回数券

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

回数券(かいすうけん)とは、高頻度で利用する顧客のために、乗車券・航空券・入場券・食券・施設利用券等を何枚か一綴りにして発行する金券のことで、利用の都度支払う場合に比べ、料金が割引になっているのが一般的である。

概要[編集]

綴られた個々の券が、金券の性格を持ち、利用者は必要な時に必要な枚数を使用してサービスを受けることができる。

発行者からみると、綴った枚数分のサービス利用を見込めるという利点や、毎回金券を販売するのに比べてコストを抑えられるといった利点がある。そのため、個別の券に比べて何らかの割引やサービスをつけることが多い。また、利用促進のために有効期限が設定されている。

利用者から見ると、上述の割引を受ける利点の他、都度、券を購入しなければならないわずらわしさを解消するなどの利点がある。逆に不利な点は、有効期限が定められているため、有効期限が過ぎる前に利用しなければならないという点であるが、有効期限がない回数券も存在する。

かつては回数券と言えば、紙で1回毎に切り取り線がついたものであった。が、近年はカード式にして利便性を向上させたものも登場された。また、ICカード(主に交通機関)やETC(高速道路や有料道路)の普及もあり回数券の発行を打ち切ったり利用自体を終了した企業があらわれている。

販売例[編集]

交通機関の回数券の詳細については回数乗車券を参照。船舶の場合の回数乗船券も含む。