ヘンダーソン (お笑い)

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ヘンダーソン
メンバー 子安裕樹
中村フー
結成年 2008年
事務所 吉本興業
活動時期 2006年 -
出身 NSC大阪校29期
現在の活動状況 よしもと漫才劇場など
芸種 漫才コント
ネタ作成者 中村フー
同期 見取り図
金属バット
デルマパンゲ
吉田たち 
酒井藍
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2021年 オールザッツ漫才 優勝
2022年 第7回上方漫才協会大賞 文芸部門賞
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ヘンダーソン
YouTube
チャンネル
活動期間 2016年-
ジャンル コメディ
登録者数 約1.47万人
総再生回数 約506万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年1月15日時点。
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ヘンダーソンは、吉本興業東京本社に所属する日本のお笑いコンビ。2008年8月1日結成、NSC大阪校29期出身。よしもと漫才劇場で活動していた。4月から東京を拠点に活動。

メンバー[編集]

子安 裕樹(こやす ゆうき、1986年7月28日 - )(37歳)
子安担当、立ち位置は向かって左。
中村 フー(なかむら フー、1987年8月21日 - )(36歳)
ボケツッコミ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって右。

経歴[編集]

NSC大阪校29期出身の同期によるコンビ。デビュー当初は別コンビで活動していたが解散し、お互いに解散した時期が近かったことから2008年8月1日に結成[7]。中村は薄い顔のため相方は濃い顔の人がいいと考え、顔を考慮して子安に声をかけた[7]。コンビ名は先輩のダウンタウンナインティナインなど、「ン」が2つ入っているコンビ名は縁起が良いという話を聞いて付けた。

2015年末のオールザッツ漫才で披露した歌ネタコント「石焼き芋」が注目を浴びる[8]2016年はネクストブレイク芸人としてテレビ出演が増えるが大ブレイクとまでには至らず、「0.7発屋」と自虐していた[9]

2021年から、二人でコント漫才に入ると見せかけて中村がボケた後に時間差で自らツッコミを入れるという新しいスタイルの漫才を頻繁に演じるようになり、M-1グランプリで初めて準決勝に進出した[10]。このスタイルについては、中村がボケとツッコミ担当、子安が子安担当と説明している[11]

2024年3月31日をもってよしもと漫才劇場を卒業し、4月から東京に移籍することになった[12]

賞レース成績[編集]

M-1グランプリ[編集]

年度 結果 エントリー
No.
会場 日程 備考
2008年(第8回) 2回戦進出
2009年(第9回) 3回戦進出
2010年(第10回) 2回戦進出
2015年第11回 3回戦進出[13] 1033 [大阪] よしもと漫才劇場 10月27日
2016年第12回 準々決勝進出[13] 1880 [大阪] なんばグランド花月 11月7日
2017年第13回 3465 [大阪] メルパルクホール大阪 11月2日
2018年第14回 3回戦進出[13] 3221 [大阪] よしもと漫才劇場 10月22日
2019年第15回 2352 10月29日
2020年第16回 2回戦進出[13] 2218 10月26日
2021年第17回 準決勝進出[13] 2612 [東京] NEW PIER HALL 12月2日 敗者復活戦13位
2022年第18回 準々決勝進出[13] 3410 [大阪] なんばグランド花月 11月15日
2023年第19回 準決勝進出[13] 1019 [東京] NEW PIER HALL 12月7日 敗者復活戦2位[14]

その他[編集]

主な出演歴[編集]

単独ライブ[編集]

2010年
  • 5月16日 - 新ネタ20本! 大爆笑お願いします!(baseよしもと)
2014年
  • 5月6日、6月25日 - ヘンダーソンの30分(5upよしもと)
2015年
  • 6月26日 - 吉田たち、プリマ旦那かかってこいや!(よしもと漫才劇場)
2016年
  • 7月27日 - HENDER×HENDER(よしもと漫才劇場)
2017年
  • 4月19日 - HENDER×HENDER vol.2(よしもと漫才劇場)
2018年
  • 1月19日 - HENDER×HENDER vol.3(よしもと漫才劇場)
  • 3月20日 - HENDER×HENDER vol.4(よしもと漫才劇場)
  • 5月25日 - HENDER×HENDER vol.5(よしもと漫才劇場)
  • 7月8日 - HENDER×HENDER vol.6(よしもと漫才劇場)
  • 9月14日 - HENDER×HENDER vol.7(よしもと漫才劇場)
  • 11月24日 - HENDER×HENDER vol.8(よしもと漫才劇場)
2019年
  • 1月11日 - HENDER×HENDER vol.9(よしもと漫才劇場)
  • 3月1日 - HENDER×HENDER vol.10(よしもと漫才劇場)
2023年 
  • 2月10日 - 変劇 (よしもと漫才劇場)

出囃子[編集]

音楽配信[編集]

シングル[編集]

  1. 石焼き芋のうた(2016年9月28日)
  2. 思いのままに〜円陣〜(2018年6月6日)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f ヘンダーソン プロフィール”. 吉本興業株式会社. 2021年12月16日閲覧。
  2. ^ 中学1、2年生|ヘンダーソン子安|note”. note(ノート). 2021年11月14日閲覧。
  3. ^ 「パエリアパンを育てていきたい」!? ヘンダーソンのコロナ禍の過ごし方”. ch FILES (2020年7月20日). 2024年1月31日閲覧。
  4. ^ 元自衛官芸人のヘンダーソン子安裕樹が結婚報告、お相手は女優の寺浦麻貴「新たに護るべき方が」”. 日刊スポーツ (2024年1月28日). 2024年1月29日閲覧。
  5. ^ ヘンダーソン 中村フー @hendernakamura 2017年10月17日”. 2024年1月31日閲覧。
  6. ^ hendernakamuraの2016-08-21のツイート2021年12月16日閲覧。
  7. ^ a b 月刊芸人 (2022年4月1日). “芸歴13年目にして“全部、変えた”ヘンダーソン。その決意が新たな道を開くきっかけに”. note. 2024年2月14日閲覧。
  8. ^ オールザッツ漫才で話題、ヘンダーソン「石焼き芋の歌」歌いながら石焼き芋販売”. お笑いナタリー. 2021年12月7日閲覧。
  9. ^ ヘンダーソン「石焼き芋の歌」著作権は「大丈夫です」”. 東スポWEB (2017年2月13日). 2024年2月14日閲覧。
  10. ^ M−1ラストイヤーで爆発なるか、へンダーソン「今が一番良い状態」”. Lmaga.jp (2023年12月23日). 2024年2月14日閲覧。
  11. ^ 「今も悔しい」 M-1敗者復活2位の「0.7発屋」が得たもの”. 毎日新聞 (2024年2月12日). 2024年2月14日閲覧。
  12. ^ Inc, Natasha. “「次のステップ」ヘンダーソンが春から東京で活動”. お笑いナタリー. 2024年2月11日閲覧。
  13. ^ a b c d e f g ヘンダーソン|コンビ情報”. M-1グランプリ. 2021年12月16日閲覧。
  14. ^ M-1最終年のヘンダーソンが勇気の提言 敗者復活戦でのカメラワークに疑問「賞レースではやめて」”. スポニチアネックス (2023年12月26日). 2023年12月27日閲覧。

外部リンク[編集]

コンビ
子安
中村