンゼンの機転で「鳳凰丸」から放たれたフェニックス(の半身)の犠牲によって、バハムートは撤退を余儀なくされる。
やがて冒険者やプリッシュ、セルテウスらの手によって「世界の終わりに来る者」こと男神プロマシア(正確には、アル・タユの住民達とナグモラーダを吸い取った『プロマシアの「器」』)が討ち取られたため、全ての眷属を率いて帰るべき大空の果てへと消えていったはずであったが、実際には眷属達は各地に残っていた。
最終決戦の折、プリッシュが自身の魔晶石をプロマシアに打ち込み、それが母なるクリスタルに帰ったことにより、いつの日かまたプロマシアが復活することを予感したバハムートは、その時を待つことなく契約を履行するため、再び眷属を率いてリヴェーヌへと降り立つ。[9]
ディアボロス(Diabolos)
5霊獣の一で、夢を司る霊獣。属性は闇
虚ろなる闇に蝕まれた人間を住まわせるため、夢の世界デュナミスを作り出した。
プレイヤーとはプロマシアミッション第三章第五節「神を名乗りて」で対峙し、その後も要所要所で姿を見せる。
デュナミスの創造に代表されるように、避難場所、もしくは逃げる場所を設けることで人間を保護する意思を持っていると見られる。しかし、自らの行いによって起きた結果については無頓着でやりっぱなしといった一面も見られる。悪意は無いのだが、結果として不幸を招いてしまうケースもある。[10]

罪狩りのミスラ

  • 罪狩りのミスラ(Mithran Trackers)
ミスラ族の掟に反したミスラを狩るために、ミスラ本国から派遣されるミスラ。
ヴァナ・ディールにおけるミスラ本国の意志を負の意味で執行する存在であり、併せてその未開さ・野蛮さを象徴する存在。[11]
基本的には同族同士のトラブルに対する調査、解決(極刑等)を行うための組織であるようだが、プロマシアミッションでのかかわり方を見ると、ミスラ本国の主観的視点において、問題となる事を調査、解決(極刑等)を行う組織でもあるらしい。
だが、内容を中立的に見てみれば、親の罪を子に償わせようしたり、他国内で国の公務員に暴行を加えたり、世界の危機を特定個人の責任にしてみたりと、自分勝手としか思えない論理で裁きが下されているあたり基準はあくまでも「ミスラ本国における正義」でしかないようだ。
その戦闘能力、獲物をどこまでも追いかける執念については恐るべきものがあるようで、その恐ろしさを知る者の中には、名前を聞いただけで気絶してしまう事もある。[12]
スカリーエックス(Shikaree X)
ミスラ本国から派遣される罪狩りのミスラの一人。ただし新米で、プロマシアミッションにおける罪狩りが初仕事となる。
ペットを連れ回して使い魔をするのでメインジョブは獣使いと思われるが、二刀流で忍術を撃ちながら短剣を得意とし、シーフ専用SPWSのシャークバイトを始めとするWSを自在に操るなど、我々冒険者には及びもつかない所業をやってのける。
3人姉妹の末っ子、半ズボン(正確には佩楯系の脚装備)、一人称が「ボク」など、キャラクターの性格付けが微妙に傾いている。
スカリーワイ(Shikaree Y)
ミスラ本国から派遣される罪狩りのミスラの一人。ジョブは、暗黒騎士/モンク。
暗黒騎士であるからか、嗜虐心全開の態度・口調でサイコなキャラを演出している。ダークな雰囲気の鎧に顔全体を覆う兜をつけ、下はきわどいトラウザを穿いておる。
スカリーゼット(Shikaree Z)
ミスラ本国から派遣される罪狩りのミスラの一人。
千骸谷でティアマットをソロで追い詰め、迎撃するなど戦闘力は計り知れない。
罪狩り3姉妹の中では最も年長者であり、物腰、思考ともに落ち着いている。さきのクリスタル戦争の折にもタブナジアには足を運んでいたようで、当時からの人物と面識があるらしい。そこから推測するに、年齢は30代後半と見られる。

アトルガンミッションの関係者

アルタナ諸国

ライファル(Raillefal)
アトルガンミッションに登場するエルヴァーン種族
元サンドリア神殿騎士で、冒険者より後にサラヒム・センチネル社に傭兵として入社。
彼がアトルガン皇国に興味を持ったのには、なにかしらいわくがあるようだが詳細は不明。[13]
トラビアルス(Travialce)
サンドリア王国に仕えている。エルヴァーン男性。アトルガンミッションにて登場する。
サンドリアには珍しく東方の忍びの技を身につけた者で、物陰から音もなく現れることも。
王立騎士団長ラーアル(Rahal)の命により、ライファル(Raillefal)を追跡しその動向を密かに調査していた。ストーリーが進むとライファルに代わりアルザビに潜入。アトルガン皇国の調査を密かに進めている模様。
職務に忠実な隠密、寡黙とも取れるイメージで登場したが後のイベントシーンで意外に多弁であることが判明。[14][15]
ロディンコミディン(Rodin-Comidin)
ウィンダス連邦所属のタルタル男性。
アトルガンミッション「遇人の内懐」にも登場。
普段は、オートマトン工房の前で、中に入る口実を思案していのだが、母国よりアトルガン皇国調査の命を受け、アルザビに潜り込んでいた。
特命全権大使カラババ(Karababa)来訪の際に出迎え役を務める。
ちょっとおっちょこちょいな人物で、よりによってカラババの名前を何度も間違えてしまい血の制裁の餌食に。
それでも己の任務を全うすべくカラババとそのお供King of Heartsの吹っかける無理難題解決のためにアルザビを奔走する。[16]
カラババ(Karababa)
ウィンダス連邦からアトルガン皇国に遣わされた特命全権大使。
お供のカーディアン「King of Hearts」を従え、ウィンダスでもかなりの実力者なのか、態度は高圧的。特徴的な高笑いをする。[17]
名前を度々間違うようなそそっかしい先発隊を闇に葬るわ、皇国からの招待を無視して甘味に舌鼓を打つわ、遺跡調査に堂々と乗り出すわ、街中で高位魔法をぶっ放すわ、一応正体を隠してはいるつもりのようだがここまで傍若無人な振る舞いができる人物を知らないような冒険者はいないはずだ。
アトルガンミッション「特使の御楯」では、仲間として一緒に戦ってくれる。[18]
キング・オブ・ハーツ(King of Hearts)
カーディアンの一つ。ハート系列のNo.2に位置する。
アトルガンミッションで、ウィンダス連邦から派遣された特命全権大使Karababaのお供として登場する。
口調は極めて高圧的であり、Karababa曰く、航海中に内部の星の木の実が湿けてしまい、頭が少し異常をきたしているとのこと。
Karababaにはあくまで忠実で、彼女の暴走を抑えるどころか負けず劣らずの大暴れ振りを見せる。Kingの座は伊達ではなく、強力な魔法まで習得しているため、二人揃うと手がつけられない。[19]

ひんがしの国

ゲッショー(Gessho)
異端のかどで教団を追放され、アトルガンに傭兵の口を探しにきたというヤグードの剣士。
両手刀を所持しているため侍かと思われたが、実は両手刀装備の忍者であった。
尊大な態度を取りがちなヤグードのなかではかなり礼節をわきまえ、近東と東方諸国との情勢にも深く精通してる。
キキルンに羽根を抜かれてキレたり、アトルガン皇宮から門前払いを食らったり、カラババからバーストIIを食らうなどをしている。
実際の正体は、東の国の間者(スパイ)である。
膠着した戦線を打破する秘策を皇国軍が準備中との報の真偽を確かめ、事実であれば阻止せよとの帝の勅命を受け、傭兵として活動しつつ、皇国と敵対する蛮族らと接触を図っていた。しかし、皇国の秘策についてはすべてを掴む事は出来ず、蛮族達も粗暴で同盟を結ぶに足りる者は数えるほどしかいなかった。
その後ルザフと共闘関係を結び、共に皇国と戦う盟約を結ぶ。この時フリットを通じて戦と天変地異にて荒廃した東の国への多額の資金援助が申し出られ、イフラマドの隠し財宝を使うようにとタラッカ入り江に取りに向かった先に、同じくフリットの画策でこちらは財宝の警護に向かった冒険者達と戦うことになる。[20]

反アトルガンの関係者

ルザフ(Luzaf)
アトルガンミッションに登場する一人。故人。
およそ200年前にエラジア大陸西部に存在したイフラマド王国の王子。種族はエルヴァーンで特殊グラフィックとなっている。
現在存在しているコルセアはかつて海に在った彼ら海洋国家の栄枯盛衰を今に伝えるものである。
事の発端は銀月海峡で目撃された謎の大型船である。
皇国でその存在がまことしやかに囁かれはじめた幽霊船アシュタリフ号の話。
それに呼応するかの如く新たに登場した敵対勢力亡国イフラマド王国の亡霊たち、それらを率いるのがこのルザフであるという。
故国であるイフラマド王国を滅ぼされ、ブラックコフィン号を駆りアトルガン皇国に抗った王子ルザフ。しかし健闘虚しく彼は海に散ることとなる。
死の間際、海の底へと沈み行くルザフはイフラマド王国の守護神オーディンに復讐を願い、オーディンの従者、かつその「よりしろ」としてブラックコフィン号と共に200年後のエラジア大陸に蘇った。
ヴァルハラの使者であるフリットと、フォモルと化した部下を従わせ、ルザフは蛮族達と共に「鉄巨人」アレキサンダーを破壊しアトルガン皇国を滅ぼすべく暗躍する。
しかし、アフマウことナシュメラ2世との出会いにより、彼の運命は大きく変わることとなる。アフマウの純真で真摯な心に触れたルザフは、200年経った今では復讐など既に意味のないものであると確信する。
そしてルザフは、オーディンの化身となる盟約に抗い、アレキサンダーとの「最終戦争」ラグナロクを回避するためにアフマウと共にラズファードに立ち向かう。

アルタナミッションの関係者

アルタナ諸国

ラジュリーズ(Ragelise)
フルネームはラジュリーズ・B・バルマ。
サンドリア王国軍の鉄鷹騎士隊隊長の男爵。
「マヤコフ舞踏団」のショーの常連。一見、ナンパで軽い性格のように見えるが、やる時にはしっかり決める。
非常に気さくな人物であり、プレイヤーがサンドリア王国軍に所属していようとしていなかろうと構わず、親しく話しかけてくる。舞踏団団員のポーシャに好意を持っている。
鉄鷹騎士隊隊長というだけあり、その戦闘技術は相当のもので、闇の王親衛隊相手に圧倒的な強さを見せつける。
ラヴォール村の戦いにおいて、冥護四衆のオドラールと交戦した際に、別の冥護四衆であるアクウィラから呪いを受ける。
マヤコフ(Mayakov)
水晶大戦期に人気を博した「マヤコフ舞踏団」の団長で、いわゆる「おねえキャラ」
基本的に丁寧な言葉を使うよう心がけてはいるようだが、キレると男言葉全開となり、団員のガルカを仰け反らせるほどの迫力を放つ一面を持つ。
性格はラジュリーズ曰く「いいヤツだが、少し頑固でわがまま」
なお、「マヤコフ舞踏団」は、獣人血盟軍に対するレジスタンス組織であるという一面を合わせ持つ。
その為、マヤコフ自身も高い戦闘技術を有する。
ポーシャ(Portia)
「マヤコフ舞踏団」の団員で、踊り子。
ダンサーとしての舞踊だけでなく、武踊に関しても「マヤコフ舞踏団」の中でもトップクラスの腕前を持つ。その腕を買われ、ラヴォール村に救援に向かう王国騎士団鉄鷹騎士隊の助っ人として、団長マヤコフと共に従軍する事になる。
リリゼット(Lilisette)
「マヤコフ舞踏団」の新人で、正解はかなり強気。
新人ではあるが、厳しい入団審査を一発でクリアしたという腕前を持ち、「月影の胡蝶」と呼ばれる舞踏団の中で高い人気を誇るトップダンサーでもある。
父はエルヴァーンで、母はヒュームというハーフである為、体格はヒュームそのものだが、耳が長い。
なお、プレイヤー同様、現在世界から過去世界へと時を渡ってきた人物で、父親はラジュリーズである。
本来、水晶大戦期にはオーク帝国軍に蹂躙されなかったはずのラヴォール村が、既に蹂躙されてしまっている事、そして、その為に援軍を送る必要のなかったラヴォール村へラジュリーズが援軍に向かう事など、現在世界で語られる歴史とは異なっている部分が数多く存在している事に疑問を感じており、その事を知っているであろうケット・シーを捕らえようとしている。

獣人血盟軍

レディ・リリス(Lady Lilith)
冥護四衆を配下にもつ存在。
正体などは謎に包まれている。
オドラール(Haudrale)
獣人血盟軍闇の王親衛隊にて、錆鷲騎士隊の隊長を務める人物。
レディ・リリス配下の冥護四衆の1人でもある。
アクウィラ(Aquila)
獣人血盟軍闇の王親衛隊にて、骸龍親衛隊の隊長を務める人物。
レディ・リリス配下の冥護四衆の1人でもある。
ガラリグ(Galarhigg)という名前の龍を召喚しプレイヤーにけしかけるも、倒されてしまうと泣きじゃくるという子供の様な性格をしている。

その他

ケット・シー(Cait Sith)
二本足で歩く目の大きな猫のような存在で、過去世界へ足を踏み入れた冒険者を「アルタナの神兵」と呼び、何かをさせようとしている。
現在、アーン(Aon)、ダー(Dha)、トゥリ(Tri)、ケッヘ(Ceithir)、コーキ(Coig)、シーア(Sia)、ソホク(Seachd)、オフク(Ochd)、ヌーイ(Naoi)というゲール語で1~9の数字を表している名前を持つ9体のケット・シーが存在している事が確認されている。

脚注

  1. ^ 詳しくは、ラドクリムを参照へ。
  2. ^ 彼の語り部としてガルカという種が蓄積していた憎悪もその原因の一部と思われる
  3. ^ 闇の王のバトルで使用される曲「Awakening」は、数ある曲の中でもトップクラスの人気を誇り、『闇の王編』のラストを飾るに相応しい盛り上がりを感じさせてくれる。
  4. ^ またそれとは別に応報丸という刀も携えている。
  5. ^ 通常時にはその刀を鞘に収めており、一部の侍達の羨望をかき立てている様である。 一人称が「我輩」敬称が「殿」語尾に「ござる」等ある意味典型的な侍キャラクターである。
  6. ^ このとき、どんな理由があったとしても恩義身でありながら冒険者に不義なる仕打ちをしたということに対し頭を下げて詫びるあたり、彼の武士道精神が伺える。そして、祖国に安寧の世をもたらすべく全身全霊を尽くすといい、その際には冒険者に祖国を見てもらいたいといって去っていく。
  7. ^ 当初は名乗らないため名前が分からない状態で「謎の少年」(Enigmatic Youth)となっているが、ミッションを進めるうちにわかるようになる。
  8. ^ これに霊獣フェニックスは同意していたようで始めから全てを知っていたらしい。
  9. ^ プロマシアの呪縛発表当初、召喚士達の間で騒がれたが、味方に出来ないという罪作りな存在であった。 その後もただのNPCとしてイベントシーンのみでの登場に留まり、召喚獣の顔とも呼べる存在なのに全く印象に残らず、それどころかエピローグにすら登場しないという完全に「蚊帳の外」という状態であった。 だが、2005年12月13日のバージョンアップにてバハムートと対戦可能なクエスト「日輪を担いて」が実装された。現時点では召喚獣として活躍することはないものの、その強大な力を実感する機会が与えられたのである。 設定上はシリーズ最強クラスのバハムートだったのだろうが、その実態はいまいち目立てなかった悲劇のバハムートであった。
  10. ^ 経緯は定かではないがかつては人間だったようである。
  11. ^ 名前は「スカリー(Shikaree)」+「アルファベット」となっているが、これはコードネームらしい。
  12. ^ 一方で良くも悪くも自身に対して自信過剰な一面もあり、予想外の出来事に動転してしまうこともある。
  13. ^ アトルガンミッションを進めていくと、諸事情によりサンドリア王国に帰還することなる。詳細は、サンドリア王国(The Kingdom of San d'Oria)を参照。
  14. ^ 今後のアトルガンミッションでの活躍が期待されるキャラクターである。
  15. ^ また公式HPにおいて、主に命じられて「ぱっと見て分かる皇国情報」を製作。プロマシアミッション当時の「ミッションごとに時間が空きすぎてストーリーが記憶の彼方」と言う問題解消に一役買っている。中々多芸なお役立ち人物である。
  16. ^ カラババらのやりたい放題に皇宮が怒りを見せないのは、カラババ自身の威光もさることながら見えないところで彼が根回ししているからなのでは、と思わずにいられない。
  17. ^ 「シャント…」と間違えて呼ばれることから、本名ではないらしく正体不明。 また、"偉大なる召喚士"カラハバルハの名を女性読みにしたようにも読めることから、何かしらの関連が・・・。詳細は、ウィンダス連邦(The Federation of Windurst)を参照。
  18. ^ 実はヒロインズコンバットというBFでは、あるNPCとそっくりの魔法人形が登場しており、上記のセリフと合わせて「実はカラババは遠隔操作の人形ではないか?」とする説もある。 だが、もしこれが正しければ本体の強さは一体どんなことになるのか…。 想像するだに恐ろしいとはこのことである。
  19. ^ イベントでは、オートマトン(メネジン)を倒すことでレベルアップした。
  20. ^ つまりフリットからあわよくば共倒れを狙った捨て駒にされてしまう。