MonotaRO

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株式会社MonotaRO
MonotaRO Co., Ltd.
Monotaro honsha.jpg
本社入口
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3064
本社所在地 660-0876
兵庫県尼崎市竹谷町2-183 リベル3階
設立 2000年10月19日
業種 小売業
事業内容 事業者向け工業用間接資材の通信販売
代表者 鈴木雅哉(代表執行役社長)
資本金 19億4,356万円(2016年12月31日現在)
売上高 696億47百万円(2016年12月期)
純資産 126億32百万円(2016年12月期)
総資産 363億53百万円(2016年12月期)
決算期 12月31日
主要株主 グレンジャー社 49.88%(子会社所有含む)
関係する人物 野田啓一(元社長)[1]
瀬戸欣哉(創業者、取締役会長)[2][3]
外部リンク www.monotaro.com
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株式会社MonotaRO(モノタロウ)は、兵庫県尼崎市に本社を置く事業者向け工業用間接資材[4]通信販売会社[5]

事業者向け通販サイトの「モノタロウ」のほか、個人(一般消費者)向け通販サイトの「インターネットホームセンター IHC.MonotaRO」を運営する。

概要[編集]

  • 社名の由来は3つ。1つ目は取扱商品である間接資材を英語で『Maintenance, Repair and Operations』というので、その大文字を使っている。2つ目は物が足りる、の意味。3つ目は納期や商品の値段が不透明な間接資材業界の昔からの慣習を退治する、という桃太郎にかけている[2]
  • 取り扱っている事業者向け間接資材は2016年9月現在で約1,000万点。ホームページとカタログで販売している。
  • 個人向け通販サイト「IHC.MonotaRO」でも上記商品の一部を販売している。
  • 在庫商品は2016年9月現在で約28万アイテムあり、それらに限り平日の15時までに注文すると当日出荷される。
  • マスコットキャラクターの「モノタロウ侍」がおり、配送用のダンボールやプライベートブランドの商品パッケージ、ホームページ、カタログ、オリジナルTシャツなど様々な場所に登場する。また、「モノタロウ侍の生態 モノリスト」では、モノタロウの生態や仲間の紹介、漫画の閲覧や壁紙のダウンロードなどができる。
  • 朝日放送MBSラジオ文化放送(~2017年3月31日)→(2017年4月3日~)J-WAVEニッポン放送の4局でラジオCMが放送されており、毎日実施しているお得なキャンペーンの歌が日替わりで聴ける。2013年からテレビCMも放映中。

拠点[編集]

本社が入居する複合商業施設ビル「リベル」
尼崎ディストリビューションセンター(プロロジスパーク尼崎3)

事務所[編集]

創業時の本社は大阪。元となる設立チームは東京にあったが、間接資材の問屋が大阪に多く、仕入を考えた際同地に拠点があった方が良いということになり、テストマーケティングのために1年間大阪へ移動した経緯がある。雑居ビルの会議室2部屋程度のスペースを借り、5名で事業をスタートした[6]2008年より本社を尼崎市内に置いている。

  • 本社 - 兵庫県尼崎市竹谷町2-183 リベル3階地図

倉庫・物流施設[編集]

本社の約200m南に位置する「プロロジスパーク尼崎3」に、メインとなる約13,000坪の物流センター(ディストリビューションセンター)を構えている[7]。それまで東大阪市大阪市住之江区にあった物流センターは尼崎市内へ集約された。また2011年5月には、東北地方への取り扱い商品の早期配送と、東日本大震災からの復興需要へ迅速に対応するため、宮城県多賀城市に約2,500坪の物流センターを開設している[8]

  • 尼崎ディストリビューションセンター(44,000m²) - 兵庫県尼崎市西向島町75-1 プロロジスパーク尼崎3地図
  • 多賀城ディストリビューションセンター(8,346m²)(※2017年5月閉鎖) - 宮城県多賀城市栄2-1-1 プロロジスパーク多賀城3階・4階地図
  • 笠間ディストリビューションセンター(56,200m²) - 茨城県笠間市平町1877-3

沿革[編集]

  • 2000年
    • 10月 - 住友商事と米国グレンジャー社(Grainger International, Inc.)の出資により「住商グレンジャー株式会社」を大阪府大阪市西区立売堀に設立(社長・野田啓一)[1]。事業主向け通販サイト「MonotaRO.com」オープン。
  • 2001年
    • 創業者の一人[2]で取締役の瀬戸欣哉が代表取締役社長へ就任[9]
    • 本社を大阪市中央区安土町へ移転[10][11]
    • 11月 - 間接資材調達サイト全国展開。本格営業開始。
  • 2002年
    • 3月 - 大阪府東大阪市に物流センター(ディストリビューションセンター)を開設(1,320m²)。
    • 7月23日 - 全日本機械工具商連合会(全機工連)に対し、東京地方裁判所へ不公正な取引方法差止処分命令の申立[12][13]
    • 9月4日 - 全機工連より内容証明書で、不公正な取引方法を指示する決議を行わないとの確約を得る。申立取下げ[12][13]
  • 2003年
    • 2月 - ディストリビューションセンターを3,300m²に拡張。
  • 2005年
    • 6月 - 登録ユーザー(事業所)数が10万件を突破。
  • 2006年
    • 前年に住友商事を退社した瀬戸欣哉が代表執行役社長へ就任[9]
    • 2月1日 - 「株式会社MonotaRO」へ社名変更[14]
    • 6月 - 個人向け通販サイト「IHC.MonotaRO」オープン。
    • 12月 - 東証マザーズ上場。
  • 2007年
    • 1月 - ディストリビューションセンターを兵庫県尼崎市西向島町のプロロジスパーク尼崎へ移転(24,000m²)[15]。在庫点数が15,000アイテム→48,000アイテムに増加。
    • 5月 - 登録ユーザー数が20万件を突破。配送費無料小物切削工具専門サイト「刃MonotaRO」オープン。
    • 7月 - 配送費無料ベアリング専門サイト「ベアリングタロウ」オープン。
  • 2008年
    • 3月27日 - 本社を尼崎市西向島町へ移転。ディストリビューションセンターと統合[16]
    • 5月 - 自動車関連業界向け商品販売事業に参入。
    • 7月 - モバイル事業所向けサイト「MonotaRO携帯サイト」オープン。大阪市住之江区にディストリビューションセンター開設(9,900m²)。
    • 9月 - 優良顧客向け「間接資材総合カタログ REDBOOK Vol.4」、「自動車・トラック用品カタログ Vol.1」発刊。
    • 10月 - 未登録・新規顧客向け「間接資材総合カタログREDBOOK Vol.4 ベストセレクション」カタログ発刊。
  • 2009年
    • 7月 - 登録ユーザー数が40万件を突破。
    • 8月6日 - 住友商事がMonotaROへ株式の一部を売却。
    • 9月14日 - 株式公開買付け(TOB)により、グレンジャー社が親会社となる。
    • 10月 - 「間接資材総合カタログ RED BOOK Vol.5」5分冊で発刊。初の「工事用品カタログ」創刊。取扱点数が100万アイテムに増加。
    • 11月 - 「経費節減カタログ」発刊。
    • 12月18日 - 東証1部へ市場変更。住友商事は全株式を放出。
  • 2010年
    • 4月 - 海外輸出事業を開始。
    • 5月 - 第2のプライベートブランド「大阪魂」を発売開始。登録ユーザー数が50万件を突破。
    • 10月 - 「間接資材総合カタログ RED BOOK Vol.6」で従来の総合カタログを6分冊化。初の「科学研究・開発用品カタログ」創刊。
    • 10月19日 - 会社設立10周年を迎える。
  • 2011年
    • 1月 - 取扱点数が120万アイテムに増加。
    • 2月 - 尼崎市のディストリビューションセンターを28,000m²に拡張。大阪市住之江区のディストリビューションセンターを統合。
    • 3月 - 登録ユーザー数が60万件を突破。「オフィス・店舗用品カタログ」発刊。
    • 5月26日 - 宮城県多賀城市に多賀城ディストリビューションセンター開設(8,346m²)[8]
    • 7月 - 建材販売の新会社「K-engine(ケーエンジン)」を設立。
    • 10月 -「間接資材総合カタログ RED BOOK Vol.7」7分冊で発刊。取扱点数150万、在庫点数57,000アイテムに増加。
  • 2012年
    • 1月 - 第3のプライベートブランド「男前MonotaRO」を発売開始。登録ユーザー数70万件を突破。「経費節減カタログVol.2」発刊。
    • 3月 - 鈴木雅哉が代表執行役社長に就任[17]。在庫点数が65,000アイテムに増加。
    • 7月 - 在庫点数が80,000アイテムに増加。「当日出荷カタログVol.1」発刊。
    • 8月 - 登録ユーザー数が80万件を突破。
    • 10月 -「間接資材総合カタログ RED BOOK Vol.8」8分冊で発刊(「工具・生産加工用品編」を「作業工具/電動・空圧工具編』と「切削・研磨/生産加工用品編」の2冊に分冊)。 取扱点数が200万アイテムに増加。
  • 2013年
    • 1月 - 在庫点数が93,000アイテムに増加。韓国MRO市場に進出。
    • 2月 - 取扱点数が300万アイテムに増加。登録ユーザー数90万件を突破。
    • 4月 - 在庫点数が100,000アイテムに増加。
    • 6月 - 登録ユーザー数が100万件を突破。在庫点数が110,000アイテムに増加。
    • 9月 - 中小企業向け営業支援サービス開始。「間接資材総合カタログ RED BOOK Vol.9」12分冊で発刊。取扱点数が500万アイテムに増加。
    • 10月1日 - 企業ロゴをローマ字表記からカタカナ表記に変更[18]。東南アジア向けサイト開設。
    • 12月 - 在庫点数が126,000アイテムに増加。
  • 2014年
    • 1月 - 本社を尼崎市竹谷町へ移転。取扱点数が700万アイテムに増加。
    • 3月26日 - 取締役兼代表執行役会長の瀬戸欣哉が代表執行役を退任し、取締役会長に就任[3]
    • 7月1日 - 尼崎市西向島町のプロロジスパーク尼崎3に尼崎ディストリビューションセンターを開設(44,000m²)[7]
    • 9月 -「間接資材総合カタログ RED BOOK Vol.10」16分冊で発刊。取扱点数が800万アイテムに増加。
    • 12月 - 在庫点数が200,000アイテムに増加。
  • 2015年
    • 1月 - 登録ユーザー数が140万件を突破。
    • 2月 - 「間接資材総合カタログ RED BOOK Vol.11 春号」8分冊で発刊。
    • 4月 - 取扱点数が900万アイテムに増加。
    • 5月 - 登録ユーザー数が150万件を突破。医療・介護用品販売事業に参入。
    • 9月 - 「間接資材総合カタログ RED BOOK Vol.11 秋号」9分冊で発刊
    • 10月 - 会社設立15周年を迎える
    • 11月 - 在庫点数が250,000アイテムに増加。
  • 2016年
    • 2月 -「間接資材総合カタログ RED BOOK Vol.12 春号」9分冊にて発刊。
    • 5月17日 - この日より公式サイトが常時SSL化となり、それまではログインやお問い合わせ、ご注文のお手続き等の機密性が高いデータを送受信するページに限りプロトコルHTTPSだったが、この日からはそれら以外を含む公式サイト全体がSSL(https)となった[19]
    • 7月 - 登録ユーザー数が200万件を突破。
    • 9月 -「間接資材総合カタログ RED BOOK Vol.12 秋号」10分冊にて発刊。取扱点数が1,000万アイテムに増加。
    • 10月 - インドネシアMRO市場に進出。
    • 12月 - 在庫点数が300,000アイテムに増加。
  • 2017年
    • 2月 -「間接資材総合カタログ RED BOOK Vol.13 春号」10分冊にて発刊。
    • 3月 - 茨城県笠間市に笠間ディストリビューションセンター開設(56,200m²)

脚注[編集]

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  1. ^ a b パブリシティ情報 2001年 日本産機新聞 うわさの住商グレンジャー 大阪・立売堀に設立 販売店への影響当面少ない・・・ - 株式会社MonotaRO
  2. ^ a b c 「2000年に私が仲間たちとモノタロウを創業し」と記載。創業の志 - 株式会社MonotaRO
  3. ^ a b 代表執行役及び役員の異動に関するお知らせ - 株式会社MonotaRO 2014年1月29日 (PDF)
  4. ^ 「※工業用間接資材とは、製造業の現場における資材のうち、最終製品になる原材料や部品などの“直接資材”を除く全ての資材を指し、 切削工具や研磨材などの工作用資材から梱包・補修・清掃・安全・事務用品まで多岐にわたる。」と記載。「モノタロウ設立15周年ありがとう大感謝祭」開催 - 株式会社MonotaRO 2015年5月15日 (PDF)
  5. ^ 会社情報 - 株式会社MonotaRO
  6. ^ 【視点】ネジ・ボルトから900万点の間接資材を扱う!ネット通販「モノタロウ」成功の秘密 - RBB TODAY 2015年4月30日
  7. ^ a b 新物流拠点「尼崎ディストリビューションセンター」2014年7月1日(火)より本格稼働開始 - 株式会社MonotaRO 2014年6月24日 (PDF)
  8. ^ a b MonotaRO、5月26日(木)より宮城・多賀城に新物流センターを開設 - 株式会社MonotaRO 2011年4月22日 (PDF)
  9. ^ a b パブリシティ情報 2008年 日本流通産業新聞 2008/02/28 インタビュー MonotaRO 瀬戸欣哉社長 - 株式会社MonotaRO
  10. ^ パブリシティ情報 2001年 日刊工業新聞 2001/08/06 住商グレンジャー、11月から副資材調達サイトを全国展開 - 株式会社MonotaRO
  11. ^ パブリシティ情報 2001年 日刊工業新聞 2001/09/07 住商グレンジャー、資本金6億2000万円に増資 - 株式会社MonotaRO
  12. ^ a b パブリシティ情報 2002年 住商グレンジャーは全日本機械工具商連合会より、不公正な取引方法を指示する決議を行わないとの確約を頂きました。 - 株式会社MonotaRO
  13. ^ a b パブリシティ情報 2002年 ユーザー通信(ものづくり新聞) 2002/12/01 悩める生産財流通 -ネット通販と既存業者の軋轢- "すみわけ"未だ五里霧中 - 株式会社MonotaRO
  14. ^ パブリシティ情報 2005年 日刊工業新聞 2005/11/18 MonotaROに社名変更 住商グレンジャー - 株式会社MonotaRO
  15. ^ MonotaROの新物流センターが2月より本格稼働 - 株式会社MonotaRO 2007年1月30日 (PDF)
  16. ^ 3月27日、本社を兵庫県尼崎市に移転 - 株式会社MonotaRO 2008年3月27日 (PDF)
  17. ^ パブリシティ情報 2012年 神戸新聞 2012/06/10 混迷の時代乗り切る 県内企業新社長が続々 - 株式会社MonotaRO
  18. ^ MonotaRO、10月1日(火)より新企業ロゴを採用 - 株式会社MonotaRO 2013年10月1日 (PDF)
  19. ^ MonotaRO_Newsのツイート (732466644644028421)  常時暗号化通信(SSL)対応のお知らせ - MonotaRO

関連項目[編集]

外部リンク[編集]