JEWELS

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DEEP JEWELS
設立 2008年
主催 DEEP事務局
本部 日本の旗 日本
愛知県名古屋市
代表者 佐伯繁
サイト 公式サイト
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DEEP JEWELS(ディープ・ジュエルス)は、日本の女子総合格闘技団体。主催はマーヴェラスジャパンであったが2013年5月にDEEPが吸収合併し、大会名がJEWELSから変更された。JEWELSには「選手それぞれが宝石のように輝いてほしい」という思いが込められている[1]

歴史[編集]

女子総合格闘技団体スマックガールは、メインスポンサーの撤退などによる資金難から2008年4月を最後に大会延期とファイトマネー未払いが続き継続が困難となった。

その後、同年10月24日、興行権が株式会社スマックガールからイベント運営会社社長の尾薗勇一に譲渡され、運営会社として株式会社マーヴェラスジャパンを設立、従来のスマックガールのままでは「未払いや大会の度重なる延期などの悪いイメージがある」という理由から名称を「JEWELS」に変更の上、2007年末よりスマックガールと提携を結んでいたDEEPの全面協力も得て再出発することが発表された[2]

11月16日に新宿FACEで旗揚げ大会「JEWELS 旗揚げ戦」が開催された。

なお、旗揚げ直前の11月8日にはGCMコミュニケーションにより「VALKYRIE」も旗揚げされており、女子総合格闘技の競争が始まった。スマックガールに参戦していた選手はJEWELSとVALKYRIEに分かれる格好になる一方、両方の興行に参戦することでDEEP女子部なども合わせ試合機会が増えたことにもなる。

2009年2月4日に同じ新宿FACEにて第2回大会「JEWELS 2nd RING」を開催。

4月3日、立ち技のシュートボクシングとの業務提携が発表された[3]

4月19日、イサミレッスル武闘館でプロアマ大会「ROUGH STONE」を開催。

第3回大会「JEWELS 3rd RING」は旗揚げ後初の満員札止めを記録した[4]

第4回大会「JEWELS 4th RING」は7月11日に新木場1stRINGで開催。超満員札止めを記録した。

9月13日の第5弾より初のトーナメント「ROUGH STONE GP 2009」を開催、48kg級、54kg級、60kg級の3階級にて開催された[5]

2010年1月10日には台東リバーサイドスポーツセンターにてDEEP事務局&ファイターズショップブルテリア主催の元、「DEEP X リアルキング&フューチャーキング&ジュエルス女子グラップリングトーナメント」を開催。JEWELSは協力扱い。

同年7月の「JEWELS 9th RING」よりライト級グランプリが開幕。初代ライト級女王を決定し、タイトルマッチ形式を導入[6]

12月の「JEWELS 11th RING」は初めて後楽園ホールで開催し初代ライト級女王が決定した。

2011年3月11日に「JEWELS 12th RING」の開催が予定されていたが、東北地方太平洋沖地震の影響で中止となった。その代替として5月14日の新木場大会は初の昼夜ダブルヘッダー開催となった。そのダブルヘッダーより前年末で興行開催不能となったVALKYRIEの選手が出場するようになり、VALKYRIEのプロデューサーだった茂木康子も12月17日のJEWELS 17th RINGからJEWELSのプロデューサーに就任した。

2012年6月、米国の女子総合格闘技団体「Invicta FC」と提携を発表した[7]

DEEP JEWELS[編集]

2013年5月25日に新宿FACEで開かれた24th RINGを以って尾薗が代表から退き、DEEP代表の佐伯繁が引き継ぐ。これに伴い団体名を「DEEP JEWELS」と改め、8月31日の新宿大会より新体制で本格始動する[8]。それに先駆け7月20日のDEEP TOKYO IMPACT DEEPライト級GP2013準決勝にてDEEP JEWELSの試合を提供する[9]

スマックガールとの違い[編集]

ルールはスマックガールとほぼ同一(細かいルール変更は施されている)であるものの、それまでの王座はすべて封印された上で契約体重制で行われ、選手層の充実を見て改めてタイトルが設置される予定。2010年よりライト級(52kg)を創設。

スマックガール時代は北沢タウンホールから後楽園ホールまで様々な規模の会場で行っていたが、大会場では空席が目立つなど興行的にアンバランスだった。JEWELSではこれを反省し、当初新宿FACEおよび同等の規模の会場で開催する。なお、2010年の年末興行ではJEWELSとしては初となる後楽園ホールで開催。

ルール[編集]

JEWELS公式ルール
SGSルールに準ずる。1R5分の3Rまたは2R制。ラウンド間のインターバルは1分。判定は規定ラウンド終了時点でどちらか一方に優劣を付けるマストシステムを採用。偶然のアクシデント(バッティング等)により、試合続行不能となった場合、ラウンド数を問わず1R終了前であればノーコンテスト、1R終了後は試合停止となった時点までの試合内容から判定に入る。
JEWELSアマチュアルール
SGS-Fルールに準ずる。1R5分の1R制を基準として試合形式により変動。ラウンド間のインターバルは1分。ヘッドギア着用義務あり。グラウンド状態での打撃は禁止。規定ラウンドまで決着が付かない場合は引き分け(無判定)。偶然のアクシデントにより、試合続行不能となった場合は原則ノーコンテストだが、試合の進行度によっては試合停止となった時点までの試合内容から判定に入る場合もある。
JEWELSグラップリングルール
SGGルールに準ずる。1R4分の1R制を基準として試合形式により変動。ラウンド間のインターバルは1分。シューズ着用可。打撃禁止。判定は規定ラウンド終了時点でどちらか一方に優劣を付けるマストシステムを採用。

JEWELS興行では上記以外にもJEWELS特別ルールやシュートボクシング、キックルールの試合も行われている。

他競技団体との関係[編集]

DEEP[編集]

前述の通りDEEPとはスマックガール時代より提携を結んでおり、JEWELSでは全面協力を仰いでいる。DEEPの佐伯繁代表はJEWELSスーパーバイザーの肩書きを持ち、記者会見はDEEPオフィシャルジム内で行われている。また、JEWELS代表を務める尾薗勇一は格闘家としてDEEP X 04に参戦しており、セコンドにはJEWELSの選手が付いていた。2009年以降、しなしさとこらDEEP女子部の看板選手の投入も予告されており、今後の展開次第ではDEEP後楽園ホール大会でのJEWELS提供試合も考えられる[2]

VALKYRIE[編集]

前述の通りVALKYRIEはJEWELSとは同時期に旗揚げされたライバル同士であったが、VALKYRIEプロデューサーの茂木康子はJEWELSレギュラーの瀧本美咲の練習仲間であり、VALKYRIE 03のメインイベントで対戦もした。JEWELS側は「秩序ある競争関係」をアピールしており、将来の対抗戦にも含みを持たせて[10]いたが、VALKYRIEが2010年に活動休止したことにより、2012年現在は、VALKYRIEからJEWELSに闘いの場を移した選手も出てきている。茂木康子自身も、2010年末からJEWELSのプロデューサーに就任した。

シュートボクシング[編集]

立ち技のシュートボクシングと業務提携を結んでおり、興行内でSBルールの試合が数試合組まれている。逆にシュートボクシングの大会においてJEWELSルールの試合も組まれている他、JEWELS常連ファイターもSBルールに参加している。

女子プロレス[編集]

JEWELSには女子プロレスラーの参加も多く、中でも江本敦子はレスラー・格闘家としての活動と並行してJEWELS主宰の「ジュエルス格闘技スタジオ@MUSE」サブインストラクターも務めている。

看板選手の一人である長野美香は女子プロレス「アイスリボン」「スターダム」にも参戦している。その一方でアイスリボンからは志田光JEWELS 5th RINGに参戦、またJEWELS 11th RINGではスターダムの美闘陽子らによるデモンストレーションが行われた。

JEWELS 6th RINGではハッスルの「“空手美少女”KG」こと近藤朱里がリングネーム「朱里」で参戦した。

その他[編集]

プロアマ大会「ROUGH STONE」はブラジリアン柔術の「reversal&ISAMI」、グラップリングの「NO-GI撫子」の協力を仰ぎ、第1回は2009年4月19日にreversal&ISAMI主催「reversaling!!!」との同時開催で行われた。

放送[編集]

FIGHTING TV サムライで中継している。

階級・王座[編集]

階級 体重 女王
バンタム級 -61.2kg 大韓民国の旗 キム・ジヨン
ストロー級 -52.2kg 日本の旗 魅津希
アトム級 -47.6kg 日本の旗 黒部三奈

ラフストーンGP優勝者[編集]

年度 階級 優勝者
2009年 -60kg級 ドイツの旗 アレクサンドラ・サンチェス
-54kg級 日本の旗 長野美香
-48kg級 日本の旗 小寺麻美
2010年 -56kg級 日本の旗 魅津希
-52kg級 日本の旗 北村ヒロコ
-48kg級 日本の旗 石川菊代

開催履歴[編集]

DEEP JEWELS[編集]

大会名 開催年月日 会場 開催地
DEEP JEWELS 7 2015年2月21日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区
DEEP JEWELS 6 2014年11月3日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区
DEEP JEWELS 5 2014年8月9日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区
DEEP JEWELS 4 2014年5月18日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区
DEEP JEWELS 3 2014年2月16日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区
DEEP JEWELS 2 2013年11月4日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区
DEEP JEWELS 旗揚げ戦 2013年8月31日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区

JEWELS[編集]

大会名 開催年月日 会場 開催地
JEWELS 23rd RING 2013年3月30日 新木場1stRING 日本の旗 東京都江東区
JEWELS 22nd RING 2012年12月15日 ディファ有明 日本の旗 東京都
JEWELS 21st RING 2012年9月22日 新木場1stRING 日本の旗 東京都江東区
JEWELS 20th RING 2012年7月21日 ディファ有明 日本の旗 東京都
JEWELS 19th RING 2012年5月26日 アゼリア大正 日本の旗 大阪府大阪市
JEWELS 18th RING 2012年3月3日 新木場1stRING 日本の旗 東京都江東区
JEWELS 17th RING 2011年12月17日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区
JEWELS 16th RING 2011年9月11日 新木場1stRING 日本の旗 東京都江東区
JEWELS 15th RING 2011年7月9日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区
JEWELS 14th RING 2011年5月14日(夜) 新木場1stRING 日本の旗 東京都江東区
JEWELS 13th RING 2011年5月14日(昼)
JEWELS 12th RING (中止)
JEWELS 11th RING 2010年12月17日 後楽園ホール 日本の旗 東京都文京区
JEWELS 10th RING 2010年10月10日 新木場1stRING 日本の旗 東京都江東区
JEWELS 9th RING 2010年7月31日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区
JEWELS 8th RING 2010年5月23日 新木場1stRING 日本の旗 東京都江東区
JEWELS 7th RING 2010年3月19日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区
JEWELS 6th RING 2009年12月11日
JEWELS 5th RING 2009年9月13日
JEWELS 4th RING 2009年7月11日 新木場1stRING 日本の旗 東京都江東区
JEWELS 3rd RING 2009年5月16日 新宿FACE 日本の旗 東京都新宿区
JEWELS 2nd RING 2009年2月4日
JEWELS 旗揚げ戦 2008年11月16日

ROUGH STONE[編集]

大会名 開催年月日 会場 開催地
ROUGH STONE 2nd RING 2010年1月31日 シーザージム新小岩 日本の旗 東京都葛飾区
ROUGH STONE 1st RING 2009年4月19日 イサミレッスル武闘館 日本の旗 埼玉県蕨市

参戦選手[編集]

スタッフ[編集]

代表[編集]

尾薗勇一

スーパーバイザー[編集]

佐伯繁

プロデューサー[編集]

茂木康子(17th RINGより)

リングアナウンサー[編集]

カワカミダイスケ

特別リングアナウンサー[編集]

森一弥エネルギー

ジャッジ・レフェリー[編集]

表彰[編集]

第1回表彰式は2009年12月20日に開催された「ジュエルス1周年記念パーティ」内で行われた[11]

最優秀選手賞
年間最高試合賞
敢闘賞
技能賞
殊勲賞
新人賞
特別賞
功労賞

脚注[編集]

外部リンク[編集]