「当麻駅」の版間の差分

当麻駅
	駅舎（2018年4月）
	とうま; Tōma;
	◄A34 桜岡 (3.7 km) (5.6 km) 伊香牛 A37►
所在地	北海道上川郡当麻町4条東3丁目北緯43度49分32秒東経142度31分1.2秒 / 北緯43.82556度東経142.517000度座標: 北緯43度49分32秒東経142度31分1.2秒 / 北緯43.82556度東経142.517000度
駅番号	○A35
所属事業者	北海道旅客鉄道（JR北海道）
所属路線	■石北本線
キロ程	13.9 km（新旭川起点）
電報略号	トウ
駅構造	地上駅
ホーム	2面2線
乗降人員; -統計年度-	272人/日; -2014年-
開業年月日	1922年（大正11年）11月4日
備考	無人駅
	テンプレートを表示

履歴の双方向閲覧

← 古い編集新しい編集 →

削除された内容追加された内容

ビジュアルウィキテキスト

インライン

2023年11月19日 (日) 22:51時点における版

当麻駅（とうまえき）は、北海道上川郡当麻町4条東3丁目にある北海道旅客鉄道（JR北海道）石北本線の駅である。電報略号はトウ。事務管理コードは▲122503^[2]。駅番号はA35。特別快速「きたみ」と普通列車が停車する。

かつては国鉄バス当麻線の起点だったが、1984年3月末で廃止され、現在は当麻町営バスが運行している。

歴史

1922年（大正11年）11月4日：鉄道省石北線新旭川駅 - 愛別駅間開業にともない開業（一般駅）^[3]。
1927年（昭和2年）10月10日：所属路線名が石北西線に改称^[4]。
1932年（昭和7年）10月1日：新旭川駅 - 野付牛駅間を石北線と線名改称^[4]。
1949年（昭和24年）6月1日：公共企業体である日本国有鉄道に移管。
1961年（昭和36年）4月1日：所属路線が石北本線に改称^[4]。
1978年（昭和53年）12月1日：貨物取扱い廃止^[1]。
1984年（昭和59年）
- 2月1日：荷物取扱い廃止^[1]。
- 11月10日：駅員無配置駅となる^[5]。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道（JR北海道）に継承^[4]。
1988年（昭和63年）11月3日：この日までに当駅の地上設備の改良工事が行なわれ、優等列車の到達時分の短縮に寄与した^[6]。
時期不詳：CTC導入後の第2次合理化の際、簡易委託化。
1998年（平成10年）7月：駅舎内に「アグリステーションTOHMA」が開店^[7]。
2005年（平成17年）12月頃：簡易委託廃止。完全無人化。
2006年（平成18年）3月18日：特急「オホーツク」（9・10号）が季節運行化され^[8]、当駅に停車する定期優等列車がなくなる。代替として、特別快速「きたみ」が停車するようになる。
2008年（平成20年）3月16日：特急「オホーツク」（9・10号）が季節運行を終了、当駅に停車する優等列車が完全に消滅する。

駅名の由来

アイヌ語の「ト・オマ・ナイ」（沼のある谷川）が転訛したものである。

駅構造

2面2線の相対式ホームをもつ地上駅。ホーム間の移動は跨線橋を使う。

旭川駅管理の無人駅。コンクリート造りのやや大きめの駅舎を有し、旧駅務室に「アグリステーションTOHMA」が入居している^[7]。駅舎外に男女別の水洗式便所がある。

のりば


番線	路線	方向	行先
1	■石北本線	下り	上川・北見方面^[9]
1・2	■石北本線	上り	旭川方面^[9]

2番線は一部の列車のみ使用

待合室（2018年4月）
ホーム（2018年4月）
跨線橋（2018年4月）
駅名標（2018年4月）

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度	乗車人員			出典	備考
年度	年間	1日平均	JR調査	出典	備考
2016年（平成28年）			148.8	^{[JR北 1]}
2017年（平成29年）			151.0	^{[JR北 2]}
2018年（平成30年）			150.8	^{[JR北 3]}
2019年（令和元年）			145.4	^{[JR北 4]}
2020年（令和02年）			137.8	^{[JR北 5]}
2021年（令和03年）			129.0	^{[JR北 6]}

駅周辺

当麻町の中心駅。商店街や住宅等があり市街地を形成している。

国道39号
道の駅とうま
当麻町役場
旭川東警察署当麻駐在所
当麻郵便局
旭川信用金庫当麻支店
北洋銀行当麻支店
当麻農業協同組合（JA当麻）
当麻鍾乳洞
当麻スキー場
道北バス・当麻町営バス「当麻駅前」停留所

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■石北本線

□特別快速「きたみ」

旭川駅 (A28) - （下りは桜岡駅 (A34)） - 当麻駅 (A35) - 上川駅 (A43)

■普通

桜岡駅 (A34) - 当麻駅 (A35) - *~~将軍山駅 (A36)~~ - 伊香牛駅 (A37)

*~~打消線~~は廃駅

脚注

[脚注の使い方]

出典

^ ^a ^b ^c 石野哲（編）『停車場変遷大事典国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、917頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ 日本国有鉄道営業局総務課編『停車場一覧昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、244頁。doi:10.11501/1873236。https://doi.org/10.11501/1873236。2023年3月21日閲覧。
^ 「鉄道省告示第150号」『官報』第3077号、内閣印刷局、1922年11月2日、doi:10.11501/2955195、2023年1月7日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d 曽根悟（監修）著、朝日新聞出版分冊百科編集部編『週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR』 28号・釧網本線／石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。
^ “「通報」●函館本線江部乙駅ほか49駅の駅員無配置について（旅客局）”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年11月9日)
^ 『JR特急10年の歩み』弘済出版社、1997年5月15日、39頁。ISBN 4-330-45697-4。
^ ^a ^b “駅舎が八百屋さんに JR石北線当麻駅有機野菜の直売所開設”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 4. (1998年7月15日)
^ 『平成18年3月ダイヤ改正について』（PDF）（プレスリリース）北海道旅客鉄道、2005年12月22日。2010年7月23日閲覧。
^ ^a ^b “当麻｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜駅・鉄道・旅行｜JR北海道 - Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2019年12月18日閲覧。

JR北海道

^ 「石北線（新旭川・網走間）」（PDF）『線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
^ 「石北線（新旭川・網走間）」（PDF）『線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ。2018年8月19日閲覧。
^ “石北線（新旭川・網走間）” (PDF). 線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
^ “石北線（新旭川・網走間）” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区（「黄色」8線区）. 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
^ “駅別乗車人員特定日調査（平日）に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
^ “駅別乗車人員特定日調査（平日）に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。

参考文献

本久公洋『北海道鉄道駅大図鑑』北海道新聞社（2008年）

外部リンク

当麻｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

[停車場-1] 石野哲（編）『停車場変遷大事典国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、917頁。ISBN 978-4-533-02980-6。

[:0232222222-2] 日本国有鉄道営業局総務課編『停車場一覧昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、244頁。doi:10.11501/1873236。https://doi.org/10.11501/1873236。2023年3月21日閲覧。

[:1-3] 「鉄道省告示第150号」『官報』第3077号、内閣印刷局、1922年11月2日、doi:10.11501/2955195、2023年1月7日閲覧。

[sone28-4] 曽根悟（監修）著、朝日新聞出版分冊百科編集部編『週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR』 28号・釧網本線／石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。

[5] “「通報」●函館本線江部乙駅ほか49駅の駅員無配置について（旅客局）”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年11月9日)

[6] 『JR特急10年の歩み』弘済出版社、1997年5月15日、39頁。ISBN 4-330-45697-4。

[交通980715-7] “駅舎が八百屋さんに JR石北線当麻駅有機野菜の直売所開設”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 4. (1998年7月15日)

[jrhokkaido20051222-8] 『平成18年3月ダイヤ改正について』（PDF）（プレスリリース）北海道旅客鉄道、2005年12月22日。2010年7月23日閲覧。

[station.html#4520-9] “当麻｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜駅・鉄道・旅行｜JR北海道 - Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2019年12月18日閲覧。

[jrhokkaido/corporate/senku/0422-10] 「石北線（新旭川・網走間）」（PDF）『線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ。2017年12月10日閲覧。

[11] 「石北線（新旭川・網走間）」（PDF）『線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ。2018年8月19日閲覧。

[12] “石北線（新旭川・網走間）” (PDF). 線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。

[13] “石北線（新旭川・網走間）” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区（「黄色」8線区）. 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。

[14] “駅別乗車人員特定日調査（平日）に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。

[15] “駅別乗車人員特定日調査（平日）に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[JR北 1]

[JR北 2]

[JR北 3]

[JR北 4]

[JR北 5]

[JR北 6]

@@ 31行目: / 31行目: @@
 |備考= [[無人駅]]
 }}
-'''当麻駅'''（とうまえき）は、[[北海道]][[上川郡 (石狩国)|上川郡]][[当麻町]]4条東3丁目にある[[北海道旅客鉄道]]（JR北海道）[[石北本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''トウ'''。[[事務管理コード]]は▲122503<ref name=":0232222222">{{Cite book|和書 |title=停車場一覧 昭和41年3月現在 |date= |year=1966 |url=https://doi.org/10.11501/1873236 |publisher=日本国有鉄道 |language=ja |doi=10.11501/1873236 |access-date=2023-03-21 |editor=日本国有鉄道営業局総務課 |page=244}}</ref>。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング|駅番号]]は'''A35'''。特別快速「[[きたみ (列車)|きたみ]]」と普通列車が停車する。
+'''当麻駅'''（とうまえき）は、[[北海道]][[上川郡 (石狩国)|上川郡]][[当麻町]]4条東3丁目にある[[北海道旅客鉄道]]（JR北海道）[[石北本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''トウ'''。[[事務管理コード]]は▲122503<ref name=":0232222222">{{Cite book|和書 |title=停車場一覧 昭和41年3月現在 |date= |year=1966 |url=https://doi.org/10.11501/1873236 |publisher=日本国有鉄道 |language=ja |doi=10.11501/1873236 |access-date=2023-03-21 |editor=日本国有鉄道営業局総務課 |page=244}}</ref>。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅番号]]は'''A35'''。特別快速「[[きたみ (列車)|きたみ]]」と普通列車が停車する。
 かつては[[国鉄バス]][[当麻線]]の起点だったが、1984年3月末で廃止され、現在は[[当麻町営バス]]が運行している。