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ABSダイナミックナイター (エービーエスダイナミックナイター)は、ナイターシーズンに、秋田放送 (ABSラジオ)が放送するプロ野球中継 。
放送データ [ 編集 ]
放送日時 [ 編集 ]
水~金:18:20-21:00(最大延長22:00まで)
放送内容 [ 編集 ]
制作担当局(2020年時点) [ 編集 ]
^ JRN(TBSラジオ)ネットの時は東京ヤクルト主催ゲームの中継はできない(日本シリーズおよび本拠地球場 開催のオールスターゲーム を除く)。
秋田県内で行われる試合の中継 [ 編集 ]
プロ野球に関しては一切自社制作は行わず、ネット受けのみである他、ABSが勧進元となる試合のナイターでの開催実績が少ない上、特に地元開催の試合を優先したり、ネットワークを切り替えたりしないため、以下のような事例が発生している。
2003年以降に行われている東京ヤクルトスワローズ 主催ゲーム(試合の無かった2009年を除く)は土・日曜日に開催されたが、いずれも、2009年まで中継権の無いJRNからのネット受けとなっていたことや、勧進元が秋田テレビ (AKT・フジテレビ系列 )のためか、放送されなかった。
東北楽天ゴールデンイーグルス 主催ゲームは、2006年に限り東北放送 制作のTBCイーグルスナイター をネット受けした。2009年・2010年・2011年・2012年の楽天戦では、勧進元が秋田朝日放送 (AAB・テレビ朝日系列 )でとなったためか、東北放送からのネット受けは行われなかった。なお、2009年の試合は雨天中止となっている。なお、2015年は7月28日(火曜)の秋田開催の「楽天 vs ソフトバンク」を受けない代わりに(JRN本番の「中日 vs 阪神」を放送)、7月26日に、通常編成でのナイター放送を取りやめた日曜日かつ秋田開催ではないが、特例でTBCから「楽天 vs ロッテ」(NRN扱い)をネット受けした。
かつてABSが勧進元となって開催していた広島東洋カープ 主催ゲームについては、デーゲーム開催だったためか、ラジオよりも広島テレビ または広島ホームテレビ からネット受け(前者の場合ABSが制作にも関与。後者はAAB開局後同局へ移行)でのテレビでの放送を中心としていた。
テーマ曲は、アーネスト・E・バグリー作曲の『国民の象徴(National Emblem)』。全県少年野球大会準決勝(東北中学総体軟式野球秋田大会、決勝戦はテレビで放送)や高校野球(AAB開局まで)・高校ラグビー(「コバルトの空 」差し替えテーマ曲。1990年代中盤まで)などABSのスポーツ中継全般のオープニングテーマとして使われている。また、CM明けのジングルは無い。
原則的に秋の改編期から春の改編期の間は、プロ野球中継はほぼ行われないため、春の改編期の前に行われることが多い開幕戦や、秋の改編期以降の試合はたとえ日本シリーズ であっても中継されないことが多い。
2006年9月5日はABC制作のJRN本番「阪神 vs 巨人」の予定だったが、にかほ市代表のTDK が出場した第77回都市対抗野球大会 決勝戦を自社制作で放送した。
関連項目 [ 編集 ]
阪神 ・オリックス 主催試合担当1 中日 主催試合担当広島 主催試合担当日本ハム 主催試合担当楽天 主催試合担当ソフトバンク 主催試合担当火曜のみネット受け6 関連番組(全国向け) 過去の制作・ネット局
脚注
1 土・日はJRNナイターを放送する局がないが、阪神(もしくはオリックス)の対戦相手の地元にJRN単独局がある場合、MBSの中継がJRN向けとなることがある。デーゲームは原則としてABCがJRN向けを担当する。
2 月・金・土・日はNRN 向けの中継を担当する。オリックス戦は金曜除き原則裏送りのみ。土・日のデーゲーム中継のうち中日・日本ハム・ソフトバンクが絡む試合は、JRN単独局のCBC、HBC、RKB向け中継として放送される。日程によりナイターに準じてNRN向けの場合もある。
3 火・水・木はNRN向けの中継を担当。土・日は通常はLF と独自ネットを組むが、中日・日本ハム・ソフトバンクが絡むナイターではJRN向け兼LF予備カードの中継として放送されるほか、デーゲームでABCがJRN向けを担当する場合、ABCに代わってNRN単独局のSF、KBC、STVへ中継配信を行う。
4 原則、JRN向けはネット局への裏送りのみで、自局ではNRN向けの中継を放送する。土・日の自社分も原則NRN扱いで、裏送りはJRN向けをLF・MBSの予備カードを兼ねる場合とそれぞれ別制作する場合があるが、デーゲームは対在京・在阪球団戦はJRN・NRN共用の素材扱いとし、対日本ハム・中日・ソフトバンク戦では自社分をJRN向けに振り替えるが、JRN局が乗り込んだ場合は除く。月曜日に楽天と広島が直接対戦する場合は、制作局のラインに合わせて放送される。
5 月・水・木・金のJRN向けはネット局への裏送りのみで、自局ではNRN向けの中継を放送する。土・日の自社分は原則JRN扱いであるが、ナイター時はLF・MBSの予備カードを兼ねる場合あり。月曜日に楽天と広島が直接対戦する場合は、制作局のラインに合わせて放送される。
6 各局ともRKBでの放送内容に準拠してネット受けし放送。2010年から土日のJRNナイター廃止に伴い、土曜日は地域により中継枠廃止あるいはNRNナイター(QR系)の中継に変更し、日曜日は全局が中継枠を廃止する。
7 稀にJリーグ など自社制作の中継に差し替えられることがある。
8 2018年 から平日のJRN向けに西武 ・ロッテ ・東京開催のパリーグ球団主催試合の裏送り放送を制作し、JRN各局から西武ビジターゲームのナイターの配信を受ける。平日のオールスターゲームもJRN各局と相互に配信する。金曜の対在阪球団戦は、ABCとMBSの何れと組むかは不定である。
9 2010年 以降は土曜と日曜日のナイターで、JRN各局から予備カードの配信を受け、加えて2018年 から土曜と日曜日のJRN向けに西武 ・ロッテ ・東京開催のパリーグ球団主催試合の裏送り放送を制作し、関東圏外のパリーグの試合が本番になった場合もJRN各局から配信を受ける。土・日開催のオールスターゲームもMBSならびにJRN各局と相互に配信する。在阪局とのネットは2009年以前からMBSの間で実施している。
10 1979年 から1992年 まで(CBCはそれ以後も)、ラジオ日本 との提携を実施し、中日主管はCBC、阪神主管はABC、広島主管はRCCがそれぞれ「ジャイアンツナイター」向けに裏送り放送用の中継を制作していた。セ・パ交流戦 のソフトバンク主管試合でRKBが「ジャイアンツナイター」向けに裏送り放送を制作した事例がある。2016年 ・2017年 は、RFとTBS・JRN各局の相互提携を本格的に再開し、巨人戦を中心にRF制作でJRN向けに、逆にJRN各局がRF向けのナイターをそれぞれ相互配信する(RF側のネット局は当該項 参照)。TBSラジオがナイター中継から撤退して以後のJRN各局との対応はそれぞれの局で異なる。ネット受け対象に「マリーンズナイター」も加わっている。
11 2017年度で終了。金曜(過去は月曜も)は、大阪府で火 - 木はABC、月と金はMBSとネット局が異なることに配慮してプロ野球東西南北 (過去はナイターミュージックライブラリーも)として放送するが、内容と趣旨はプロ野球ネットワーク かつてはナイターミュージックランド と同一である。
12 2010年度-2017年度は土・日のレギュラー中継枠は設けず、基本的に裏送りのみ。TBSラジオの中継は2017年度で終了した。2018年以降は中継を続けるJRN各局のDeNA主催ビジター戦向けの制作協力は行う。
13 ネット放送が終了してレギュラーのプロ野球中継枠は全廃となり、地元球場で試合開催時のみ自社制作および放送を行う。
在京球団主催試合担当
阪神 ・オリックス 主催試合担当中日 主催試合担当広島 主催試合担当日本ハム 主催試合担当楽天 主催試合担当ソフトバンク 主催試合担当水〜土曜ネット受け 水〜金曜ネット受け9
RABゴールデンナイター (RAB )11,13
IBCラジオ ゴールデンナイター (IBC )11
ABSダイナミックナイター (ABS )11
YBCエキサイトナイター (YBC )12,13,14
エキサイティングゲームRFCナイター (RFC )10,12
YBSラジオ パワー・ザ・ナイター (YBS )9,10
BSNビッグナイター (BSN )11,12
SBCドリームナイター (SBC )11
KNBダイナミックナイター (KNB )11
MROゴールデンナイター (MRO )11
FBCゴールデンナイター (FBC )11
SBSビッグナイター (SBS )11,12,13,19
WBSゴールデンナイター (WBS )11
BSSダイナミックナイター (BSS )11,13
RSKエキサイトナイター (RSK )11
JRTゴールデンナイター (JRT )11,13
RNCビッグナイター (RNC )11
RKCゴールデンナイター (RKC )11
NBCゴールデンナイトゲーム (NBC )12,14
RKKゴールデンナイター (RKK )14
OBSゴールデンナイター (OBS )12
MRTエキサイティングナイター (MRT )11,13
MBCエキサイトナイター (MBC )
木〜金曜ネット受け7 金曜のみネット受け8 関連番組(全国向け) 関連番組(ローカル) 過去のネット局
脚注
1 土・日はMBSと独自のネットを組んで放送(ただし、在阪球団の主催試合でも自社制作することがある)し、在京・在阪球団以外の主催試合は自社制作するか、地元のNRN系列局に制作を委託する。そのうちMBS・TBC・RCC制作分は予備カード(対中日・日本ハム・ソフトバンク戦)に限りJRN向け中継を放送することもある。月曜日のLFはナイター有無に関わらず原則放送なしのため、特にセ・リーグの一部の試合での裏送り ・技術協力のみ関与。2018年以降土・日曜日は関東圏の試合でHBC・RKBへの技術協力や裏送りを行うが、LF制作の場合にセ・リーグ非開催時のナイターでLF-MBSラインの本番としても扱われるかは未定。
2 普段は平日の文化放送ローカルの中継として放送されているが、平日の西武主催試合に限りNRN向けに個別ネット扱いで中継配信を行う場合がある(NRNナイターとしての予備待機はLFが実施し、本番時はLFからのネットを優先)。関東圏以外のビジターゲームはJRN局(HBC・RKB他)からネット受けが原則となり、関東圏の試合ではJRN向けへの裏送りを行っている。金曜の対在阪球団戦についてはABCとMBSのどちらと組むかは、その時々により異なる。
3 2013年以降日曜日、2019年以降土曜日(「文化放送A&Gゾーン 」拡大に伴う)を日本シリーズなどの不定期放送に変更し、自社のレギュラー放送を終了。ナイター中継を行うNRN向けの裏送り・技術協力を行う(「NRNナイター本番カード」の設定はQRの裏送り中継や系列局制作中継を組み込む形で継続)。
4 月・金はJRN 向けの中継を担当(月曜のオリックス戦は原則裏送りのみ)。土・日はLFと独自のネットを組んで放送するが、中日・日本ハム・ソフトバンクが絡むナイターではJRN単独局(CBC・HBC・RKB)にも配信される(LF予備カードを兼ねる)ほか、デーゲームではABCがJRN向けを担当する場合、ABCに代わってNRN単独局(SF・KBC・STV)への中継配信を行う。
5 火〜木はJRN向けの中継を担当。土・日は基本的に月・金同様にNRN向け中継担当であるが、デーゲーム中継のうち中日・日本ハム・ソフトバンクが絡む試合では、JRN単独局(CBC・HBC・RKB)向けに切り替えられる(日程によってはナイターに準じてNRN向けの場合もある)。
6 原則、自社向け中継はNRN向けに放送するが、土・日のデーゲームは自社向け中継は原則JRN向けに放送(LF・MBSの予備カードを兼ねる場合あり)。月曜日に楽天と広島が直接対戦する場合は、制作局のラインに合わせて放送される。
7 北海道地区は、STV-R・HBCともはNRNに加盟(HBCはJRNとのクロスネット)しているが、ナイターネットはSTV-RはNRN、HBCはJRNのみである。しかし、STV-Rは2017-20年までを除き、定時番組枠確保の観点から、土・日はデーゲーム(2021年以後はナイターも)の放送を行わなかった関係で、NRN独占放送であるヤクルト主管の日本ハム戦が生中継される場合、LFから裏送りでHBCから放送した試合があった。また2021年(巨人対日本ハム)のように、土・日にナイター開催となった試合がLF-HBCとして放送される例もある。
8 全局とも放送しない曜日は中継枠を設けず、別番組を放送。
9 全局とも土・日は中継枠を設けず、別番組を放送。
10 水曜日は楽天主催試合がある場合、TBC制作の楽天主催試合に差し替え。
11 該当曜日以外にはナイター中継枠を設けていない。
12 稀に自社制作の中継(Jリーグ ・四国IL 中継等)に差し替えられることがある。
13 地元球場での試合開催時には中継カード差し替え。
14 水曜日はソフトバンク主催試合がある場合、その試合(KBCでの放送内容に準拠)に差し替え。ソフトバンクビジター戦の場合はカードによりNRN全国向け中継に振り替える場合がある。
15 2019年以降QR自社は放送せず、NRN系列局への裏送り。
16 平日にソフトバンク戦ナイターの開催予定がない場合、NRNナイターを差し替えて放送。
17 平日にライオンズ戦の開催予定がない場合放送。
18 土曜日にナイターの開催予定がない場合に交互に放送。
19 静岡県で開催の試合を自社制作してNRNに本番および予備カードとして配信することがあるが、火・土・日曜に該当する場合、臨時に放送枠を設けるか、裏送りとするかが随時異なる。
20 2021年をもって打ち切り。
21 OBCのナイター完全撤退により2007年をもって打ち切り。打ち切り時点では土・日の阪神・オリックス主催試合担当(日曜は自社での放送は行わず、NRN系列局への裏送り)だった。平日はローカル中継「近鉄バファローズナイター 」(2004年まで)・「オリックス・バファローズ ナイトスタジアム 」(2005年のみ)を放送していた。