琵琶湖大橋
琵琶湖大橋(びわこおおはし)は、滋賀県大津市と同県守山市の間で琵琶湖に架かる国道477号の橋である。琵琶湖大橋有料道路の一部として滋賀県道路公社が管理している。琵琶湖は当橋を境に北側は「北湖」または「太湖」と呼ばれ、南側は「南湖」と呼ばれる[1]。
料金徴収業務等は、民間事業者に委託されている。
目次
概要[編集]
琵琶湖の東西を行き来する所要時間の短縮、観光の促進を目的として1964年9月28日に開通した[2]。中間部は橋桁の下を船舶が航行できるように両端よりも高く、最高地点では水面から26.3mとされていて[2]、橋脚の間隔もほかより広く、最大で140mとされている[3]。上下2車線ずつの4車線の車道が敷設されている[2]。橋桁は上下線で分離されていて、橋梁部の長さは上り車線橋が1400m、下り車線橋が1350mである[2]。
歩行者、自転車、リヤカーなどは無料であるが、原動機付自転車や自動車などの車両には通行料がかかり[4]、料金所(琵琶湖大橋有料道路管理事務所)は守山市側に設けられている。交通量は1998年以降、1日あたり3万台から3万5千台の間を推移している[2]。建設費用は約349億円で、当初料金徴収期限は2021年9月27日とされていた[2]。徴収期限の前に無料化することも議論されてきたが、2015年6月24日に三日月大造滋賀県知事が、料金値下げも検討するとしつつ有料継続を正式表明した。[5]周辺道路の渋滞解消や国道161号(湖西道路[6])の4車線拡幅計画に対応するため、琵琶湖大橋に近い区間の取付道路の四車線拡幅(水保町中野交差点~湖西道路真野IC)、琵琶湖大橋基礎部分の耐震補強、ETCの整備などの事業を進めるため料金徴収期限が2029年8月4日に延長されるとともに、2016年4月1日には料金値下げが実施された。
2009年(平成21年)3月14日に東行き橋梁の追越車線の一部に、約60km/hで走行するとタイヤの振動音で琵琶湖周航の歌が流れる仕組みのメロディーロードが約600mにわたり設置された[7]。橋でのメロディーロードの設置は日本で初めてである[7]。
路線バスは、JR湖西線堅田駅と琵琶湖線守山駅を結ぶ路線などが、当橋を経由する。
通行料金[編集]
※回数券(11回、60回、100回)あり。
※ETC利用不可。
2016年3月31日まで[編集]
- 軽自動車等 - 150円
- 普通車 - 200円
- 大型車 (1) - 300円
- 大型車 (2) - 710円
- 軽車両等 - 20円(歩行者・自転車は無料)
歴史[編集]
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橋にせず、琵琶湖をせき止めるダムを構築し、その上に道路を走らせる計画もあった。また、1994年(平成6年)まで行われた4車線化工事では、地下道で国道161号を横断する計画もあったが見合わせとなった。
料金所は当初、西側(大津市側)のみにあり、後に東側(守山市側)にも設けられたが、西側(大津市側)で接続する国道161号の混雑緩和を目的に、1994年(平成6年)の4車線化時にすべて東側(守山市側)へ移された。
開業当初はカラー写真の掲載された通行券が発行されていたが、周辺部の人口増加と通行量増加による通勤・商圏内移動へ合わせ、一般的な通行券に変更された。
年表[編集]
- 1962年(昭和37年)11月 5日 - 起工式を挙行する。
- 1964年(昭和39年) 9月28日 - 供用を開始する。
- 1972年(昭和47年) 3月 8日 - 滋賀県道路公社が設立される。
- 1972年(昭和47年)10月15日 - 管理が県から滋賀県道路公社に移管される。
- 1980年(昭和55年) - 自転車・歩行者道を設置する。
- 1994年(平成6年)7月26日 - 北側に新橋が完成し、4車線化拡幅供用を開始する。
- 2009年3月14日 - 橋の一部にメロディーロード設置。
- 2016年4月1日 - 知事の表明通り料金値下げ改訂。
- 2029年8月4日 - 料金徴収期限(当初予定の2021年9月27日から繰り下げ)。
琵琶湖大橋有料道路[編集]
琵琶湖大橋有料道路(びわこおおはしゆうりょうどうろ)は、滋賀県栗東市林(国道1号林西交差点)から出庭(国道8号野洲川大橋南交差点)までと、同市出庭(滋賀県道11号守山栗東線と滋賀県道157号高野守山線の交差点)から滋賀県大津市真野普門2丁目(湖西道路真野インターチェンジ)に至る一般有料道路である。滋賀県道路公社が管理している。
有料道路であるものの、琵琶湖大橋以外の取付道路区間は無料で通ることができる。
認定されている路線としては、国道1号林西交差点から国道8号野洲川大橋南交差点までが滋賀県道11号守山栗東線、栗東市出庭(滋賀県道11号守山栗東線と滋賀県道157号高野守山線の交差点)から洲本町交差点までが同じく滋賀県道11号守山栗東線、その先真野インターチェンジまでが国道477号である。
ギャラリー[編集]
周辺[編集]
橋西側(堅田側)[編集]
- JR湖西線堅田駅
- 道の駅びわ湖大橋米プラザ
- 満月寺浮御堂
- 琵琶湖西縦貫道路(湖西道路) 真野インターチェンジ
- スーパーセンターイズミヤ堅田店
- びわ湖タワー跡地
橋東側(守山側)[編集]
- 琵琶湖大橋ゴルフコース
- ピエリ守山
- 佐川美術館
- 佐川急便守山陸上競技場
脚注[編集]
- ^ Q & A(よくあるご質問)水のめぐみ館 アクア琵琶(国土交通省琵琶湖河川事務所運営)
- ^ a b c d e f “滋賀県道路公社/琵琶湖大橋有料道路”. 滋賀県道路公社. 2014年8月19日閲覧。
- ^ “琵琶湖では今までこんな耐震工事を行ってきました”. 滋賀県道路公社. 2014年8月19日閲覧。
- ^ “滋賀県道路公社/通行料・駐車場料金”. 滋賀県道路公社. 2014年8月19日閲覧。
- ^ 琵琶湖大橋、耐震補強へ 知事が有料継続を正式表明中日新聞2015年6月25日0時0分配信
- ^ 琵琶湖西縦貫道路#.E6.B9.96.E8.A5.BF.E9.81.93.E8.B7.AF
- ^ a b 法定速度で「琵琶湖周航の歌」 - 琵琶湖大橋にメロディーロード開通 - びわ湖大津経済新聞(2009年3月11日付、2011年7月17日閲覧)
関連項目[編集]
- 近畿地方の道路一覧
- 日本の一般有料道路一覧
- 琵琶湖周航の歌 - メロディーロードで採用されている曲
- 鳥人間コンテスト選手権大会 - 同大会のルールでは、この橋梁上空を通過できないため、南方限界点となっており、通過した機体は失格とされている。
- 琵琶湖汽船 - 橋の下を通過する「ぐるっとびわ湖一周クルーズ」などを営業している。
- びわ湖毎日マラソン - 1965年から1967年までの3年間、コースに含まれていた。