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暗夜の心中立て

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「暗夜の心中立て」
石川さゆりシングル
初出アルバム『X -Cross II-』
B面 名うての泥棒猫
リリース
ジャンル アダルトポップス
レーベル テイチクエンタテインメント
作詞・作曲 椎名林檎(作詞・作曲)
プロデュース 椎名林檎
チャート最高順位
石川さゆり シングル 年表
紫蘭の花
(2013年)
暗夜の心中立て
(2014年)
あぁ… あんた川
(2015年)
X -Cross II- 収録曲
  1. 暗夜の心中立て
  2. 永久にFOREVER
  3. 雨のブルース
  4. Ra.n.se
  5. 空を見上げる時
  6. 千年逃亡
  7. こころの色
  8. 名うての泥棒猫
  9. 最果てが見たい
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暗夜の心中立て」(あんやのしんじゅうたて 仏題:Le vœu d'amour)は、日本演歌歌手石川さゆり楽曲2014年4月2日テイチクエンタテインメントより発売されたシングルの表題曲として発表された。

概要

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本作の表題曲およびカップリング曲ともにシンガーソングライター椎名林檎が作詞、作曲、プロデュースを手がけた作品で、編曲は斎藤ネコによるもの[1]。両曲とも児玉裕一監督によるミュージック・ビデオが撮り下ろされ、「名うての泥棒猫」のミュージック・ビデオにはコーラスも担当している椎名がカメオ出演している[1]

「暗夜の心中立て」について、椎名とのコラボに際して石川は「椎名さんに不条理を書いてもらいたかった。それを歌いたかった」と発言している[2]。そしてディレクターを通してそれを椎名に伝えたところ、届いたのが「暗夜の心中立て」のデモだった[3]

「名うての泥棒猫」では石川たっての希望で椎名がコーラスで参加しているが、これは初めてデモで聴いた時から「新しいのに懐かしい」と感じ、しかも椎名がザ・ピーナッツのサウンドをイメージして作った[注 1]ことを知って、「これはもう絶対に二人でハモるしかないじゃない!」と思ったからである[3]。また「名うての泥棒猫」の"泥棒猫"というフレーズは当初デモのみに入っていたもので、あくまで仮歌用に用意されたものだったが、気に入った石川が自ら椎名に希望して最終版の歌詞に採用した[3]

両曲とも椎名によるセルフカバーバージョンが『逆輸入 〜航空局〜』に収録されている。

収録曲

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Aタイプ

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CD
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「暗夜の心中立て」  
2.「名うての泥棒猫」  
合計時間:

Bタイプ

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CD
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「暗夜の心中立て」  
2.「名うての泥棒猫」  
3.「暗夜の心中立て(instrumental)」  
4.「名うての泥棒猫(instrumental)」  
合計時間:
DVD
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「暗夜の心中立て」(ミュージック・ビデオ)  

Cタイプ

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CD
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「暗夜の心中立て」  
2.「名うての泥棒猫」  
3.「暗夜の心中立て(instrumental)」  
4.「名うての泥棒猫(instrumental)」  
合計時間:
DVD
#タイトル作詞作曲・編曲
1.「暗夜の心中立て」(ミュージック・ビデオ)  
2.「名うての泥棒猫」(ミュージック・ビデオ)  

演奏

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脚注

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注釈

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  1. ^ 2人と親交が深く、ザ・ピーナッツが大好きだった歌舞伎俳優の中村勘三郎(2012年没)への思いが込められている[4]

出典

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  1. ^ a b 石川さゆり、115枚目のシングルは椎名林檎と異色タッグ”. 音楽ナタリー (2014年2月28日). 2015年12月12日閲覧。
  2. ^ Switch』スイッチ・パブリッシング、VOL.32 NO.4 APR. 2014、74頁。
  3. ^ a b c 石川さゆりロングインタビュー Part.1(インタビュアー:内田正樹)「"さゆりんご"の化学反応」『X-Cross- 特設サイト, テイチクエンタテインメントhttp://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/ishikawa/x-cross-/interview/2015年12月12日閲覧 
  4. ^ SONGS これまでの放送 - 第294回 石川さゆり 椎名林檎を歌う 〜花の京都 芸の心にふれる〜”. NHK (2014年4月12日). 2015年12月12日閲覧。