文房具

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ここでは文房具(ぶんぼうぐ)、文具(ぶんぐ)、: stationeryについて説明する。

概説[編集]

日本語の「文房具」というのはもともとは、「文房」つまり書斎に備えておく道具、といった意味の表現であり、いわゆる「書きもの」をするのに必要な道具[1]、オーソドックスなところでは筆記用具類(ノート類も含む)、(やペーパーナイフ)等々 を指している。文書を書いたり、(紙の)手紙を読んだり書いたりするのに必要な道具類のことである。短く言う時は「文具」と言う。

中国では「(ひつぼくしけん)」が定番の道具であり、「文房四宝(ぶんぼうしほう)」と称した。

高級品やファッショナブルな品もあり、コレクションの対象にもなる。

世にワープロが登場した直後はそれを「文房具」に含めてはいなかったが、それが定着してからは、徐々にそれも文房具の一種と見なす文筆家も増えた。その後、PCが普及しそのワープロ機能やメール機能が盛んに用いられるようになると、それも一種の文房具と見なす人も出た。ITの発達によってこうした新しい道具が使われる頻度が増したかわりに、(先進国では)伝統的な、紙類の使用を前提とした文房具のほうは使われる頻度が減る傾向にある。

ただし世界全体では、文房具の市場は拡大傾向にある[2]。世界人口は増加傾向にあり、また世界には発展途上国も多く、今まで識字率が低かったり、そもそも基本的な教育すらあまり行われていなかった地域もあり、そうした地域でも徐々にしっかりとした教育がおこなわれるようになると、(紙を前提とした、従来から用いられている文具も含めて)文具の需要が増すからである。

文房具を扱う業界を文具業界と言う。 文房具は、(先進国では)文房具店などと呼ばれる専門店や、(ショッピングセンターなどの)文具コーナー等々で販売されている。

日本のメーカーの文房具は、機能性と精密さが世界的に高く評価され、ヨーロッパや北米・南米などでも広く販売されている。

なお、学校教育の場では、「文房具」という言葉を(いわば「教室で使う道具」「勉強道具」といったニュアンスで用いて)、上記の筆記具やノート類だけでなく、児童生徒学生が学習時に使う補助的な道具まで、ざっくりと含めてしまうこともある(暗記シートなど)。

文房具の一覧[編集]

筆記具・彩色用具[編集]

筆記具
修正ペン
西洋起源のものなど
鉛筆と消しゴム
消しゴム
封筒(エアメール)
筆・墨・硯
和紙(杉原紙)
東洋の文房具

(※ これらの紙類は画具として使うこともある)

彩色道具、画具、教科「美術」の道具[編集]

教師・講師・教室用[編集]

敷物[編集]

バインダー・フォルダー類[編集]

  • バインダー
  • 二穴バインダー(二穴ホルダー)
  • 紙製フォルダー
  • プラスチック製フォルダー、「クリアファイル」

切断・裁断・穴開けの用具[編集]

はさみ

綴じ具[編集]

貼付・接着用具・しおり[編集]

接着剤
ポリビニルアルコール系のり

計算道具[編集]

そろばん

教科「算数」「数学」の道具[編集]

三角定規

押印用具[編集]

朱肉

包装[編集]

その他[編集]

輪ゴム

文具メーカー[編集]

世界全般[編集]

日本の文具メーカー[編集]

「日本のメーカー」としてまとめたが、日本に本社がある、といった程度の意味であり、販売に関してはローカルに限っておらず世界各国で行っているところも多く、各分野(各 マーケットセグメント)ごとに分析すると世界シェアで上位を占める社も多々ある。

筆記具・小物文具を主とするメーカー[編集]

事務用品を主とするメーカー[編集]

作業道具を主とするメーカー[編集]

紙製品を主とするメーカー[編集]

ノート類・帳面類
包装紙・慶弔袋・封筒類
各種専門紙類
学童向け

その他[編集]

文具チェーン[編集]


脚注[編集]

  1. ^ 広辞苑【文房具】
  2. ^ The Global Stationery Products Market
  3. ^ 株式会社壽”. 2012年6月7日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]